自分探しという墓穴

昔も希望する職業に就くことができない若者がほとんど。
それでも、大人は当然“働くもの”として
何かしらの職に就くことで、周りからも落ち着いたと認められた。

だけど今では、職に就かない若者が増えた。

昔言われた「手に職をつけろ」ではなく
選ぶ仕事に夢を持てとか、納得できることをやりなさいと
周りが間違った方向に促してしまっていることも大きな要因だね。

その結果が、職場に「自分」探しを持込む若者が増えた。。。

でも職場は、自分がどのような役割で人のために何をなせるか
人のためにどう生きられるのかを問われる場で
自分探しをする場ではない。

それに、未熟なのに「自分に合った仕事」など見つかるわけがない。
何もできない人に何かを見つけることは到底不可能だから。。。


大切なのは、自分を社会に合わせていくこと。

自分に仕事をあわせるのではなくて、世の中に自分を合わせにいけば
「自分にできること」が増えてくる。それがいつしか
「好きといえる仕事」になり、自分の居場所ができてくると
仕事全般を楽しく思えるようになってくるんだよね。


そうした間違いを教える大人・会社があまりにも少ない。

その反面、こうしたことを教えるが如く
しっかりした仕事をさせようと教育をしている会社は強い。

今日話をした企業の社長もこうした間違いを積極的に正している人で
だからこそ、その会社も破竹の勢いで伸びている。

こうした社長が増えてくれれば、強い日本を取り戻せるだろうね。


とても、良い話ができた打ち合わせだった。そして
そのお手伝いをしていかなければ！と強く想わせてもらった。
もちろん僕も、少しでも多くの人の間違いを正していきたいと想ってます。