仕事に対する責任感

オモンズが社員教育に携わらせていただいている
10数社のクライアントを見ていて思うことは

”エース店長は仕事の捉え方、責任感がしっかりしている”

ある飲食チェーンのＨ店長も素晴らしかった。

彼は転職組で、入社してすぐにあるお店の店長を任せられたんだけど
着任してから５カ月間、全店中最下位の売上だった。
会議では上司から徹底的に追い込まれ（見ていて苦しくなるほどに）
転職後の様々なストレスや会社のやり方に戸惑いながらも
従業員の前では愚痴をこぼさず、常に明るい表情で前向きな発言に努めてた。

僕は相談を受けているなかで、彼の涙ぐましい努力を見ていたし
店舗をいかに良くしていき、予算を達成するかについて
誰よりも考えいろいろなアイデアを出し、率先して動く
そして、本部への依頼も的確に行う彼のことを
上司も会社も評価して見守っていたところ・・・

６か月目にして予算をクリアし、７カ月目には売上前年対比200％という
驚異の数字を叩き出して見せてくれた。


店舗経営について真剣に考える仕事観・責任感は
オーナー店長や自営業者なら当たり前。
そうした姿勢をもっているかどうかが最も大切。

他のなにがしかに責任転嫁していたら、それこそきりがないんだけど
そこに逃げてしまったり、自分勝手に逃げ出す
会社を辞めるなどすることは、責任をとったつもりでも
それは”潔さ”ではなく、無責任以外のなにものでもない。

これをしていたのでは、その本人は全く成長しない。

人に携わる限りは、どこでも通用する人財を育て上げたいね。