おじょうのフォト日記

写真と日々の記録

キジバト (7月)

2009-07-15 12:54:25 | Weblog
早朝からキジバトが鳴く。

うちのベランダで鳴いてみたり、電線で鳴いてみたり。
最終的には「定位置」のお向かいの窓枠の上でイチャイチャしている。

↓定位置



↓かなりチュッチュする。






なんか覗いている気分になるけれど、覗いているんじゃない(笑)
居間からよく見えるところ。



当初は一般的な鳴き声がして、ふと気が付くと「定位置」で首を振って求愛行動をしていた。
最近ではまるでささやいているかのようにボボー、ボボーと相方を「定位置」に呼び、2羽で仲良く羽繕いしている。




実家の藤棚に毎年のようにキジバトが巣を作って繁殖していた。
小枝を重ねたお皿状の巣。
これが、なんか不安定なちょっと雑な感じの巣なのだ。
また、その藤棚では毎朝近所の猫が日向ぼっこをする場所でもあって
ハラハラドキドキしたものだった。

雛は必ず2羽だった。
そんな話をしたら、静岡の祖父が元気な頃教えてくれた。
戦時中に伝書鳩を飼っていたそうで、雛は必ず雌雄の2羽だったと。
キジバトは雌雄同色で区別が出来なかったけれど、毎年2羽だったことは確かだ。

我が家の藤の木が衰退した頃、今度はベランダに這わせたブドウの木に巣を作るようになった。
雨風をもろに受ける上に巣作りも上手ではなく、卵が落下することもあった。


キジバトはちょっと思い入れのある鳥。