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高知のボクシングジムMTオリーブフィットネスボクシングクラブの日記 4 月5日

2018-04-06 | Weblog
4月は新入会者が多い。ここ10日は見学の人もあわせて20組ぐらい来たと思うが、その8割は女性だ。今日新しく来た人が言っていたが、格闘技のクラブは最初来る時は緊張するらしい。確かに格闘技のジムは威圧感があるし、アウトローくさい奴が多いというイメージがある。しかしうちのクラブはアウトローやDQNというような所謂、まわりの人が遠慮したり、こわがったりするような迷惑がかかりそうな奴は入会させない。また女性がいやがったり、子供の教育上わるい暴力の話を得意がってする奴、はだかでトレーニングするような公共の場をわきまえていない奴、うちでは公共性に著しくかけてまわりに迷惑がかかる人間や暴力のにおいがした地点で退会させていただくことにしているので、女性や子供が安心してトレーニングできると思う。またうちにはいかには自分は違うという特別感を出して上から目線で教えたり、これみよがしに自慢話をするするような、世の中ではたいしたことがないような人間がたかだかボクシングができるといっても教えさせないし、こういう奴らがアドバンテージをとれるからと刑務所仲間をたよるように集まってこれるような雰囲気にはしない。ここでは一般の女性や中年が堂々と楽しくトレーニングできるような環境を提供したいと思っている。

かなり暖かくなってきた。冬場とはちがい汗をかくりょうが増えてきたので水分をこまめに補給する。特にうちでは子供は注意して、水をもってこなければトレーニングさせないようにしているが、子供は体温が高く熱中症になりやすいからだ。もうあと数週間で季節がかなりかわるが熱中症に気をつけてこまめに水分を補給することを心がけてほしい。

うちにはペットボトル理論が存在するそれはブログに書いた次の内容であるが、これはうちの精神論の一部である。
「すみませんペットボトル置きっぱなしにしてました」「このペットボトル昨日すてるのわすれてしまって」と会員の人が申し訳なさそうにそれをとって持って帰る。時々こういう光景がオリーブでは見られる。本来ならば私がペットボトルをすてるゴミ箱を用意すればいいのだが、しかし私なりにクラブのことを考えた上で水は持参してもらい、ペットボトルはきちんと自分で処分してもらうようにしている。なぜそうするかというのは小さな思いやりを大切にしたいからだ。うちの会員の人は何も言わずとも自分で持ってきたものは自分で処分してくれるし、できた人は忘れたらそれをわざわざとりに来て処分してくれるのだが、それはペットボトルをおきっぱなしにしたらごみになるとか、迷惑になる思っているみなさんの小さな思いやりの気持ちであるが、そういうちょっとした気づかいがあるかないかでクラブの雰囲気は大きく変わると思っている。心理学にブロークンウインドウズと言う理論がある。これは窓ガラスが割れると犯罪率が増えると言う理論であるが、ペットボトル理論はこの積極的版と言ってもいいだろう。クラブを汚してはいけない置いていったら迷惑がかかると言うちょっとした気遣いや思いやりの気持ちがクラブの雰囲気をよくし、安心でき信頼できるクラブをつくると思っている。でもしかし私はこのことに関しては何も言ってはいないしルールなどもうけていない。ただごみ箱を用意していないだけ、でもひとりでもそういう思いやりの気持ちがあればこういう環境ではその思いやりの気持ちが伝わりやすいであろう。よくクラブの雰囲気がいいので人選してますかと聞かれることがよくある。もちろんアウトローは入会させることはしないが、根本的に私が考えていることは、その人の中にある善の気持ちを気持ちよく引き出せるクラブにすることである。






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