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Autobianchi A112 (レストア)

朽ちかけたアウトビアンキに魂を!レストア生活のレポート

アウトビアンキ ボディーワーク計画 造形ー1

2011-05-29 21:00:34 | アウトビアンキ A112(レストア)


数十枚のアウトビアンキの顔を見比べて、早速、M隊員と矢島氏がボディーワークの下準備を行なった。

後期型のアウトビアンキのプラスチックのバンパーとフェンダーを外しても、様になるバンパーレスの顔にならない。

だからと言って、初期型の顔にしても芸が無い。
ん・・・何とも悩ましいところですね。



とりあえず、グリルを仮付けして、初期型との比較を行なう。
このグリルも複雑な曲線と角度で形成されていて、このグリルを活用してビンテージなパーツ(グリル)を造作する計画です。



早速、開口部を紙で模ってみました。
この作業はリハーサルですので、模る方法は魚拓するような方法です。
立体的な型を写す方法は、いろんな方法があるようです。
模型ならレジン成型などの方法もありますが、凹凸がある部分ですからどのように成型していくか楽しみです。

ところで矢島氏のツナギの背中のキャッチコピーが当時物で良いですね~。
CAFE REVOLUTION! 
カフェレーサーの一時代を創った当時のツナギですね~。
中高年ライダーにYahooオークションで高値入札されそうですね。

間違っても「珈琲革命」と訳さないでくださいね。笑




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アウトビアンキ ボディーワーク計画 3

2011-05-29 06:22:59 | アウトビアンキ A112(レストア)


車好きは、「これは何年式のワーゲン6Vでオーバルウインドーだ」とか「このミニマーク1はモーリスで1250ccだ」なんてちょっと見ただけでわかるようわけです。

年式や生産工場によっての違いが、個性的なカスタム化に違いが出てくるの訳ですが、更に個性的にするには造形的な作業を行ないます。
この造形的な作業を行い、より個性的でオンリーワンの車体を作り上げる作業がボディーワークなんです。



自動車に興味が無い方には、どれも同じように見える自動車の顔も、デザイナーの苦労を感じるものです。
複雑で立体的な造形は、微妙な数mmの差が大きくイメージを変えていきます。
この作業は芸術的な感性が要求されますが、我がアウトビアンキのカスタム化には立体的な造形を専門とするデザインの仕事をM隊員と、匠の技を持つ矢島氏がいますので、安心です。

この写真の初期型アウトビアンキの顔の中でも、口の部分の微妙な角度や大きさやライトのリムからの自然な曲線をどのように作っていくかが論議となりました。

我がアウトビアンキのカスタム化の注文の1つに、「メッキのライトリムを使いたい」との一言でも、単にライトリムを装着すれば良いのではなく。
装着をすることで、そのリム周りの数ミリの曲線の造作が印象を大きく変えてしまうことをM隊員も矢島氏も熟知しているのです。




さて、後期型を初期型の顔にするだけでなく、「実在しないステージ3.5」(初期型から中期型に移行する過程の試作車)なんて難しい注文に応えてくれようとしてくれるので大変な作業になる訳です。

つまり、誰が見ても違和感がない世界に1台のアウトビアンキを創っていく訳です。
本国イタリアでそのアウトビアンキを見ても、「なるほど!!」と思わせる1台ですので
ボディーワークの芸術性が求められる訳です。

単にパーツ交換だけならば、オートバックスに行けば良いんですが、世界に1台の自動車を創るのはカロッツェリアでないとできません。
この入念な打合せと手間のかかる造形作業に数ヶ月の時間がかかるでしょう。

宜しくお願いします。

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