
アンディー号のエンジンブロックもイエローの攻撃的な色に塗装されました。
矢島氏が指差す部分が詰まっていた部分でした。

エンジンブロックに先程のガスケットを合わせながら故障の原因をさらに探究していきます。

ガスケットをヘッドに合わせてみます。
M隊員の推理どおり、原因は動脈硬化と同じ様にラジエターの補習剤が目詰まりをさせて、水冷効果を低下させて、エンジンのオーバーヒートとなり、高圧ガスを吹き上がらせて、更にヘッドを歪ませた結果であろう・・という結論でした。

M隊員が指差す部分は、複合的な原因が重なりひん死の状態だったわけです。
考えるによくも動いていたものです。
ん・・・怪しいなと思ったら補習剤で一時的なケアはしても、直ぐにプロのメンテナンスをお薦めですね。
その後の雑談タイムで、アウトビアンキも製造から40~30年経過しているわけですので、そろそろエンジンのオーバーホールの時期ですよね。
名車アウトビアンキも、レストアの対象になったという訳です。
OHVのエンジンですので、早めのレストアで後20~30年は乗ることができるのです。
アウトビアンキは、これから益々価値が高まりますので、大切にしたいですね。
調子が悪いからとか、メンテナンスが難しいのでは・・と手放す方も多いですが、まずは
カロッツェリア マチオヤジマに相談することをお薦めします。
私もレストアしたアウトビアンキを長年乗っていたのですが、故障が原因で手放して後悔したことがあります。
ふだんの足としてパンダには乗ってますが、やっぱりあのアウトビアンキの感触が忘れられないですものねぇ・・・・。
そんな訳で、またアウトビアンキに乗りたいと思ったのです。
今度は一緒に歳をとっていきたいものです。





