
外したドアをチェックすると「前のレストア?」がわかります。
ボディ処理が酷いなぁ~と思います。
処理が悪いと、数年で使い物にならなくなります。

この手の「ナンチャッてレストア」で高い請求する修理工場が多いですよね。
分解修理すると、修理工場のエンジニアのテクニックがわかると矢島氏は言う。
いい加減なレストアでごまかすと使い物にならなくなるから、結果的に廃車となり名車も少なくなるよねぇ・・・。
ドア1枚でも貴重なのに!

結局、ドアは移植することになりました。
使えるパーツは移植ですが、経年劣化で使えないパーツも多いです。
まずは、パーツ探しからです。
これがレストアの楽しみ(苦しみ)です。

ネジも丁寧に交換です。
レストアの基本はネジ。
自転車のレストアでもこのネジに泣くことがあります。
プロの手際の良さに感心するばかり!
簡単そうで素人ではなかなかそうはいきません。

訪問して1時間程度で運転席側のドアの本日の作業は完了。
いやぁ~おつかれさまでした。
こうしたプロの作業を眺めて、自分の為の1台が仕上がっていくの醍醐味はなんとも言いがたいものです。
レストアの楽しみはこうした時間の流れと、交わす会話、オンリーワンの車が出来ることです。
こんなに楽しいことはないですね!
ローンでブランドを買って、見せびらかすのは私には抵抗があります。
時間をかけても自分が乗りたい1台を作り上げていく贅沢は良いですね!
私もレストアの楽しみ方がやっとわかる年代になってきたんですねぇ・・。





