6月28日(土)、我がアウトビアンキのエンジン調整も順調です。
納車されてその時点で最悪のアウトビアンキです。
酷い白煙の原因究明から解決まで1年半かかりました。
まず、原因の1つは、ウェーバーの問題です。
エマルジョンチューブが適合していないまま象着されて、ガソリンが濃すぎた・・と言うより気化しきれない状況であった訳です。
もし新品のウェーバーならば、そんなエマルジョンチューブが入っていないはずなのですが・・・疑問です。
何度も調整点検を重ねて、原因が究明でき、白煙問題は改善さらました。
ヘッドカバー周りからのオイル漏れの原因ですが、極めて初歩的なミスです。
輸入されたPBSのヘッドカバーを平面研磨すらしていないのです。
外して、平面研磨をして問題は解決です。
ほとんど、ポン付け状態ですので、某カロッェリアの作業には疑問だだらけです。
さらにガスケットがダメで作り直しました。
素材が悪くて、薄いものを使っていますので、ガスケットの役割を果たしていなかった・・・残念!
まぁ、そんな訳でヘッドカバー周辺からのオイル漏れは無くなりました。
もう1つのオイル漏れは、このネジ穴を伝わってオイルが漏れていた訳です。
この金具を取り付ける為に、開けたボルトの穴の処理が悪く、簡単に言うと穴を開けた時点で貫通してしまい、その処理もしていないのでオイルが漏れるというお粗末な作業です。
こうしたいい加減な作業をする某カロッェリアの作業は、呆れますね。
こりゃダメだと感じたのは、キャブレターにガソリンを送り込むパーツのバンジョーボルトからガソリンがボタボタと漏れていたことです。
エンジン周辺は高熱ですので、これが原因で火災になったら、命が危ないわけ、こんなガレージはダメだと思ったわけです。
白煙問題も指摘すると「レーシングだから・・・」と言う訳で、呆れますよね。
まぁ、こうしてオーナーは学んで知識を得ていくのでしょうね。
病院もガレージも同じで、良いドクターと知り合うところから、はじまるのでしょうね。
来週、アウトビアンキを引き取りに行ってきます。
いよいよ、安心して走行できそうです。
チューニング第一段は、完了に近づいてきようです。
調整作業に携わって頂いた方々に感謝をいたします。
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