![0226jpg_009 0226jpg_009](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/3d/47f056e665a37027b7e0f97896b66ed5.jpg)
実体がよく見えずに申し訳ございません(爆)。なごやには「ひつまぶし」なるうな茶のバリエーションが存在します。刻んだうなぎを使うのがミソですが、これはうなぎを割く段階でうなぎが暴れたりすると雑巾のようにズタズタになってしまったりしてそのままではとても蒲焼としては供せない。うなぎだって抵抗せずに蒲焼にされてしまうのは癪でしょうから(爆)しかたがない、そんなうなぎの切り身の利用法として考えられたのがこのひつまぶしに使われる刻んだうなぎです。あるいは小ぶりなうなぎも蒲焼としては有難がられないのでひつまぶし向けとなります。かようにうなぎは養殖とはいえ天然の産物。工業製品ではないのですから柔軟な対応が必要となります。そのあたりを商品化した名古屋のお店に私も出向きました。「蓬莱」と「以ば昇」・・・いずれも評判の老舗ではありますが、わるいけど並んでまで食するものでもありません。うなぎの味はほとんどがタレの酒醤油みりんの味、そこへ身のコクが合わさってある一定の味を醸します。
とまれひつまぶしもいまでは蒲焼に並ぶ食べ方として定着した感があります。けしてB級グルメ天国のなごやだから、ではないと思います(爆)。すでに全国区で認知されつつあるひつまぶし、今夜はそれを供します。