ゲド戦記最後の書である「帰還」から10年の時を隔てて発表された作品だそうです。呪い師ハンノキがゲドの元を訪ねるところから話は始まる。夢の中で石垣の向こうからやってくる元妻のユリの話を相談する。
その後は新旧キャラが登場して色々と語り合う。王レバンネン、テナー、テハヌー、カルカドの王女セセラク、竜の娘アイリアン、ロークの長たち。そして、竜と人の古い生い立ちが明かされ、彼方から大勢の死者がやってきて、テハヌーの前にはカレシンが現れる。やはり悲しいと感じた。
ところで、ゲド戦記外伝もそのうち手に入れようと思う。
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