奥揖斐山荘

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雑談、昔の名機? 0329

2020-03-29 12:37:52 | 雑談
昔の名機 Sansui AU-9500
2020年3月29日 No94

 私が就職した1974(昭和49)年、ステレオ(オーデォ機器)の全盛期だった。本社は東京だが私の最初の赴任地は揖斐川町、その出先、徳山村の事務所で山の測量などして働いた
 最初の夏のボーナスで何を買おうか(車かステレオか)と悩み、結果、2年月賦で総額70万円の機器を買った(私の初任給は6万3000円)。7年で転勤したが、スピーカーやアンプはデカく重たく、機器はその後結婚した嫁さんの実家(揖斐)に置いてアチコチ転勤した。記憶では、カートリッジはシュアー、プレーヤーはトーレンス、アンプは真空管のラックスマン、スピーカーはJBLのランサー101、それが私のあこがれのセットだった(買ったのは予算の関係で大分違う)
 私の山友神奈川県のIさん、45年前に買ったアンプが壊れていると話すと、直してあげるという、Iさんはドイツにも赴任したことがあるカメラ、コピー機など扱う会社のエンジニアだった人。昨年の畔ヶ丸登山時に神奈川のIさん宅に運んだ。本当は昨日の金時山の駐車場でアンプを受け取る予定であったが、コロナ騒ぎで宅急便で送ってもらった

 3台目のプレーヤーで音を確かめる、スピーカーは小型のヤマハのモニター10

☆ Iさんからのメールの内容を紹介します
  まあほんと良い音がします。最近のCDアンプでは無理です。サンスイの音作りが懐かしいです。電源コードを新品に交換したかったのですがコロナのドタバタで入手できていません。またの機会に交換します。内部の状況は特に問題ありませんでした。あまり温度が上がる使用はされていなかったようです。電解コンデンサはそれなりに容量低下してますが、まだ問題なく動作してます。ぜひレコードでご堪能ください。何か不具合があったらご連絡ください。

 私は学生時代にバンドをやったりして音質にはうるさいと思っていたが、Iさんのメールの内容は(さすがエンジニア)理解できない、コンデンサの容量低下って音質とどう関係があるのでしょう

 当時買った3モーター3ヘッドのカセットデッキ(動かないが高かったので大事に持っている)

 今日、最初に聞いた曲はフォリナーのウェイティング・フォー・ア・ガール・ライク・ユ―(カラオケで私が歌えない曲)、そして今、サイモンとガーファンクルの2枚組ベスト盤を、ブログ書きながら聞いている
 針をレコードに乗せるときの緊張、タマラナイ、40年前にタイム・スリップしている

余談:
・ELP、エマーソン、レーク、&パーマーが日本公演(展覧会の絵など)に来たとき、持ってきた機材リストの中にサンスイAU-9500とあった、何に使ったかはわからない
・サンスイのステレオ(セット)は、とてもデザインがよく、女優:浅丘ルリ子が宣伝していたのを覚えている
・45年前はエアチェック(今は死語?)がはやった。FM専用のアンテナを屋根の上に立て、2(ツー)トラ38(サンパチ)などで録音、今も600本ほどカセットテープが残っている

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