山小屋の値段(雑談)
2021年 3月29日(月)
山仲間からのラインで今年もアルプス山小屋の宿泊費、テント場の値段が上がるとかの情報。昨年もコロナ禍対策で宿泊者を減らすことで登山者から割増し料金を取る小屋があった。登山道、トイレ整備などでお金もかかるでしょうが、殿様(百名山の小屋等)商売の小屋へは値段上げても客が行く
北アルプスのその年の小屋の値段は、リーダー的小屋が決めるのだという。寡占経済という用語を聞いたことがある。価格上昇と品質低下、値段だけ上げ、缶詰より不味い料理を出す小屋(閉館日の南アの某小屋etc)もある
山の楽しみは人それぞれだが、なんで高いお金を払って小屋で食事をしてまで山に登るのだろう。私は、奥揖斐にテントと食料をもって、門入の不動山、美濃俣丸、大河内山などのんびりと登ったらどうだろう、昨年の烏帽子山のように敗退しても楽しい、簡単な山ではないのだから
北アルプスの雄大さに比べたら、奥揖斐なんてという人は、一層のこと北海道まで飛んでいけばいい、小屋も食料のない、人気(ひとけ)の少ない日高の山。2019年9月のブログ「ペテガリ岳」にも書いたが、私はそんな登山が「本来の山登り」と思いますが、皆さま、如何でしょう
ペテガリ山頂から日高の山山(2019年9月)
ヤオロマップ手前から1839峰
大笠山手前から笈ヶ岳方面(2019年5月)
笈ヶ岳へのヤブ
☆ どうでしょう
・奥揖斐(門入など)でしたら、どこでもテント張れます(5月中旬以降がお薦め)。ただし、魚類保護区です魚釣りは控えましょう
・日高の山=札内ヒュッテ(2019年は使用不可)、神威山荘、ペテガリ山荘は無料(協力費千円は払いました)
・大笠山の山頂小屋、神鳩、三の峰小屋も無料・・・少人数でしたら、避難小屋泊登山も良いと思いますが如何でしょう
☆ 3/30追加
2017年7月に南アの横窪沢小屋~聖平小屋~百間洞山の小屋~椹島ロッジに泊った。横窪沢小屋は営業開始日の前々日だったので無料(協力費1000円は払った)で泊れた。準備の為か管理人もいて、電灯も綺麗なトイレも使わせてもらい、小屋内で自炊した
翌日、茶臼小屋を通過、小屋内を見るとにザックがいくつか置いてあった。ザックの所有者はきっとアタックザックにて光岳往復したのだろう。夜は聖平小屋、営業前でここも素泊まり(別小屋)無料、本館は夕食を注文した者が泊った。前年の残った缶ビールが半額で買えた(笑い)、炊事は屋外(横窪・茶臼小屋は2020年はコロナで営業なし・問い合わせは現在「井川観光協会」、百間洞山の小屋~椹島ロッジは「東海フォレスト」)
☆ おまけ(能郷白山の花)
No189春~夏の花、No190(続)春~夏の花特集がなかなか好評? で、本巣市観光協会から頂いた冊子で能郷白山に咲く花をご紹介します
★ 春から初夏の花
ノウゴウイチゴ=花は5月、実は6末~7初、見つけたら幸運
イワウチワ4月上旬、カタクリ4~6月、ショウジョウバカマ4~5月、オオバキスミレ5月、ユキザサ5~6月、実は10月、イワカガミ6月、イワナシ5月、キジムシロ5月、エンレイソウ5月、チゴユリ5月、サンカヨウ5~6月、ムラサキヤシオ5月
ザゼンソウを5月に山頂付近で見たことがあります
写真は鉢伏山(2016.3.16)
★ 初夏の花
オオバミゾホウズキ6月、サラサドウダン6月、マイズルソウ6月、オオカメノキ5月、実は7月、ナナカマド6月、赤い実は9月、ヤグルマソウ6~7月、カラマツソウ6~7月、イブキトラノオ7月、ナナコユリ6~7月、コガイケイソウ6~7月、ノアザミ6~7月 夏から秋の花は省略
・能郷白山の小冊子、本巣道の駅に置いてありました
他に、本巣市観光協会「本巣の山」から他の山の花などを紹介
文殊山(権現山345m~裕向山374m)=4月にはイワカガミも見られる
大茂山453m=近くにハリヨ湯の古公園がある
倉見山927m=うすずみ温泉駐車地を利用して登ります、春の新緑、秋の紅葉がが美しい
岩岳999m=胸突き八丁の急登を過ぎると4月中下旬にイワウチワの群落が見られる
大白木山1234m=4月にシャクナゲ、越波側にはシャクナゲが
★ → 泊まりの山に行けない方達、今年は能郷白山やその周辺の花に挑戦しませんか?