詩『言葉の街から』 対話シリーズ
6220
穏やかな日々が理想でも
シームレスの急な切れ目もあって
うつうつと苦しむことがあり
6221
家族や会社などで
急に歯車が
微かに異音を立て始めることもある
6222
それは幻視、幻聴ではなくて
背後では 人人人
確かに電磁波によるやり取りもなされている
6223
この人つながりの世界で
普段着で生きて歩くとき
別に戦士というほどのことはなく
6224
経済生活が厳しいから 切り詰めている 買い控えしている
背後には いつもは気にしていない
〈社会〉へ無意識の火花を散らしている
6220
穏やかな日々が理想でも
シームレスの急な切れ目もあって
うつうつと苦しむことがあり
6221
家族や会社などで
急に歯車が
微かに異音を立て始めることもある
6222
それは幻視、幻聴ではなくて
背後では 人人人
確かに電磁波によるやり取りもなされている
6223
この人つながりの世界で
普段着で生きて歩くとき
別に戦士というほどのことはなく
6224
経済生活が厳しいから 切り詰めている 買い控えしている
背後には いつもは気にしていない
〈社会〉へ無意識の火花を散らしている