詩『言葉の街から』 対話シリーズ
3562
みどりが生、黒が死とすれば
みどりに傾く
というのも無理はないか
3563
確かに生と死が同重量
ってことは
普通はないよなあ
3564
生と死の意識の度合は
生涯波打ち
変位していく それでも生
3565
ひとりの内 色意識も
肌年齢のよう
いろいろ揺れて泡立つ
3562
みどりが生、黒が死とすれば
みどりに傾く
というのも無理はないか
3563
確かに生と死が同重量
ってことは
普通はないよなあ
3564
生と死の意識の度合は
生涯波打ち
変位していく それでも生
3565
ひとりの内 色意識も
肌年齢のよう
いろいろ揺れて泡立つ