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詩『言葉の街から』 対話シリーズ 2685-2688

2021年12月15日 | 詩『言葉の街から』
詩『言葉の街から』 対話シリーズ



2685
泣き疲れて眠りに落ちた
小さい子の
夜は平静が覆(おお)っている



2686
内側には内のドラマの
発火・燃焼・収束
を今日も踏んできた



2687
止むに止まれぬ峠を越えて
幕が上がる
語り手も登場人物たちもいない



2688
小さい子の内のイメージ流
向き合う一人の内で
日々ドラマを反復している