詩『言葉の街から』 対話シリーズ
2685
泣き疲れて眠りに落ちた
小さい子の
夜は平静が覆(おお)っている
2686
内側には内のドラマの
発火・燃焼・収束
を今日も踏んできた
2687
止むに止まれぬ峠を越えて
幕が上がる
語り手も登場人物たちもいない
2688
小さい子の内のイメージ流
向き合う一人の内で
日々ドラマを反復している
2685
泣き疲れて眠りに落ちた
小さい子の
夜は平静が覆(おお)っている
2686
内側には内のドラマの
発火・燃焼・収束
を今日も踏んできた
2687
止むに止まれぬ峠を越えて
幕が上がる
語り手も登場人物たちもいない
2688
小さい子の内のイメージ流
向き合う一人の内で
日々ドラマを反復している