詩『言葉の街から』 対話シリーズ
2677
あんまり振り向く者のいない静かな夜
一滴(ひとしずく)が
水面にゆっくりと落ちる
2678
(しずくがおちてゆく)
音もなく
波紋が広がっていく
2679
(しずくの はもんの)
ゆっくりと
もとの水面に戻っていく
2680
(もとのすいめん? しずかな)
何のドラマも
起こらなかった(ようにそれは見えるなあ)
2677
あんまり振り向く者のいない静かな夜
一滴(ひとしずく)が
水面にゆっくりと落ちる
2678
(しずくがおちてゆく)
音もなく
波紋が広がっていく
2679
(しずくの はもんの)
ゆっくりと
もとの水面に戻っていく
2680
(もとのすいめん? しずかな)
何のドラマも
起こらなかった(ようにそれは見えるなあ)