詩『言葉の街から』 対話シリーズ
2750
言葉たちの中に優しく溺れる
こともなく
縁のようになっている所に立つ
2751
出会う見る交わる感じる言葉
の肌合いには
言葉で分離しがたい微妙なところがある
2752
誰もが足抜けできない渦中から
どんな言葉も
いずれかの場所に立つほかない
2753
時間の深みから微かに舞い上がって
風が出てきた
匂いがする 感じがする さてと
2750
言葉たちの中に優しく溺れる
こともなく
縁のようになっている所に立つ
2751
出会う見る交わる感じる言葉
の肌合いには
言葉で分離しがたい微妙なところがある
2752
誰もが足抜けできない渦中から
どんな言葉も
いずれかの場所に立つほかない
2753
時間の深みから微かに舞い上がって
風が出てきた
匂いがする 感じがする さてと