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詩『言葉の街から』 対話シリーズ 2750-2753

2021年12月30日 | 詩『言葉の街から』
詩『言葉の街から』 対話シリーズ



2750
言葉たちの中に優しく溺れる
こともなく
縁のようになっている所に立つ



2751
出会う見る交わる感じる言葉
の肌合いには
言葉で分離しがたい微妙なところがある



2752
誰もが足抜けできない渦中から
どんな言葉も
いずれかの場所に立つほかない



2753
時間の深みから微かに舞い上がって
風が出てきた
匂いがする 感じがする さてと