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詩『言葉の街から』 対話シリーズ 2705-2708

2021年12月20日 | 詩『言葉の街から』
詩『言葉の街から』 対話シリーズ



2705
たしかに通りすぎてきた
極微の
時間や空間が存在している



2706
(これは病的か?)いやいや
誰もが持っている
時代の自然と社会の深度は同じだ



2707
人は個性の肌を持つ視線から
深められた時代の
自然や社会の深度の窓からものを見る



2708
ふと心の匂いを感じて
肌感覚が
流れる時誰もが〈そこ〉にいる