詩『言葉の街から』 対話シリーズ
2705
たしかに通りすぎてきた
極微の
時間や空間が存在している
2706
(これは病的か?)いやいや
誰もが持っている
時代の自然と社会の深度は同じだ
2707
人は個性の肌を持つ視線から
深められた時代の
自然や社会の深度の窓からものを見る
2708
ふと心の匂いを感じて
肌感覚が
流れる時誰もが〈そこ〉にいる
2705
たしかに通りすぎてきた
極微の
時間や空間が存在している
2706
(これは病的か?)いやいや
誰もが持っている
時代の自然と社会の深度は同じだ
2707
人は個性の肌を持つ視線から
深められた時代の
自然や社会の深度の窓からものを見る
2708
ふと心の匂いを感じて
肌感覚が
流れる時誰もが〈そこ〉にいる