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詩『言葉の街から』 対話シリーズ 1397-1400

2021年01月25日 | 詩『言葉の街から』
詩『言葉の街から』 対話シリーズ



1397
心にも言葉にも軌跡がある
A→Bには
瞬時に押し寄せた無数がある



1398
ひとつの選択には
ひっそりと
別れの心や言葉たちが佇んでいる



1399
それは仕方のないこと
とうつむいて
静かに背を向けていく人がいる



1400
二人の出会いには
気づかれない
誰かの悲しみのしずくが滲(し)みている