詩『言葉の街から』 対話シリーズ
1390
わからなさの深みではなく
表層で
世界は揺れぶつかり反発し合っている
1391
読点、読点、とおてんとおてん
重ねても
世界の靄(もや)は二手に分かれていかない
1392
句点が打てない所では
(ふうん どうかな)
と立ち止まりまた進んでいく
1393
例えばUFOと宇宙人に会ったと言う
木村さん
ぼくは(ふうん)と読み過ぎていくさ
註.『奇跡のリンゴ』の木村さん
1390
わからなさの深みではなく
表層で
世界は揺れぶつかり反発し合っている
1391
読点、読点、とおてんとおてん
重ねても
世界の靄(もや)は二手に分かれていかない
1392
句点が打てない所では
(ふうん どうかな)
と立ち止まりまた進んでいく
1393
例えばUFOと宇宙人に会ったと言う
木村さん
ぼくは(ふうん)と読み過ぎていくさ
註.『奇跡のリンゴ』の木村さん