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詩『言葉の街から』 対話シリーズ 1390-1393

2021年01月23日 | 詩『言葉の街から』
詩『言葉の街から』 対話シリーズ



1390
わからなさの深みではなく
表層で
世界は揺れぶつかり反発し合っている



1391
読点、読点、とおてんとおてん
重ねても
世界の靄(もや)は二手に分かれていかない



1392
句点が打てない所では
(ふうん どうかな)
と立ち止まりまた進んでいく



1393
例えばUFOと宇宙人に会ったと言う
木村さん
ぼくは(ふうん)と読み過ぎていくさ

註.『奇跡のリンゴ』の木村さん