詩『言葉の街から』 対話シリーズ
1365
純水の中を潜行する
直前の
先行者はいない 水が冷たいな
1366
言葉も何も溶けてしまって
純水の中
底流している気配がある
1367
微かに匂う味する
響きがある
イメージ野が鼓動している
1368
遠い山間から立ち上る
煙のように
人の匂いが漂っている
1365
純水の中を潜行する
直前の
先行者はいない 水が冷たいな
1366
言葉も何も溶けてしまって
純水の中
底流している気配がある
1367
微かに匂う味する
響きがある
イメージ野が鼓動している
1368
遠い山間から立ち上る
煙のように
人の匂いが漂っている