〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

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20180430 日本一小さい山脈の山〔▲櫛形山〕緑の風吹くブナ林と飯豊連峰~▲二王子岳の展望が魅力

2018-04-30 | 〔2018信越エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

今日は、少し天候が下り坂の印象である。

[道の駅「胎内」にいたダチョウの子ども?]

 

登る山としては、日本一小さい山脈としての櫛形山脈の主峰▲櫛形山を予定している。

本来的には山脈縦走が望まれるところであるが、もうその体力が無い感じである。

ちょうど昨日が山開きの日に当たり、山の人出が嫌で敢えて今日に延ばしていたものである。

[右側付近にある▲櫛形山を周回する予定である]

 

[登山口付近]

 

[ここも森林浴にもってこいの新緑が広がっていた]

 

[ずっと登山道沿いにチゴユリが見られた]

 

[ツツジも少し咲き出していた]

 

[ちょうど新緑の季節]

 

[急な坂を登ると、日本海側の展望が開けた]

 

縦走コースとして知られているだけに、トレラン姿のランナーも見られた。

[気さくにいろんな話してもらった夫婦の登山者]

 

[ツバキも未だに健在である]

 

[ヤマザクラが見られた]

 

山頂が近づくと、その豊富なブナ林に驚かされる。

[この山も素晴らしいブナ林に覆われている]

 

しばらく、ブナ林の撮影をしていた。

[ブナ林を撮影するには、こういう天気で十分である]

 

[緑色のベールに包まれたような気がする]

 

[枝振りの良いブナ林の撮影にはもってこいである]

 

[ブナ林の密集や枝振りが素晴らしい]

 

ブナ林を抜けると、▲櫛形山の頂上に到着し、飯豊連峰側の展望が開けた。

[▲櫛形山の頂上に到着した]

 

[左側に飯豊連峰と右側に▲二王子岳を展望する]

 

[▲二王子岳]

 

[飯豊連峰の全体像を展望する]

 

[飯豊連峰の最高峰▲大日岳]

 

[▲杁差岳もやや角度を変えての展望となる]

 

いろんな話してもらった地元の夫婦ともここでお別れし、奥の周回コースで下山することにした。

[奥にもブナ林が立ち並ぶ]

 

[ブナ林の根元にはイワカガミが群生していた]

 

[白いイワカガミを発見]

 

ここから▲大峰山への縦走路も有るようだ。

[ヤマザクラが咲いていた▲大峰山方面]

 

[ブナ林を次第に下っていく]

 

[チゴユリは、ずっと咲いていた]

 

下山後は、明日予定にしている山形県境の山▲日本国のある新潟県村上市まで走った。

[山麓から見た▲櫛形山方面]

 

夕食後は、村上市の道の駅「朝日まほろば温泉」で入浴し、そのまま車中泊にしました。


20180429 飯豊連峰~▲二王子岳を展望する〔▲高坪山〕稜線は豊富なブナ林と多種の花類が魅力

2018-04-29 | 〔2018信越エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

今日は、昨日の▲二王子岳登山の疲れが残る中、飯豊連峰~▲二王子岳を展望出来る小さな里山▲高坪山に向かった。

昨日から大型連休の始まりと言うことで、朝早くから国道7号線を走るクルマは多いようだ。

天候は昨日よりも安定し、春霞もやや少ないように思う。

[駐車場付近から見上げた▲高坪山]

 

[虚空蔵コースから登って蔵王コースで下山する予定]

 

駐車場にも沢山の花が咲いていた。

[珍しく白いスミレが有った]

 

[杉林の中を進んでいく]

 

[コースの分岐点で虚空蔵コースで登り出した]

 

[いかにも里山らしき木段を登って行く]

 

[白いイカリソウ出現]

 

[シキミソウかな?]

 

[山里越しに日本海が見えてきた]

 

標高を上げると、ここでもブナ林が出てきた。

[ブナ林に入ると、急に気温が下がるほど涼しい

 

[ここのブナ林もいい雰囲気である]

 

[ブナ林五重奏の響きが聞こえる]

 

[ブナ林にしては陽が照りすぎているが…]

 

[ツバキの赤も健在である]

 

[ブナ林繁る虚空蔵峰に到着した]

 

[汗が一気に引く感じである]

 

[小鳥もしばし森林浴に浸る]

 

[▲高坪山の山頂方面だろうか]

 

[まだまだブナ林は続く]

 

[ショウジョウバカマもがんばる]

 

[オオカメノキの白い花があちこちに咲いていた]

 

[いい感じのブナ]

 

[無言で森林浴に浸る年配者]

 

[イワウチワも何とか残っていた]

 

[太いブナもある]

 

ブナ林を抜けると一気に展望が開けて、残雪の飯豊連峰~▲二王子岳が見渡せる飯豊連峰見晴台に到着した。

[ここは開けて展望が良いが、日陰がないのがたまに傷である]

 

[昨日登っていた▲二王子岳、雪が解けている所が山頂付近]

 

[▲二王子岳の山頂付近をズームアップ]

 

[左側には、飯豊連峰北端の▲杁差岳が大きく見える]

 

[杁差岳の雪形は、エブリ(農工具)爺とも、二頭の鮭の頭とも人各々の見方だ]

 

[雪形はいろんな想像を掻き立てる]

 

[最高峰の▲大日岳方面だろうか?]

 

[北西側から見た飯豊連峰の全体像]

 

ここで撮影していると、だんだん登山者が増えてきた。

ちょうど昼食の時間になり、地元の数名の人と山談義で弾んだ。

[北西側から見ているだけに、▲杁差岳が大きく見える]

 

[飯豊連峰と対峙する▲二王子岳もでっかい]

 

[タムシバの花が爽やかである]

 

その後、再びブナ林に入った。

ブナ林の突き当たりに▲高坪山の山頂があった。

山頂は、奥に日本海側の展望が有るだけで、樹林に覆われている。

暑い時の休憩には、もってこいである。

[▲高坪山の山頂標識]

 

[▲高坪山の山頂付近のパノラマ]

 

[日本海に浮かぶ油田精製施設らしい]

 

[登山者の休憩をお地蔵さまが見守っている]

 

[下山は、蔵王コース方面]

 

[ここにもブナ林でいっぱいである]

 

[半分以上田植が終わった新潟の米処を見下ろす]

 

[イカリソウの軍団の襲来だ]

 

山の展望は一ヶ所だけであったが、全体的にブナ林におおわれ、沢山の種類の花も見られる、いい感じの里山であったと思う。

下山後は、胎内市の道の駅に隣接するクアハウス胎内(¥510)で入浴し、そのまま車中泊にしました。


20180428 今回の最難関〔▲二王子岳〕残雪を踏みしめて、思い出深い飯豊連峰の展望台へ到達

2018-04-28 | 〔2018信越エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

昨日の▲宝珠山登山で出会った地元の年配者に勧められた事と、途中で登山案内看板を目にした事が重なって、朝方になって今日の山を▲二王子岳に変更した。

ただ今朝は、やや春霞がかかっていた。

地元に人気のある山だけに、登山者は多いかもしれないと思いながら登山道に向かった。

予想通りに駐車場はほぼ満杯の状態だった。

時間がかかるだけに、ほとんどの登山者は早朝出発していたようだ。

[所狭しと駐車場は満杯の状態]

 

[▲二王子岳の登山口]

 

残雪多い山だけにスパイク長靴で登りたいところであったが、距離が長いだけに歩きが不安なので登山靴で出発した。

[足元にはスミレが多い]

 

[新緑が眩しい登山道]

 

[立派なブナ林で登山道が支えられている]

 

[この辺りは、全く里山と同じ新緑である]

 

一合目、二合目までが案外長く、汗だくになった。

[何と早くも降りてくる長靴の年配者に状況を聞いた]

 

[ブナ林の根元にはイワウチワが散らばる]

 

三合目にある避難小屋が見えてきた途端に、周囲の状況が一変し残雪豊富な山に変わった。

[残雪の中に立つ三合目の避難小屋]

 

入山者が多いだけに、雪山でも踏みあとはしっかりと付けられていて心強く、あとは体力だけである。

[登山道の踏みあとは十分であり、あとは体力勝負である]

 

[根元は残雪でも、木々は新緑が眩しい]

 

 

[三合目付近で、積雪2~3m位だろうか?]

 

この辺りから、ボツボツ早くも降りてくる下山者と合い出した。

[早くも降りてくる元気な山ガールもいた]

 

[これからは、ずっと残雪の登りが続くらしい]

 

六合目辺りで、やっと先発者を捉えた。

[かなり疲れた様子の先発者とその後に合流]

 

[前方には、残雪の急斜面を上がるパーティーが見えた]

 

[周囲の状況から、だんだんと高度を上げているのが分かる]

 

[何とか山頂方面が見えてきた]

 

[そろそろ残雪にクラックが入り出した所も有った]

 

[いよいよ雪山って感じである]

 

[今度は先行のパーティーを捉えた]

 

[あれが山頂にある避難小屋のようだ]

 

[ここまで来れば、後は何とか成りそうである]

 

[元気に走って降りてくるアイゼンの若者もいた]

 

九合目付近になると、夏道登山道が所々で現れて来た。

[残雪から登山道に降りる所がもう空洞化して危ない]

 

[なかなか普段では見えない風景である]

 

[これぞ雪山の世界です]

 

雪解けの進んだ所からは、小さな花々が見られるようになった。

[定番のショウジョウバカマ]

 

[名前は不詳ですが、小さな花が見られるようになった山頂付近]

 

そうして、思い出深い飯豊連峰が前面に見られるようになった。

[右側の真っ白いのが、最高峰の▲大日岳のようです]

 

若い時に重いテントを担いで北の大石ダムから南の川入まで全山縦走した、思い出深い飯豊連峰が見えてきた。

[左側に▲北俣岳が見えてきた]

 

[山頂に立つ避難小屋]

 

[最高峰の▲大日岳は真っ白だ]

 

[山頂手前でのパノラマ]

 

そうして、ようやく▲二王子岳の山頂に到着した。

[残雪豊富な飯豊連峰を前面に、▲二王子岳の頂上に到着した]

 

[山頂に据えられた、展望案内盤]

 

[▲二王子岳の頂上からのパノラマ]

 

[満足感いっぱいで、飯豊連峰を見ながら昼食を取るパーティー軍団]

 

[▲北俣岳周辺の残雪模様]

 

[山頂から見える残雪の飯豊連峰]

 

[山頂から見たパノラマ、午後からガスが出たり引いたりになった]

 

[思い出深い飯豊連峰の縦走は7月下旬の梅雨明けだった]

 

[そろそろ最後の一コマを撮って下山にかかろう!]

 

今日も13時半過ぎ、最後の下山者となった。

[見飽きない雪山の眺め]

 

[帰りは登山靴で滑りながらの下山になった]

 

[雪がシャーベット状態で、登山靴がベチョベチョになった]

 

下山中に、重荷の単独登山者二人とすれ違った。

避難小屋で泊まって朝日を見るという、全く羨ましい計画らしい。

[四合目付近での芽吹きの新緑が目についた]

 

[ブナ林に散らばるイワウチワが可愛い]

 

無事下山後は、ほとんどクルマがもう無かった。

[帰り道から見上げた▲二王子岳方面]

 

[入浴する「あやめの湯」近くから見た▲二王子岳方面]

 

その後は、新発田市の「あやめの湯」で入浴し、道の駅「加古川」で連泊の車中泊にしました。


20180427 ゴールデンウィークを静かに過ごせる山の第一弾〔▲宝珠山〕ブナ林で森林浴の里山

2018-04-27 | 〔2018信越エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

昨日は久々の山歩きであったので、疲れが出たのかクルマでも良く眠った。

そろそろゴールデンウィーク前半に入って行くので、人出を避けた山行を計画する。

地域としては、新潟県新発田市以北の里山を中心に選定したいと思っている。

とりあえず今日は▲宝珠山に決め、登山口へ向かった。

ここ湯之谷からはかなりの距離があり、出発が遅くなってしまった。

しかもガイド本の登山口が工事中で立ち入り禁止の為、現地で見つけたルートから登ることにした。

[登山道との表示はあったが、凄い急登で汗だくになった]

 

[日本海方面が望めた]

 

とにかく、赤松山までが急登だった。

[やっと赤松山に到着した、ここでガイド本のルートと合流である]

 

赤松山で一服していると、下山者が一人降りてきて雑談した。

この方も同じ登山口から登ったらしい。

この辺りの山では、ぜひ▲二王子岳に登るように勧められた。

▲二王子岳は、一応計画には入れているが、今の時期は残雪が多く距離がある難関である。

咲き出したミツバツツジのピンク色がよく目立つ。

[立派なアカマツに真っ赤なツバキもよく合う]

 

途中からは、ブナ林も見られるようになった。

[ブナのある登山道は、しっとりと落ち着く]

 

[ブナ林に囲まれ涼しい]

 

[ブナ林の根元にはイワウチワも咲き出した]

 

[阿賀野川の奥に見える山は、▲弥彦山だろうか?]

 

[こちらは、標高からして▲大蔵山や▲菅名岳だろうか?]

 

[奥に見える山は、五頭連山の最高峰▲菱ヶ岳のようだ]

 

[会越国境の山々が見える]

 

しばらくブナ林の登山道のアップダウンが続く。

[中腹に見えている岩場が▲宝珠山の頂上のようだ]

 

[奥に見える岩場には、▲宝珠山の山頂標識らしきものも有るようだ]

 

[▲大蔵山や▲菅名岳が立派に見える]

 

[こちらは、福島県側の山々が見え出したようだ]

 

[足元にはスミレが散らばる]

 

ようやく、▲宝珠山の頂上に到着した。

[狭い岩場の▲宝珠山の頂上、奥に見えるは福島県側の山々]

 

[▲宝珠山の頂上からのパノラマ、前面に大きく▲菱ヶ岳]

 

[▲宝珠山の頂上から福島県側~▲大蔵山や▲菅名岳方面のパノラマ]

 

[▲菱ヶ岳までの縦走路も有るようだ]

 

[岩場の▲宝珠山の頂上から、福島県側の山々を望む]

 

[奥の▲菱ヶ岳方面には、まだ残雪があるようだ]

 

[新潟平野方面、奥に見える山は▲弥彦山と▲角田山だろう]

 

[阿賀野川の流れが見える新潟平野方面]

 

 

下山後は、近くにある宝珠温泉「宝珠荘」で入浴(17時以降¥300)し、道の駅加古川で車中泊にしました。

なお道の駅に向かう途中で、▲二王子岳登山口への案内看板があり、明日登りたい衝動にかられてきました。


20180426PM 南魚沼の早春を彩る赤白黄色の競演〔▲坂戸山〕越後の花の名山、面目躍如

2018-04-26 | 〔2018信越エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

午後から金倉山駐車場を出発して、再び南魚沼市の誇る花の里山▲坂戸山へと向かった。

[林道沿いにもカタクリが咲き出していた]

 

[残雪の越後の山▲八海山が近づいてきた]

 

午後からの出発となったので、久々の好天にも関わらず人出は少なく、ゆっくり薬師尾根から登ることにした。

[▲坂戸山周辺の案内図]

 

[赤いツバキが鈴なり]

 

[こちらは、ミツバツツジも咲き出した]

 

[標高が上がると、ちょうどタムシバが満開である]

 

[残雪の山をバックに映えるツツジ]

 

[青空に舞う純白のタムシバ]

 

[生まれたばかりの純白のタムシバ]

 

尾根筋の右側には、▲金城山の岩峰が見えてきた。

[昨年の秋に登った▲金城山]

 

[白さが際立つタムシバ]

 

[タムシバと対照的に赤いミツバツツジ]

 

[ツルキンバイかキジムシロか?]

 

[楕円形の葉を見ると、ミツバツチグリかもしれない?]

 

案外急な尾根筋を登っていくと、▲坂戸山頂上に到着した。

[岩峰▲八海山をバックに従えた▲坂戸山の頂上]

 

[▲坂戸山の頂上には、ショウジョウバカマやカタクリが咲き乱れていた]

 

とにかく足元はカタクリの群落が凄い。

そして上空には、白いタムシバの軍団が舞い踊っていた。

[この山のカタクリの群落も凄い]

 

[夕陽に透けてるカタクリ]

 

[ここのカタクリは真上から太陽を浴びっぱなしである]

 

それにしても新潟県のカタクリ山は凄い。

短い早春の期間に爆発させている感じである。

カタクリに関しては、4/10に登った近くの▲六万騎山と双璧である。

[何とかナシ?、名前を忘れました?]

 

[米処の魚沼を見下ろす]

 

山頂の奥の尾根筋は、純白のタムシバが凄いことになっていました。

[稜線に咲き乱れるタムシバの軍団]

 

[目立たないが、イワカガミも有りました]

 

今の時期の▲坂戸山は、赤・白・黄色と本当に色鮮やかである。

[キジムシロかミツバツチグリか?]

 

[妖艶なるタムシバの舞いといったところである]

 

[純白の花が鈴なりだ]

 

この山は、展望も一級品である。

[▲坂戸山の頂上付近からのパノラマ]

 

[ここまで咲いていると写真が撮りづらい]

 

[夕陽を受けて凄みを感じさせるが、撮影に馴染まない感じである]

 

[これだけ咲いていると、もう可憐さの微塵もない]

 

[最後には、ひっそりとしたイカリソウも見られた]

 

今の時期の▲坂戸山は、タムシバとカタクリの群落がとにかく凄かった。

花を堪能し下山後は、この付近では行きつけになっているさくり温泉健康館で夕食と入浴を済ませ、小出の道の駅「ゆのたに」で車中泊にしました。