今日は朝方に小松市の木場潟千本桜公園に向かった。
ここは、昨年の同時期にも訪れた公園で、サクラは七部咲きといったとこであった。
ただし、昨日と同様に春霞で景色は白っぽく、残念ながら残雪の山々は見れなかった。
[昨年も来た、木場潟の千本桜を遠望]
[千本桜の園地]
[朝からウォーキングやサイクリングの人たちが多い]
[サクラは七分咲きといったところでした]
[日が射してくると鮮やかさが出てくる]
[ここは、水辺もいい感じである]
サクラの状況を見てから、石川県の能登半島の付け根にある、能登最高峰の里山▲宝達山を目指した。
[山麓から見上げた▲宝達山、電波塔が林立する山頂まで車道が通っている]
その車道の途中にある「こぶしの路」とある登山口から登ることにした。
[今の時期にピッタリの登山道のようです]
[雪解けした所からはショウジョウバカマが散らばっていた]
[純白のキクサキイチゲも咲き出していた]
[能登らしいツバキの登山道を進む]
[まだやや寂しいが、コブシも咲き出していた]
一旦、車道に交差して、再び登山道を登って行く。
標高500mを越える辺りからは、残雪が出てきた。
[暖かくシャーベット状の残雪を進む]
[踏み跡を頼りに残雪を進む]
最後の山頂手前で踏み跡も無くなり、シャーベット状の残雪が滑りそうなので、無理やり車道まで藪の中をかけ上がった。
[何とか車道が近くにあって助かった]
こうして最後は車道を歩いて、▲宝達山頂上に到着した。
[▲宝達山は、能登最高峰の一等三角点]
今日も春霞みが無ければ、大展望が期待できたのだが、残念だった。
[山頂からの展望案内板]
[肉眼でもほとんど残雪の立山連峰は見えなかった]
[▲宝達山頂上のパノラマ、誰にも会うことはなかった]
山頂付近には不思議にも立派なブナ林帯が残されていた。
[自然のブナ林と人工の電波ドームのアンバランス]
[なかなか立派なブナ林]
遊歩道があるようだが、まだ残雪があって歩けそうもなかった。
[こんな巨木のブナもあった]
[山頂付近からは能登ドライブウェイ方面が見下ろせた]
[山頂付近に林立する電波塔がズラリ]
少し下ると、山の竜宮城という展望台があった。
[日本海側が見下ろせた]
その後は、少し下った所にある、夫婦池を見学に行った。
[雄池に到着、魚釣りが出来るらしい]
[雄池をパノラマで見る]
[まだ残雪があって、雌池方面へは行けなかった]
駐車場には7~8台のクルマがあったが、結局出会ったのは下山者ばかりで、山頂付近では観光のクルマ2~3台を見ただけだった。
風が冷たく寒いので、そろそろ下山することにした。
[ヤマザクラが咲き出していた]
[低木のキンキマメザクラとの標識があった]
[この木だけは、コブシが満開だった]
[いい感じの新緑登山道]
[能登によく似合う、ヤブツバキの多い登山道だった]
[ツバキのトンネルをくぐる]
[登山口付近には美味しい水場があって、地元の方が汲みに来ていた]
[登山口の近くにもキクサキイチゲの群落があった]
無事下山後は、富山県に向かって走った。
今夜の目的は、新潟県糸魚川市になる道の駅「越後市振りの関」で食べるアジフライ定食である。
ただ、富山市を通っている時には、残雪の立山連峰が大きく見えてきて、かなり心残りであった。
それでも距離があったので心配したが、ラストオーダーの19時50分には何とか間に合った。
[いつも食べてる肉厚のアジフライ定食¥800]
ここで、昨秋訪問時での出来事の話をすると、店員のオバサンたちが覚えていて、大笑いであった。
食後は、すぐ近くの「たから温泉」で入浴後、そのまま車中泊させてもらいました。