昨夜は、冬期閉鎖から開通したばかりの通称メルヘン街道(国道299号線)の最高標高地点になる麦草峠付近にある茅野市の公共駐車場(標高2150m)で車中泊をしていた。
標高が高く、やはり朝方は寒いが天気は上々である。
[公共駐車場にきれいなトイレが整備されている]
前回は八ヶ岳連峰を南側に登って▲天狗岳までを往復したので、今日は北側の▲縞枯山~雨池方面を周回予定している。
▲縞枯山方面には積雪が予想されるので、当然スパイク長靴で出発した。
[麦草峠から直ぐにある、茶水の森という苔と倒木の小さな池]
[茶水の池の側を通って、奥の登山道に続く]
[太古の歴史を感じる苔と倒木群]
[池には薄く氷が張っていた]
[麦草峠の登山口の始まり]
登山道は、まだまだ積雪に覆われ、これからツボ足で進んで行く。
[登山道が積雪でよく分からない]
[苔群にも春の兆し]
[八ヶ岳独特のシラビソの森である]
[八ヶ岳北端の▲北横岳だろうか?]
[振り返ると、左側から▲東天狗岳と▲西天狗岳だろうか?]
[左側に進む方面、麦草峠を挟んで右側には丸山方面]
それでも、途中で進行方面を間違っていることに気がついて、標識まで戻ってきた。
ちょうどそこへ、後から来た方が先行してくれた。
[迷ったお陰?で、後ろの先行者が付けてくれた足跡をトレースしていく]
[登山道を外れると、膝上まで思わぬ度ツボに落ち込んでしまう]
[積雪の少し高いところが本来の登山道のようだ]
[奥に見える頭が▲蓼科山だろう]
[こちらは山頂にレーダードームの見える、霧ヶ峰の▲車山である、]
[霧ヶ峰の▲車山をズームアップ]
[奥に見えるのが、北横岳方面へのピラタスロープウェイ乗場だろうか?]
まず▲茶臼山の手前に、少しそれて展望台があるので向かった。
ちょうど南東側が180°見渡せる広場に飛び出た。
やや風が強くて寒いが、しばらく撮影した。
[南八ヶ岳方面が見渡せた]
[真ん中奥が主峰の▲赤岳、右側に▲阿弥陀岳、左側手前に東西の天狗岳、奥に▲横岳]
[枯木越しに▲八ヶ岳を見ると絵になる]
[枯木も見上げると迫力がある]
最初のピーク▲茶臼山は樹林に囲まれて展望はない。
直ぐに次のピークになる▲縞枯山に向かった。
[▲縞枯山方面を目指して、枯木の中を進んで行く]
[枯木に囲まれた登山道を進んで行く]
[▲縞枯山と▲茶臼山との鞍部に到着する]
一旦下ってから登り返し、今度は▲縞枯山の展望台にそれて向かった。
こちらの展望台は、大岩が積み重なった上の部分である。
[▲縞枯山の展望台付近から▲茶臼山越しに南八ヶ岳の峰々を展望する]
[▲縞枯山の展望台付近から越えてきた▲茶臼山越しのパノラマ風景]
[大岩の上から▲茶臼山越しに南八ヶ岳を展望する]
[正調▲南八ヶ岳、右側奥に少し見える南アルプスが霞んでいるのが残念]
大岩の上で昼食休憩にした。
[大岩にもたれて、南八ヶ岳を展望する]
[枯木越しに南八ヶ岳を展望する]
[▲縞枯山頂上も枯木に囲まれて展望はない]
▲縞枯山頂上から急坂を下り、雨池方面に寄って帰ることにした。
[踏みあともなく、凄い急坂で下っていく]
[所々にあった赤テープが頼りである]
それでも林道に突き当たる部分で迷い、何度も右往左往してしまった。
何とか林道に降りてきて事なきをえた。
次に林道から更に下に下り、雨池に降りていった。
[降り立った雨池湖畔]
[ほとんどの湖面が現れた静寂の雨池]
[シラビソの樹林帯]
[ここの部分を踏んで行かないと、度ツボに堕ちる!]
[苔の森にも春の兆し]
何度も度ツボに落ちながら、何とか最初に通って行った茶水の森に戻ってきた。
[無事、茶水の森に戻ってきた]
[枯木アートの世界]
何とか麦草峠まで帰ってきた。
[メルヘン街道最高地点の麦草峠の標高は2127m]
折角なので、近くにある白駒池にも寄ってくることにした。
[若いときには何度も撮影に訪れた、白駒池の入口]
[こちらは標高が高いのか、湖面が余り融けていない]
なお、この湖畔に立つ白駒荘がこの冬に火災にあったと報道で知った。
早速、新しく建設中のようであった。
現場から出てきた白駒荘の主人と思われた方と少し話した。
母屋は何とか延焼を免れたようで、細々営業をしながらの建設とあって、忙しそうであった。
何とか今年の九月末を目処に頑張って建設中とのことであった。
[何とも寒々しい湖面の表情]
[夕日を浴びる湖畔の木々]
ようやく長い一日が終わり、次の移動地として白樺池を目指して動き出した。
[蓼科付近から見る、左側から▲北岳~▲甲斐駒ヶ岳~▲仙丈ヶ岳]
[夕日を受ける▲仙丈ヶ岳]
[今日も無事終わりました]
その後は、白樺湖畔にある「すずらんの湯」で入浴し、本日11時に開通なったばかりのビーナスラインの途中にある展望駐車場で車中泊にしました。