〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

写真付きで日記や趣味を書く自遊人ブログ

20180530 展望よりもブナ林と小さな花々が魅力的〔▲青田南葉山〕市民憩いの森を周回登山する

2018-05-30 | 〔2018東北南部エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

今日も早めに目が覚めた。

今日は曇天で、午後から天候が下り坂の予報である。

そのため手軽に登れそうな、上越市近くの▲青田南葉山を予定している。

この山は展望よりもブナ林と花々が持ち味であるので、今日みたいな天候の時にはもってこいであろう。

[いよいよ菖蒲の季節になってきた]

 

登山口にはキャンプ場があり、コテージや食堂など施設が整備されている。

[駐車場付近から▲青田南葉山を見上げる]

 

[登山口にある案内看板]

 

[ミヤマオダマキがたくさん咲きだしていた]

 

[登山道沿いにはタニウツギが多かった]

 

[新緑と合うピンク色のタニウツギ]

 

[山ツツジもそろそろ咲きだしていた]

 

[豪雪を物語る木々のしなりが顕著である]

 

[イワカガミの葉がたくさん見られた]

 

[この山はブナ林も多い]

 

[か細いながらも水場もあった]

 

[展望地から上越の水田地帯を望む]

 

[笹原には、チゴユリがたくさん咲いていた]

 

[良い雰囲気のブナ林がたくさん見られた]

 

[登山道沿いには、ピンク色のイワカガミがたくさん散らばっていた]

 

ブナ林の林床には、イワカガミが多かった。

[イワカガミとチゴユリ]

 

ようやく、展望台に到着した。

[細長い展望台のパノラマ]

 

今日の天候では展望は望めない。

[左側には▲米山だろう]

 

山からの展望は、この辺りだけらしい。

[タムシバの白き舞い]

 

[いまだにカタクリが健在であった]

 

[雪融けしたところからは、ショウジョウバカマが出現]

 

[山頂が近づくと、残雪が見られた]

 

[瑞々しいサンカヨウの花]

 

[この花は雨に打たれると花びらが透けてくる]

 

[エンレイソウの花もあった]

 

ようやく山頂が見えてきた。

[山頂は広いが、低木に囲まれ展望はない]

 

[いかにもなだらかな山の山頂である]

 

下りは周回ルートで帰る事にした。

[こちらも直ぐにブナ林が始まる]

 

[こちらもチゴユリが多い]

 

[マンサクの縮れた花びら]

 

[日本海方面を展望、位置的には直江津港だろうか?]

 

その後も素晴らしいブナ林が続く。

[シラネアオイが見られた]

 

[見事なブナ林の密集地帯があった]

 

[こちらもサンカヨウの群落があった]

 

最後までブナ林の豊富な山であった。

下りに歩いた明神沢コースは長かった。

[登山口が近づくと、タニウツギがたくさん見られた]

 

下山後は、食堂で流しソウメンを食べて身体を冷やした。

[珍しい流しソウメンを食べた、ソウメンは¥600]

 

 

その後は、十日町市の千手温泉「千年の湯」で入浴し、本日温泉休みの十日町市の道の駅「クロス10十日町」で車中泊にしました。


20180529PM ハラハラにドキドキの移動〔▲大平山〕薮山ながらも▲剣岳▲立山に▲毛勝山を展望

2018-05-29 | 〔2018東北南部エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

▲奥医王山から下山し、道の駅「福光」方面へ富山県側に下って行った。

まだまだ距離のある富山県魚津市の▲大平山を目指して気がはやったのであろうか、早朝でクルマのスピードが出ていたところに、警察のネズミ取りに引っ掛かったのである。

福光集落からの早朝出勤者の取締りが行われていた。

40km制限のところ、測定メーターでは58kmと確認させられた。

35年振りのスピード違反にガックリしながら前車に続いて、警察車両に上がった。

ところが免許証を見せたところで、後ろから来た警官からスピードの記録紙を見せられ「58kmの上段の日付欄に出るべき日付の印字が出てないので、今回は結構です。気をつけて下さい。」との温情を受けたのである。

恐らく県外車両ということによる配慮であろうなあと思ったのだが、どうだろうか?

まあ罰金を支払う以上に、以後気に留めるような効果を感じるところでもあります。

これから通勤ラッシュになってくるし、こんな出来事もあったりしたので、珍しく高速道路を使って魚津市へ向かうことにした。(砺波IC~魚津IC ¥1670)

 

山間部に入ると、ほとんどクルマを見かける事もなく、林道を進んでいった。

途中にあった平沢沌滝に寄ってみた。

[沌滝の案内図]

 

道路沿いであるが、なかなか原始の趣がある遊歩道だった。

[雨が多いのか、木々や葉っぱが大きい]

 

[見上げると新緑が眩しい]

 

道路沿いで直ぐに見られるかとサンダルで上がって来たが、これ以上は無理だった。

[本流はもう少し先のようだ]

 

諦めて引き返し、▲大平山登山口へ向かった。

[タニウツギが目立ってきた]

 

林道の途中で、残雪の山々が見られ出した。

[▲毛勝山だろうか?]

 

ところが、工事による通行止めのウマがクルマが通れそうな所に置かれていたので、自己責任として進んで行った。

さすがに林道状態は酷く、通行は厳しかった。

何とか普通車が通れそうな幅だけ残して、倒木や落石が散乱していた。

二ヶ所ほど道路が崩れ、車幅ギリギリにブルーシートで覆われて土嚢が置かれた場所もあった。

奥へ進んでも登山口が何処なのか、なかなか判らず行ったり来たりして探した。

何とか峠付近で、やっと小さな登山口の標識を見つけてようやく出発した。

[林道沿いで、何とも判りづらい小さな登山口の標識]

 

今度は登山道が笹藪で予想外に歩きづらい。

[踏み跡はハッキリしているが、低木がうるさい登山道]

 

[笹藪も出てきた]

 

[それでも、だんだんブナ林が出てきて良くなった]

 

[白いタムシバの花が目立ってきた]

 

[良い雰囲気のブナ林]

 

[足元にはイワウチワが見られ出した]

 

[雪融けしたところからは、ショウジョウバカマ]

 

[沢筋には多少の残雪があった]

 

[ここのテープで横断、帰りも要注意である]

 

展望のない尾根筋を登り、▲大平山の頂上に到着した。

[頂上には杉が10本ほど立ち並び、展望は切り開かれた一ヶ所のみだった]

 

[展望の少ない▲大平山頂上のパノラマ]

 

それでも切り開かれた付近からは、北アルプスの雄大な眺望が望めた。

[▲毛勝山方面]

 

▲毛勝山の右側には、▲剣岳と▲立山が堂々と見えた。

[残雪の▲剣岳と▲立山が並んで見える]

 

[▲剣岳の頂上付近]

 

[▲立山三山の△富士の折立、最高峰△大汝山、△雄山]

 

[頂上でも真っ白いタムシバが花盛り]

 

[展望を求めて、さらに奥の稜線を進んでみたが、直ぐにギブアップした]

 

まあ残雪の名峰が見られたので良しとして、下山することにした。

途中で、先ほどの案内テープを見失い焦ったが、無事下山した。

下山後は、糸魚川方面に向かった。

ところが、今度は本当に工事中で通行出来ず、工事終了時間までしばらく業者の方と話した。

こちらの林道には通行止めとの案内看板も無かったので、業者の方も恐縮して色々話してくれた。

[道路いっぱいに巨大な工事車両が立ちはだかった]

 

途中で、「こんな田舎なので何も案内出来ないが、▲毛勝山の水でも飲んで欲しい」と言われた水場があった。

[業者の方が自慢する▲毛勝山の水を汲んでいる方がいた]

 

地元自慢の水を汲み、今夜は上越市の道の駅「うみてらす名立」で入浴、そのまま車中泊にしました。


20180529AM 砺波の散居朝景を撮影〔▲奥医王山⑥〕楽チン登山で朝景・ブナ・花・新緑と撮影三昧

2018-05-29 | 〔2018東北南部エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

昨夜は、石川県と富山県の県境になる▲奥医王山の登山口になる夕霧峠の空地で車中泊していた。

標高も800mを越えているが、シュラフも不要な程に暖かかった。

辺りが明るくなりかけた4時過ぎに目をさました。

折角なので、素早く準備して5時前には▲奥医王山に出発した。

ここは、もう六度目になるほどのお馴染みである。

[撮影場所の見帰り杉展望地まで288段の木段に息が切れる]

 

春霞みのお陰か、朝焼けまでに何とか間に合った。

[最初は、まだ赤味の少ない砺波の散居風景]

 

雲の奥から日の出が見え出した。

[だんだん赤味が出てきた]

 

[田植えが終わった水田が光輝いて見える]

 

[そして最も色づいた頃の一コマ]

 

撮影を終了して、▲奥医王山頂上を目指した。

[まずは新緑の竜神池に立ち寄った]

 

その後は、ブナ林の中を気持ちよく登って行く。

足元には、小さなイワカガミが見られた。

[小さなイワカガミがたくさん散らばっていた]

 

[ピンク色のイワカガミ]

 

[白色のイワカガミ]

 

ほどなく▲奥医王山の頂上に到着した。

[山頂には一等三角点]

 

[▲奥医王山の頂上]

 

山頂に建てられた5m程の展望塔に上がって撮影した。

[展望塔からのパノラマ風景]

 

[展望塔から下を見下ろす]

 

[展望塔から加越国境の山々を眺める]

 

[残雪の加越国境の山々]

 

ここはブナが多く、下りも撮影しながら帰った。

[タムシバ]

 

[もう早朝の赤味は見られない]

 

[ここには、良い雰囲気のブナが多い]

 

[もうここは六回目の登頂になる]

 

ここは、ブナ・花・展望に池と天候に関わらず、撮影が出来る山で重宝している。

[林道沿いには、タニウツギが多く咲き出していた]

 

今日はこれから、富山県魚津市の▲大平山を目指して、夕霧峠を富山県福光町に向けて下っていった。

[スキー場付近から見える富山県の山々]

 

まだまだかなりの距離を走らねばならない。


20180528 九頭竜川の展望台から越前の田園風景を見渡す〔▲鷲ヶ岳〕白山は春霞みで見えず残念

2018-05-28 | 〔2018東北南部エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

昨夜は300kmを越える長距離移動で疲れたが、今日も天気が良く勝山市の▲鷲ヶ岳を目指した。

昨春の北陸山行で登り損ねていた里山で、ガイド本には九頭竜川の展望台と書かれていた。

福井市内から勝山市永平寺町方面に入るアクセス道路が、高速道路並みに整備されていたのに驚いた。

田舎ではあるが温泉付きの道の駅もあり、昨春も度々利用させてもらった。

[水田に姿を写す▲鷲ヶ岳]

 

[登山口にあった登山地図]

 

出だしから登山道沿いには、小さな花が見られた。

[シャガの群落があった]

 

[山いいーん会による案内板を目印に進んだ]

 

[やまアジサイの時期になってきた]

 

[盛んに囀ります]

 

[タニウツギのピンク色が新緑に映えます]

 

急坂を凌ぐと、下を見下ろせるようになりました。

▲白山が見える場所が有りましたが、春霞みで特定出来なかった。

[残念ながら春霞みで見えなかった]

 

[雲の見える辺りに▲白山が見えるようですが、残念でした]

 

[カメラでは、少しばかり残雪の山影がありそうでしたが……]

 

[この奥に▲鷲ヶ岳の山頂が有りそうです]

 

[やっと山頂に到着したようです]

 

[▲鷲ヶ岳の頂上に到着した]

 

[山頂のパノラマ風景]

 

[この鷲ヶ岳は南北朝時代の古戦場だったようだ]

 

[山頂から眼下のパノラマ風景を見下ろす]

 

[九頭竜川流域の田園風景を見下ろす展望]

 

[九頭竜川を中心に農地集落が発達しています]

 

ここは、まさに蛇行しながら日本海に注ぐ九頭竜川の展望台である。

[見事に区画整理された水田風景]

 

[▲浄法寺山方面の山々]

 

また、予想外に小さな花々が多く見られた。

[帰りでも▲白山は確認出来ず]

 

[ウコンウツギも咲き出した]

 

下山後は石川県川北町の川北温泉ふれあいの湯(ここは¥200と安く綺麗な設備)で入浴した。

明日は富山県の山に行きたいので、朝景写真撮影も兼ねて富山県との県境にある▲奥医王山の登山口のある夕霧峠付近まで登って車中泊にしました。

なお本日、九州北部と四国地方が平年より8日早く梅雨入りしたようです。


20180527 鳴門海峡を見学後に足慣らし〔▲羽束山~▲宰相ヶ岳〕登るよりも眺める方が姿良し

2018-05-28 | 〔2018東北南部エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

昨夜は、淡路島南端の鳴門岬にある道の駅「うずしお」で車中泊していた。

今日も天候は良さそうである。

日の出ごろに岬の展望台に行ってみた。

[道の駅では、淡路島名産のタマネギを全面的にアピールしていた]

 

ここ鳴門岬を訪れるのは初めてである。

[鳴門海峡の潮流の干満が見てとれる]

 

[早朝から渦潮を蹴散らして進む]

 

[鳴門海峡という歌があったようです]

 

[鳴門岬からのパノラマ風景]

 

[鳴門岬は南淡自然八景らしい]

 

[鳴門海峡に朝日が上がってきた]

 

今日は足慣らしに兵庫県の▲羽束山を予定している。

この山は、先の信越山行の初日(4/1)に登った▲大岩ヶ岳からの展望で、なかなか鋭い山容を見せていた。

[好天の日曜日だけに、道路が混んで遅くなっての出発]

 

[まるで神社の境内のように敷かれた石段を登って行く]

 

[石段がずっとあった]

 

[石段の終わりには、山頂になる羽束神社があった]

 

[堂々と山頂に立つ羽束神社]

 

三角点は分からなかった。

[羽束神社の先に展望台があった]

 

[山頂の先の展望台からのパノラマ風景]

 

展望は南側が中心のようである。

[▲羽束山頂上の先に展望台があった]

 

[右側の中段に尖って見えるのが▲有馬富士らしい]

 

[登山も出来るらしい▲有馬富士]

 

[故郷を眺めて、ふるさと談義]

 

[もう花は余り見当たらなかった]

 

さらに先に少し下ると、神戸市の六甲山方面が覗けた。

[中央やや右側が▲六甲山の最高点になるようだ]

 

[山頂にアンテナが立つ▲六甲山の頂上]

 

[山頂の羽束神社のすぐ下には観音堂があった]

 

周回ルートは、この観音堂の脇から下って行く。

[こちらの登山道は、表参道とは正反対に薄暗い]

 

[登りでも出会った、足元がおぼつかない老人が一人で下って行く]

 

途中で▲羽束山から縦走出来る▲宰相ヶ岳への登山口があった。

[▲宰相ヶ岳へ行ってみた]

 

[踏み跡から見上げた▲宰相ヶ岳の頂上方面]

 

[今の時期は花が少なかった]

 

15分程で▲宰相ヶ岳の頂上に到着した。

[この頂上も余り展望がなかった]

 

[こちらの山頂には、三等三角点があった]

 

[▲宰相ヶ岳から下ってきた頃に、先ほどの老人が▲羽束山から下ってきた]

 

[溜め池の側を通って駐車場に戻ってきた]

 

[羽束川から見上げた▲羽束山]

 

どうやら、この山は登るよりも先日登った▲大岩ヶ岳辺りから眺めたほうが、その鋭峰の見映えがするようである。

 

下山後は、明日の予定が福井県勝山市の▲鷲ヶ岳であるので、福井県小浜市で夕食を食べてから長距離を走り、福井県武生市のしきぶ温泉「湯楽里」で入浴し、そのまま車中泊にしました。

今日の登山は大したことなかったが、クルマの運転で疲れた感じである。