〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

写真付きで日記や趣味を書く自遊人ブログ

20150531 御嶽山~中央アルプス~恵那山を展望する東濃の里山 ▲二ツ森山〔1223m 岐阜県〕に登る

2015-05-31 | 〔2015北陸~中部エリア〕(春)山歩記@見聞ログ
今日も朝方から上天気である。一体いつまで天気が続くのでしょうか?
お陰でなかなかブログの更新が出来ません。

昨日の疲れと日曜日であることを考慮して、ちょうど予定していた東濃近くの手軽な里山 ▲二ツ森山に登ることにしました。

登山口の切越峠には、先発車が一台停まっていました。

〈登山案内の看板〉





やや疲れ気味の中、ゆっくり登りました。

〈山中に何故か巨石がゴロゴロ〉





途中は、そう見るべきものはなく、早くも下山する先発者と挨拶し登頂しました。

到達した狭い岩の山頂からは、堂々とした恵那山と中津川市街や端正な笠置山が見渡せます。





〈大きな山塊の▲恵那山〉








岩に埋め込まれた二等三角点も珍しいです。




反対側には、日除けになる東屋があり、御嶽山~中央アルプスを展望できます。







〈奥に中央アルプスの山々〉






ここまで南下してくると、まずは御嶽山をさがすようになります。



〈噴煙が確認できます〉






〈中央アルプスの山々〉








昨秋に大噴火した御嶽山は、山頂やや下の辺りから噴煙を上げているのが確認できます。



撮影しているうちに、日曜日と言うことで、2パーティー6人もやって来ました。

狭い山頂が、一気に騒がしくなりガッカリです。

今日は早めに降りて、クルマで記録の整理やら今後の計画やらでユックリしました。

日中は、標高900m位の峠の木陰でいると、ちょうどよい感じです。


〈登った▲二ツ森山を眺めながら、次の場所へ移動です〉






明日はややハードな▲南木曽岳を予定していますので、近くの道の駅きりら坂下で車中泊にしました。

20150530 白山~御嶽山~北アルプス南部を全方位に展望する三百名山 ▲川上岳〔1625m 岐阜県〕に登る

2015-05-30 | 〔2015北陸~中部エリア〕(春)山歩記@見聞ログ
今日は、三百名山の一つである▲川上岳(かおれだけ)に向かった。

高山市以南に進むのは久しぶりであります。

4km余りの未舗装の林道の終点に広い駐車場があり、登山口となっている。

7時ごろには、早くも三台の先発車が停まっていました。

最初のジグザグの急登がきつい。花も風もなく、杉林の中をただ黙々と登ると汗が吹き出す。

やや平坦になりブナやミズナラ、モミジなどの落葉樹が目立ち出すと風も通り、新緑で晴れやかになります。



〈ドウダンツツジかなあ?〉








〈花は少なめですなあ〉





ここは、秋の紅葉の時期が展望も優れ最適かもしれません。

相次いで先発者が早くも下山に出会う中、再び急登の末に何とか稜線に出て山頂付近が見えてきました。

〈この辺りからが一番楽しく、リラックスして歩けます〉






山頂はぐるり360°の大展望で、日除けの木々もなくカンカン照りであります。

〈見にくいですが、左側に▲乗鞍岳、右側に▲御嶽山が並んでいます〉





白山~御嶽山~乗鞍岳~槍穂高の北アルプスが肉眼では見えていますが、カメラではなかなか巧く表現出来ません。

〈白山の残雪が一番目立ちます〉






ここまで南西に下りてくると御嶽山と白山連峰が大きく目立って見えてきました。


〈▲御嶽山も逆光ですが、正面に大きく見えてます〉






〈残雪は▲白山が一番目立ちます〉






御嶽山は昨秋の大噴火以来、依然として山頂で埋もれている方々も多数居られるので、一日も早く発見されることを願って止みません(合掌)。

残雪では、やはり白山連峰が目立ちます。他の山々の残雪は、ほとんど目につきません。

〈もう少しすると、ツツジが咲き出すのでしょう〉





さすがに今日は土曜日で、ここは日本三百名山と言うこともあるのか、暑い中でも▲位山からトレランでやってくる人や女性の登山者も多かったようです。


汗が乾くとさすがに長く居られず、下山することにしました。

樹林帯に入ると、日射しが遮られホッとします。








最後の稜線で▲御嶽山を眺めて、合掌です。



〈噴火は続いているようです〉






明日は日曜日なので、近くのマイナーな山を探して登ります。




20150529 白山~北アルプス南部~御嶽山の名峰12座を展望できる ▲十二ガ岳〔1327m 岐阜県〕に登る

2015-05-29 | 〔2015北陸~中部エリア〕(春)山歩記@見聞ログ
今日は福地温泉「昔話の里」で昼過ぎまでゆっくりしていたので、午後から簡単に登れる山として方向的に都合の良く手軽な▲十二ガ岳に向かった。

林道の空地にクルマを停めて登山口へ向かったが、標識案内が不十分でGPSにも登山道表示がなく、おかしいなと思いながらも、ずっと奥まで行きすぎてしまいました。

崖崩れや倒木で段々と道も悪くなり、なんと新しそうな名古屋ナンバーのクルマが今にも道から落ちそうな格好でスタックして停まってました。

〈中に人がいたらとビビりました〉






〈走行不能になり、警察に届けているようです〉






気味悪くなり引き返しながら諦めかけていたら、何とか入口らしき場所を見つけ登りだしました。

〈ここの棒のあるところが登山口だったとはねえ(;_;)/~~~〉



山中に入ると、程なく山頂に到着しました。

山頂には、日時計の設備があったり、北アルプス展望台との案内看板があったりと、良く整備されていたのですが、何故か林道からの登り口に表示がないというのが不思議に思いました。

〈山頂の手前反対側のコブの上に北アルプス展望台が現れました〉




あのクルマの人も分からずに進んでいっての末に、事故ってしまったのでしょうか?

ところで、ここからの展望は、実に素晴らしかったです。

〈北アルプス展望台からの槍ヶ岳~穂高連峰〉





特に残雪の▲乗鞍岳が大きく立派で目立っていました。乗鞍展望台と言えるかもしれません。



〈乗鞍岳の上空には残照の月も見えてます〉





また、山頂付近には立派なブナがたくさんあるのにも驚きでした。





この山は案内板にあるように、12の著名な山が見えるところから十二ガ岳と呼ばれているらしい。



山頂手前にある北アルプス展望台からの眺めを左側から連続して見てみます。


〈1コマ目 左側から見えてる連続5コマの眺めです〉



〈2コマ目〉



〈3コマ目〉



〈4コマ目〉



〈5コマ目〉
以上の5コマは、山頂手前にある北アルプス展望台からの眺めです。






山頂の展望台からは、▲乗鞍岳の右側に▲御嶽山が近づいて来ました。



噴煙も確認出来るようです。




〈山頂の展望台からの眺めです、日時計の奥にあるコブが北アルプス展望台です〉





〈立派な日時計が設置されています、これによると午後5時30分ごろまで粘りました〉








明日も展望に秀でている▲川上岳を予定しており、近くの道の駅位山で車中泊にしました。











20150528 朝市と湯けむりの里から北アルプス名峰群の展望台 ▲福地山②〔1671m 岐阜県〕に登る

2015-05-28 | 〔2015北陸~中部エリア〕(春)山歩記@見聞ログ
今日は奥飛騨温泉郷の福地温泉内にある「昔話の里」(朝市の隣にあり、と言う古民家風の温泉休憩施設)に2010年からの旅友を二年ぶりに訪問する予定であるが、10時開店まで時間があるのですぐ近くに登山口がある▲福地山を再訪することにした。

〈右側に朝市の建物、登山口から振り返って見ています〉





この山は、花は少ないが北アルプス名峰群の展望台として抜群であります。

登山口からつづら折りの登山道が続くが、そんなに急登でもなく木々を吹き抜ける風が心地よい。

そうしてるうちに次々と展望台の標識が出て、少なくなりつつあるが、残雪の北アルプスの盟主が次々と現れるのである。


笠ヶ岳、槍ヶ岳、穂高連峰、焼岳に乗鞍岳と凄い面々が目白押しなのである。


〈左側にちょこっと▲笠ヶ岳の頭が出てます、右側には、▲槍ヶ岳の穂先が見えます〉





〈左側から▲槍ヶ岳~穂高連峰〉





ここでは位置的に焼岳がひときは大きく見える。


これだけ近くに北ア名峰群の揃い踏みは珍しいと思う。




〈▲穂高連峰~▲焼岳が見えます〉





〈▲乗鞍岳も見えました〉






結局第四展望台まであり、そうしているうちに▲福地山山頂に到着する。

山頂は、180°展望で、▲笠ヶ岳~▲焼岳までが見える。








今日は、とうとう誰にも会わなかった。

花は少ないですが、無いことはありません。










昼頃に下山すると、朝市は閉店しており、辺りに人の姿が無かった。

ここの朝市も昭和レトロのかたまりといった様相で、マニアにはたまらないでしょうねえ。



〈懐かしいお宝が並んでいます〉





そして、朝市の裏に「昔話の里」と言う温泉施設を備えた古民家風の休憩所があるのだが、2010年の夏に初めて訪れて以来、こちら方面に来るたびに何度か訪れており、すっかり顔馴染みとなっている従業員の方を再訪してみた。

〈なかなかマニアックな顔つきの入口が出迎えてくれます〉





古株のオバチャンNさんと四年目のお兄さんMさんの二人に会えると思ったが、今の時期は土日以外は交代勤務らしく、オバチャンは明日の出勤らしい。

やや若いM兄さんと再会をはたし、温泉に入れてもらい、ゆっくりと旅の話で懐かしくくつろぎました。





〈もちろん露天風呂もありますよ〉





ただ、Nオバチャンの方が少し体調不良とのことで、今日は近くの道の駅上宝で車中泊とし、明日の午前中にオバチャンの顔見てから高山方面へ向かうことにしました。








20150527 主な中部山岳をパノラマする展望台 ▲天蓋山〔1527m 岐阜県〕に登る

2015-05-28 | 〔2015北陸~中部エリア〕(春)山歩記@見聞ログ
岐阜県の最初の山に▲天蓋山を選んだ。

ここは当初予定していなかった山であるが、▲高落陽山と▲大辻山山頂で出会った方からの推薦の山であります。

方向的にもちょうど良く、場所的にも初めてだったので迷わず登ることにしました。

走っていてまず驚きは、国道から入った林道の道の広さと快適さであります。

〈残雪の▲笠ヶ岳が目につきます〉





〈途中には、ちゃんと水場もあります〉





〈峠付近の風景もいい感じです〉







ほどなく標高1100m余りの峠過ぎに「夕顔の駅」たる立派な食堂兼販売所とキレイなトイレの建物にも驚きでした。

登山者用の駐車場もあり、格安のキャンプ場も整備されていました。

〈登山案内の看板もあります〉






富山の女性が一人先発されました。

岐阜県の山に入った途端に白樺の木々が目につきます。








そして、ブナ林の登山道は、とても歩きやすいです。











〈ハルリンドウ?〉








岐阜県に入ったとたんに目につき出した白樺の木々などの新緑の中、歩きやすい登山道を進み撮影しながらでも二時間足らずで全方位展望の山頂に到着しました。




もともと、古くなった山の標識の掛け変えに 、著名な登山家の田部井淳子さん自筆の標識を立てたことで一気に有名になった山ということで聞いておりましたが、ここからの展望は掛け値なしに見事であります。

〈山頂でのパノラマ風景です〉





中部山岳の主な名峰が揃って見渡せます。山頂標識のまわりには、見える山名と山姿の表示もありました。


この中では、▲笠ヶ岳が一番目につきます。

ただ白山連峰だけは、肉眼での確認は出来ませんでした。
でも、この時期にこれだけの展望が見えれば大満足であります。


〈右側に▲笠ヶ岳、左側のボッツンが▲槍ヶ岳、それに続く穂高の山々になります〉








〈雪が着いていない三角形の形の山が▲剣岳ですね〉





〈肉眼では、▲乗鞍岳の右側に▲御嶽山が何とか見えますが、今日はカメラでは無理であります〉






〈コブシの花が賑やかでした〉





今の時期では花は少ないが、落葉樹が多く紅葉の時期も良いと思う。

先発の富山の女性とは、しばらく山談義に花を咲かせ楽しかった。

〈長々とお相手ありがとう〉





他に一組二名の青年が来ただけで、快晴で暑い中、静かな山頂を満喫しました。

今日もやっぱり最後に下山しました。




〈気持ち良い木陰のブナ林を下って行きます〉









下山後、大規模林道を有峰湖方面に行ってみました。
有峰湖側には、まだ通り抜け出来ません。


〈残雪の北アルプスが間近に迫ります〉





〈今登ってきた▲天蓋山も見えました〉





〈この辺りからは▲笠ヶ岳が近く、立派に見えます〉




明日は、二度目になる▲福地山に登り、午後から福地温泉の旅友を2年ぶりに訪ねる予定にしています。

今夜は、道の駅上宝の手前にある駐車公園で車中泊にしました。