〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

写真付きで日記や趣味を書く自遊人ブログ

20170531 北を睨む下北の抑え、孤高の岩峰〔▲縫道石山〕登山後に大間から函館へ上陸する

2017-05-31 | 〔2017北日本エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

今日の大間港発の最終便フェリー(14:10発)で函館港に渡る予定にしている。

明日以降の乗船からフェリー料金が3000円ほどアップするからだ。

今日予定の▲縫道石山登山を済ませ乗船予約をするため、かわうち湖の道の駅を早めに出発した。

それでもガスの中で朝の撮影をしながら、登山口に到着した。

 

登山口駐車場には誰もいない。

[熊鈴の貸出は、初めて見た、それだけ可能性が強いということなのか?]

 

誰か連れが来ないかと思ったが、誰も来ないので仕方なく出発した。

[赤テープも多く、分かりやすい]

 

[天気が良いので森の中も明るく、熊出没の気配はなかった]

 

[奥に上る▲縫道石山の岩峰が見えてきた]

 

[岩峰近くなると、急登になってきた]

 

[振り返って景色を眺める]

 

[岩峰の間にも樹林が多く、手掛かり足掛かりが多いので登りやすい]

 

[飛び出した山頂付近のパノラマ]

 

[奥の岩峰部分が山頂になる]

 

[▲縫道石山の頂上パノラマ]

 

[▲縫道石山の頂上]

 

[山頂から崖下を覗きこむ]

 

[奥が山頂になる]

 

[岩に張り付いた天然記念物のオオウラヒダイワタケ]

 

[奥がむつ湾方面になる]

 

[山頂から覗きこむと、新緑が眩しい]

 

登山道に花は余りなかった。

 

誰にも逢わずに無事下山後、除草作業員のみんなと世間話をした。

[スダチジュースを差し上げ、しばらく雑談]

 

 

大間港に向かう林道途中から見上げる▲縫道石山の岩峰が素晴らしい。

あの先端部にいたとは思えないほどの岩峰である。

[上っていた▲縫道石山の岩峰]

 

[下北半島の海岸部]

 

大間港に到着後、乗船手続きをして14時10分出港した。

[二度目の津軽海峡フェリーに乗船]

 

[フェリーの甲板]

 

[函館付近が近づいてきた]

 

函館港上陸後は恵山方面に走ったが、今年は早くもツツジが終盤模様だった。

[恵山のツツジ祭り付近の残りツツジ、奥の岩峰が明日予定の▲恵山]

 

近くの福祉センターで入浴、道の駅なとわ・えさんに引き返して車中泊にしました。

 


20170530 登山口までに次々と不可避問題発生〔休日/観光/移動〕観光に切り替え疲労困憊です

2017-05-30 | 〔2017北日本エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

今日は観光も兼ねて、下北半島の東端になる尻屋崎方面に向かい、▲桑畑山に決めて出発した。

下北半島で尻屋崎方面は、まだ未走行である。

途中の横浜町付近は、もう少し早い時期であれば黄色で埋まる菜の花の街で有名であった。

[もう菜の花は、ほとんど見当たらなかった、奥の山は下北最高峰の▲釜臥山]

 

[やっと見つけた残り福の菜の花畑]

 

[尻屋崎が近くなると風力プロペラが非常に増えてくる]

 

[そろそろ尻屋崎が近い]

 

尻屋崎には、岬に似つかぬような大きな採石工場があった。

[カモメ?、海猫?、海鳥?がたくさん岩場にいた]

 

[尻屋崎近い下北の海]

 

[海際に佇むカモメ?]

 

[東端に尻屋崎灯台が見えてきた]

 

この辺りは、濃い霧の中で肌寒いというイメージであったが、今日はうって変わっての上天気でカラットして暑い位である。 

[不思議と好天の尻屋崎灯台]

 

[こんな晴天は珍しい思いであった]

 

[灯台下の太平洋側の海際]

 

今日hq、太平洋も沖までよく見える。

[カモメが飛び交う]

 

[カモメ?や海鳥がたくさんの岩場]

 

[何とも灯台付近の感じである]

 

[こんな小鳥もたくさんいた]

 

[芝生を彩る黄色い花]

 

[尻屋崎灯台付近をパノラマで見る]

 

[磯では、海苔漁?が盛んそうである]

 

[奥の山が▲桑畑山]

 

[一生懸命に海苔漁?に励む]

 

[このような防風林が目についた]

 

[さすがに灯台の街、尻屋小学校にも大きな灯台が立っていた]

 

ここ尻屋崎で有名な寒立馬の放牧を見に行った。

[イメージは、どうしてもこの「うつろな目だち」である、ポスターより]

 

[そして、この寒風吹き荒ぶ中を耐える馬たちの姿、ポスターより]

 

今日の天気は、余りにも温暖過ぎてイメージ出来ない感じであった。

[白馬の寒立馬もいた]


[懐かしのルーズソックス姿?のような筋肉質の脚である]

 

そろそろ▲桑畑山登山と登山口を探したがなかなか見当たらず、草刈中のオジサンに聞いた。

何とも、三菱マテリアルが採石の為に土地を買取り、許可が無ければ登山道に入れないらしい。

地元の者でも難しいとのことで、諦める事にした。

[このオジサンは、四国の鳥形山採石場でも働いていたそうだ] 

 

それではと思って、下北半島西部にある岩峰の▲縫道石山を好天予報の明日に登山を予定しているので、その途中にあって山頂直下まで車道が通っている下北半島最高峰の▲釜臥山に切り替えて、向かうことにした。

[レーダードームが山頂に立つ▲釜臥山が見える]

 

[これも途中にある観光地の恐山の入口の赤い橋]

 

[奪衣婆と懸衣翁、二人の意味合いは間に立つ石碑に書かれていた]

 

[どうも極楽には行けなさそう(;_;)/~~~かなあ?]

 

[奥に鋭峰の▲大尽山を擁する宇曽利山湖付近]

 

 

次に目指した▲釜臥山への観光道路入口で止められ、まだ山頂駐車場まで未開通(6/1開通予定)とのことで、600m付近の恐山展望台とむつ湾展望台までしか行けないらしい。

これで▲釜臥山も取り止めになった。

ここは二度目であるが、仕方なく各展望台まで行ってみた。

まずは恐山展望台がある。

[恐山展望台より]

 

[宇曽利山湖付近を眺望する]

 

そして直ぐ奥にむつ湾展望台がある。

[むつ湾展望台より]

 

[展望台よりむつ湾とむつ市街を俯瞰する]

 

[むつ湾展望台のパノラマ、左側端が下北半島の尻屋崎方面、右側に▲釜臥山]

 

[レーダードームが立つ▲釜臥山山頂付近、直ぐ下に駐車場がある]

 

通行可能な道路は、ここまででした。

仕方なくUターンして、道の駅かわうち湖を目指した。

 

 

明日の登山予定に近い、道の駅かわうち湖で車中泊にしました。

何だかとても疲れた一日となったようです。


20170529 南北八甲田連峰18峰中で唯一の岩峰〔▲石倉岳〕南八甲田の残雪と新緑を大展望する

2017-05-29 | 〔2017北日本エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

弘前市のオバチャンと別れて、八甲田方面を目指した。

途中で青空に映える▲岩木山を撮影しながら、睡蓮沼近くに聳える展望の岩峰▲石倉岳に決めた。

[青空に映える残雪の▲岩木山]

 

[八甲田の近くからでも大きく聳える▲岩木山が素晴らしい]

 

[八甲田の山中では爽やかな新緑が見られた]

 

睡蓮沼の路肩駐車場にクルマを止め、睡蓮沼の見学は登山後に残して▲石倉岳の登山口へ急いだ。

この山は、南北の八甲田連峰18峰の中でも唯一の岩峰であり、南八甲田連峰の残雪と新緑を間近に展望出来る静かな山である。

[南側の湿原には水芭蕉が咲いているようだ]

 

[前方を見上げると、▲石倉岳]

 

登山口は、クルマで走ると見過ごしてしまいそうな所にあった。

[狭い登山口を入ると、大きな赤い鳥居が立っていた]

 

樹林混じりの岩場の登りを赤テープを頼りにどんどん登って行く。

[振り返ると、残雪の上に南八甲田の▲櫛ヶ岳?だろうか]

 

[登山道は踏み跡と赤テープが頼りである]

 

[高度を上げる度に、見晴らしが良くなる]

 

ようやく、やや平坦な場所にたどり着いた。

[見渡すばかりの残雪と新緑が素晴らしい


[足元には、小さな花も咲いている]

 

[何とも言えない、見事な残雪模様である]

 

残雪と新緑の山肌の奥には、名峰▲岩木山が覗いていた。

[八甲田からも大きく見える▲岩木山]

 

広く展望出来る大岩によじ登り、しばらく休憩にした。

唯一の岩峰だけに、岩場には岩登りの器具が取り付けられていた。

[岩登りの金具が取り付けられていた]

 

[展望の大岩からのパノラマで南八甲田を見渡す]

 

[素晴らしい残雪と新緑の山肌模様である]

 

大岩で昼食後、さらに岩場をトラバースしながら登って行く。

[さらに、木々の奥にある赤い祠の上の岩場をトラバースしながら登って行く]

 

[高度感のある岩場から南八甲田を見渡す]

 

[残雪と新緑が絶妙の取り合わせである]

 

[大岩の岩場からのパノラマ]

 

[こんな岩場にも赤い祠があった]

 

岩場をトラバースしながら、さらに上段の岩場に取り付いた。

[南八甲田連峰を大展望]


[山頂近くから、下を見下ろす]

 

[山頂付近には、彩り添えるミネザクラが咲いていた]

 

さらに奥に樹林の中を進んでみたが、山頂標識も見当たらず展望も無くなるので、この辺りの展望岩場付近をこの▲石倉岳の山頂として、眺めを十分楽しんでから下山にかかった。

[彩りを添えるツツジも咲いていた]

 

 

駐車場に戻ってから、すぐ近くの有名観光地である睡蓮沼を見学した。

[北八甲田の峰々をパノラマ]

 

[左手に▲八甲田大岳、右側に小岳]

 

こうして八甲田連峰の残雪と新緑を堪能し、七戸町方面に出発した。

途中でも風景を撮影しながら、ゆっくり走った。

[▲雛岳の向こうに▲高田大岳から始まる北八甲田の峰々]

 

その後は七戸町方面に向かい夕食、東八甲田温泉に入浴後、すぐ近くにある道の駅しちのへで車中泊にしました。


20170528PM 展望無かった前回のリベンジ〔▲十和利山〕青い十和田を確認、その後「旅友B」を再訪

2017-05-29 | 〔2017北日本エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

今度は▲十和利山登山のために、迷ヶ平の駐車場に向かった。

実は、この山には2012年の初夏に登っている。

その時はガスで、山頂からの展望は無かった。

到着すると、何やらテレビ局らしき撮影でインタビューを受けている人がいた。

最近頻りに報道されているクマ被害か?、山菜遭難か?と思われた。

念のために、今回初めてクマ鈴を着けて出発した。

[ここも、新緑眩しいブナ林]

 

この山は、ブナ林が多い。

登山ルートは、左側周りコースで登り、右側ルートで下山することにした。

[見上げると新緑がいっぱい]

 

[シダの新緑が目につく]

 

[巨木も多い森の中]

 

[標高を上げると、ダケカンバが増えてきた]

 

そして、山頂が近づく頃に、見覚えのある樹林が現れた。

[黒い樹肌の木にシラカバ模様の枝が生えている樹である]

 

[前回にも撮影した記憶がある]

 

そうするうちに、十和田湖が少しずつ見えてきた。

[やっと十和田湖が少し見えてきた]

 

今回は、十和田湖が望めそうだ。

[重厚な▲戸来岳方面の眺め]

 

[▲戸来岳方面をパノラマ]

 

[ヤマザクラが咲いていた]

 

ほどなく、▲十和利山頂上に到着した。

山頂には、一組のカップルが居て楽しそうであった。

[▲十和利山頂上から望む十和田湖方面]

 

[また違った眺めの十和田湖が新鮮である]

 

[奥にうっすらと大きな▲岩木山の山影が見える]

 

[新緑と蒼い十和田湖の取り合わせ]

 

[▲十和利山頂上からパノラマで撮影]

 

[八甲田方面は、ややガスがかかっていた]

 

[▲戸来岳方面の眺め]

 

山頂は風が強く、肌寒かった。

昼食後に、下山は右側ルートで下った。

こちらのルートは、特にブナ林が立派である。

[良い枝振りのブナ林が立ち並ぶ]

 

[今回初めてクマ鈴を二個着けて歩いたが、その気配は感じなかった]

 

[足元には、スミレの花が多かった]

 

下山すると、皆さん命懸けで採ってきた山菜の買い取りが行われていた。

[これだから、危険でも止められないようである]

 

 

近くの茶屋でおでんを食べてから十和田湖を周りながら、もう一つの目的地である弘前市の岳温泉地内へ向かい、旅友である「元民宿Bさん」を二年振りに再訪 することにした。

[十和田湖周遊道路から十和田湖を覗く]

 

[発荷峠から十和田湖を展望 1]

 

[発荷峠からの展望 2 八甲田方面の残雪がチラリ]


[滝の沢峠からの展望]

 

弘前市に入ると、▲岩木山が大きく高く見え出す。

[夕暮れ迫る、残雪多い▲岩木山方面]

 

[岳温泉が近くなると、ますます▲岩木山が立派に見える]

 

 

そして、二十年ほど前に泊めてもらったことのある、旅友の「元民宿B」に到着した。

[懐かしいオバチャンが玄関を掃除していた]

 

ここ四回ほど、北東北方面に来た時には立ち寄るようになった。

二年振りでも、顔見て直ぐに思い出したようだ。

いつものお土産「スダチジュース2本」を手渡し、「元気だった?」と聞くと、「私は元気だけど、ジイサンが突然亡くなった!」と寂しげに言った。

 

今年2月に突然倒れたらしい。

[窓からは旦那さんが大好きだった▲岩木山が覗く]

 

[二十年ほど前に二日泊めてもらった、元民宿Bの食卓カウンター]

 

旦那さんは▲岩木山専門の写真家で、数々のイベントを主催したり、町役場から観光要請もたくさん担っていたのである。

生前には、作品が有りすぎて整理出来ないと嘆いていたほどだった。

まだ75才の若さだから、少し早すぎる思いであった。

その後もたくさんの顔見知りの知り合いが訪ねて来てくれるそうだ。

[居間兼食堂には、旦那さんの名残惜しい作品がたくさん飾ってあった]

 

[写真を止めてからは、手作り物に精を出していたようだ]

 

「今夜は、姫路市から焼き物のイベント営業にやって来た50才位の女性を一人泊めているが、今夜山菜料理を作ったので、一緒に食べよう。そして今夜は泊まっていきなさい。」と言われ、遅くなりそうなので泊めてもらうことにした。

姫路市の女性も交えいろいろ話し、売上も上々だったらしく、オバチャンも楽しそうであった。

夕食にはズラリ並んだ手作りの山菜料理がとても美味しい(残念ながら写真を撮る前に食べてしまった!)。

宿代を払うと言っても、「こちらが泊まるように言ったのだから要らない」と言って取らなかった。

そうして、久々に夫婦手作りの露天風呂にも入って寝た。

 

 

翌朝、オバチャンと姫路市の女性がカウンターにいた。

[奥の建物の横に露天風呂がある]

 

[なかなか趣のある露天風呂]

 

そして一宿一飯の恩義も無しに、少し話してから「また来るからネ」とお別れ、八甲田方面に出発した。

 


20170528AM 雨上がりの新緑渓流〔奥入瀬トレッキング〕もう少しの彩りが欲しかった

2017-05-28 | 〔2017北日本エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

今日は奥入瀬トレッキングの予定で、土曜日なので早目に出発した。

今まで何度も渓谷路線を通っているが、歩いた事はなかった。

石ヶ戸にクルマを止めて歩き出した。

[石ヶ戸にはトイレと休憩施設があった]

 

新緑が眩しくて気持ちがよい。

[ツツジが咲いてれば良いのだがなあ]

 

新緑だけでの撮影は難しいので花の彩りが欲しいけど、まだ余り咲いていない様子である。

[何という小鳥だろうか?]


[ヤマツツジが咲いてればよく目立つ]

 

[この辺りのヤマツツジが一番の咲き出しだった]

 

[シダの新緑も瑞々しい]

 

[タニウツギのピンク色もよく目立つが、まだまだ少ない]

 

渓流沿いの遊歩道を歩くには、スパイク長靴が最適である。

 

雲井の滝辺りでUターンした。

[新緑の景勝地、雲井の滝]

 

[滝の水量を上から覗いて見る]

 

[雲井の滝の流れ]

 

[阿修羅の流れ付近をパノラマで見てみた]

 

[勢いのいい流れ]

 

[帰りにもう一度、ツツジが鮮やかさを添える新緑の渓流を撮影]

 

[絵を描く人も居ました]

 

[これも新緑の渓流です]

 

[帰ってみると駐車場は満車でした]

 

その後は、近くに聳える▲十和利山登山のために早速移動しました。