〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

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20170430 ニリンソウ群落に始まりキクザキイチゲが乱舞する〔▲保田経ヶ岳〕花と展望の里山名山

2017-04-30 | 〔2017北陸エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

今日も快晴が約束され、連休二日目を近くの里山▲保田経ヶ岳に決めて、登山口に向かった。

[登山口に向かう途中で▲保田経ヶ岳を撮影]

 

[高架下で通行止めの馬が置いてあった]

 

馬は、手で除けられるが、登山口までの距離がしれているので、涼しい高架下にクルマを置いて出発した。

ここは、登山口からチラホラと花が見られた。

[ネコノメソウ]

 

[咲きだちの真っ白なニリンソウ]

 

まず、目に飛び込んで来たのが、真っ白なニリンソウの群落であった。

[何とも爽やかなニリンソウの群落]

 

その後も、次々と小さな花々が見られた。 

[白いイカリソウも負けてはいない]

 

[黄色いヤマブキも目立つ]

 

[ツリバナ?]

 

[白いキクザキイチゲも多かった]

 

[エンレイソウの小花]

 

 

花の撮影で、なかなか進めなかった。

最初の展望所になる第一鉄塔に到着した。

[ようやく最初の展望所の第一鉄塔]

 

ここからは、残雪の▲越前甲山が素晴らしい。

[奥に残雪残る▲越前甲山]

 

[いかにも新緑とマッチする残雪の▲越前甲山]

 

足元の花々は、これからも次々と現れた。 

[青色の上品なキクザキイチゲ]

 

[青色のキクザキイチゲの群落]

 

まさに、キクザキイチゲロードとなっていた。 

[何とも高貴な雰囲気を醸し出している]

 

[ピンクのショウジョウバカマとの色の対比も素晴らしい]

 

[こちらも上品なピンク色のショウジョウバカマ]

 

[やや濃い青色のキクザキイチゲ]

 

[濃い青色のキクザキイチゲの群落が現れた]

 

[ここまで濃い青色のキクザキイチゲは初めて見た]

 

[ふきのとうの咲いていた]

 

[キクザキイチゲを守るように、このハチがたくさんいた]

 

[何とも素晴らしい色合いである]

 

登山者は、第二鉄塔付近で展望をおかずに昼食を食べていた。

大展望の第二鉄塔の奥に上がっていくと、▲保田経ヶ岳山頂がある。 

[ヤマザクラとタムシバの奥に▲保田経ヶ岳山頂がある]

 

[風に揺れる真っ白なタムシバ]

 

[▲保田経ヶ岳山頂は、樹林が多く展望はない]

 

ここで、少し下で話した地元の青年(45才)と再会して、大いに話が弾んだ。

それも彼の身の上話のような、深い内容の話であった。

ここまで濃い内容の話は初めてのような気がする。

とても好青年で、人生の先々を思い巡らせているようだった。

もう少し話したかったが、彼とはここで別れ、自分も第二鉄塔付近で昼食にした。

 

[とても贅沢な位置にある鉄塔]

 

[残雪残る▲越前甲山]

 

[▲越前甲山の山肌に見られる「ツル形の残雪」]

 

[こちらは霊峰▲白山]

 

[第二鉄塔からの素晴らしい大展望]

 

[▲白山は、あくまでも白い]

 

[まるで、キクザキイチゲの世界である]

 

[新緑を写す霊峰▲白山]

 

[だいぶん水が入った大野盆地の水田群]

 

[ネコノメソウ]

 

[最後にもう一度、ニリンソウの群落]

 

[ヤマブキの奥を流れる小滝]

 

下山後は、再び「あっ宝んど」で夕食と入浴を済ませ、大野市役所駐車場で連泊の車中泊にしました。

こうして、連休二日目も静かな夜を過ごせました。

 


20170429 連休初日は福井の大野盆地を見渡す、静かな花鮮やかな里山〔▲飯降山〕に登る

2017-04-29 | 〔2017北陸エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

いよいよ今日からゴールデンウィークが始まる。

昨夜の道の駅での車中泊車両も多かったようだ。

ここ郡上市辺りは名古屋からも近く、帰省や行楽で混雑が予想されるので、早めに九頭竜湖畔を通って再度福井県に入っておく予定にした。

天候も良く、途中にある満開のサクラを撮影しながら、福井県大野市を目指した。

[北陸の峠に咲くサクラは、今が満開の様子]

 

[湖畔に寄り添うサクラ]

 

[新緑とサクラのマッチング]

 

[湖畔のサクラ]

 

[九頭竜湖畔の上には、新緑がかけ上がる山]

 

[満開のサクラ越しに見える残雪の山々]

 

[残雪の山とヤマザクラ]

 

 

なお九頭竜湖にかかる頃、途中にあるトンネルでバイクと思われる事故現場を通った。

路上にヘルメットと血ダマリが散乱し、交互通行規制されていた。

その後は、各クルマも急にスピードを落とし、穏やかな流れとなったようです。

やはり混雑時のドライブは怖いという思いである。

 

ところで後になって解ったが、この事故の当事者の話を5/5に▲兜山山頂で出会った若い女性ライダーから聞くことになったのであります(*_*)(;_;)/~~~。

 

福井県大野市に入り、まだ昼前なので近くの▲飯降山に登ることにしました。

[鮮やかなピンク色の芝桜に彩られた▲飯降山]

 

麓の公民館にクルマを止めて出発しました。

[飯降山登山口]

 

五月も近くなり、里山はいよいよ新緑、花盛りの季節に変わって来ました。

この山もツツジやヤマブキが咲きだし、足元にはスミレに続いてイカリソウロードからカタクリロードへと花盛りでした。

[新緑の山裾を見渡す]

 

[カタクリロードのような花盛りの登山道]

 

[眼下には、芝桜で区切られた水田が目につきます]

 

七合目辺りからは気持ちのよいブナ林が続くようになりました。

[目にも優しい新緑のブナ林]

 

[ブナの根元には、雪解けのショウジョウバカマが色鮮やか]

 

[残雪が残る▲銀杏峰方面だろうか?]

 

[タムシバも花盛り]

 

▲飯降山三角点の奥にある奥の院展望所に到着した。

[山頂奥の展望所付近のパノラマ]

やや天気がイマイチであったが、ここで遅い昼食を食べて休憩した。

下界は混雑しても、里山はガラ空きでのんびり過ごせる。

 

[右側の名峰▲荒島岳の残雪もわずかになった]

 

[新緑の尾根筋と大野盆地を望む]

 

[小鳥もさえずりながら見つめる]

 

[昨秋に登った残雪の見られる▲経ヶ岳方面]

 

[目に染みる新緑のブナ林]

 

[だいぶん下ってきました]

 

下りも花の撮影をしながら、ゆっくりと進む。

[イカリソウ白の軍団]

 

[カタクリを着飾るエンレイソウ]

 

[色鮮やかなツツジ]

 

[イカリソウの軍団が襲来する]

 

[ヤマザクラもきれいである]

 

 

下山後、駐車場近くで芝桜風景を撮影した。 

[奥の山は大野の名峰▲荒島岳]

 

大野市内と言っても、混雑は全くない。

逆に不思議なほどガランとしている感じである。

この連休は、この辺りを拠点に過ごそうと思った。

 

その後は、近くの「あっ宝んど!」で夕食と入浴、仮眠場所として大野市役所駐車場を薦められた。

ここは食事場所が少ない中で、入浴と食事を遅くまでやってくれているので本当に助かる!

 

そして行ってみた駐車場は「観光客用」との看板もあり広くて静か、守衛さん付きなので警察も来ず安心安全で、これまた車中泊にはもってこいだった。

 


20170428 北アルプス~▲乗鞍岳~▲御嶽山~中央アルプスを見渡す〔▲簗谷山〕はパノラマ名山

2017-04-28 | 〔2017北陸エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

一日空けたお陰か、快晴で空気が澄んだ朝を迎えた。

予定通りに再度岩屋ダム方面へ向かい、朝の写真を撮りながら▲簗谷山方面への林道を走った。

[ダム湖に映えるヤマザクラ]

 

たどり着いた林道終点にはクルマが一台停まっていた。

[きれいな案内板があった]

 

ブナ林コースを進むと、先発者とおぼしき五人連れが左側の尾根筋から下ってきた。

どうも、途中でルート間違いに気付いて尾根を下りて来たらしい。

最初の頃に赤テープが少ない上に、やや踏み跡が薄くて間違いやすい所がありました。

少し話してから別れたが後ほど山頂で合流し、すっかりお友達になりました。

 

[ルート間違いに気付いて合流、しばらく休憩する五人連れ]

 

[立派なブナの大木]

 

[複雑な倒木が登山道にあり、肥満体は通行不可、何とか通ることが出来た!]

 

[そろそろ新緑の季節だ]

 

[足元の花はまだ少ない]

 

[ブナ林コースのブナ]

ブナ林が増えてくると急登になってきた。

[この色は目に染みます]

 

樹林の間からは、雪を被った霊峰▲御嶽山が姿を現した。

[やがてブナ林の稜線からは、真っ白な霊峰▲御嶽山が見え出す]

 

[気持ちの良い、新緑の登山道を進む]

 

尾根コースからの道と合流すると、ほどなく▲簗谷山頂上に到着した。

[展望の良い、▲簗谷山頂上に到着]

 

[方位盤と望遠鏡がある山頂、望遠鏡は故障で見えない]

 

[▲簗谷山頂上のパノラマ]

 

[右側に大きく霊峰▲御嶽山、左側には▲乗鞍岳]

 

[まだまだ雪の多い▲乗鞍岳]

 

[こちらは、どっしりとした霊峰▲御嶽山]

 

[いまだ盛んに噴煙をあげる▲御嶽山]

 

[右側に穂高連峰の勇姿]

 

撮影し終えた頃、先に出会った五人連れがやって来た。

一緒に昼食を食べようと座ると、直ぐに次から次と食べ物が回ってきた。

漬物、焼豚、玉子焼きとこちらの弁当を開ける間がない速さに戸惑うほどであった。

山の話も次々と出て、大にぎわいであった。

こんなに楽しい山頂は、久しぶりの記憶である。

あっという間に時間が過ぎて、記念写真も撮り合ってお別れした。

[あっという間にお友達になった五人連れの皆さん、ご馳走さまでした!]

 

その後は、念願の▲槍ヶ岳を見ようと一人山頂で粘った。

すると何とか、穂高連峰の奥に▲槍ヶ岳の黒い穂先がカメラ越しに姿を現した。

 

[何とか超望遠でうっすらと、▲槍ヶ岳の黒い穂先が姿を現した!]

 

[真っ白で端正な▲笠ヶ岳だろうか?]

 

この山頂からは、中央アルプスや▲恵那山も見えるようだ。

ただ、▲白山方面は樹林に隠れて見えそうになかった。

[中央アルプスの▲木曽駒ヶ岳も見えるようだ]

 

その後山頂直下にある展望岩に寄ってみた。

ここからは樹林に邪魔されず、絶景の大展望が見られる。

[山頂直下の展望岩からの絶景の眺望]

 

大岩の先には怖くて行けないほどの絶壁の大岩である。

 

[展望岩からのパノラマ]

 

[右側に大きく霊峰▲御嶽山、左側に▲乗鞍岳の山体]

 

[▲笠ヶ岳方面の北アルプスの山並]

 

 

展望を満喫して、今度は尾根コースから下山にかかった。

[右側の大きな岩が先ほど居た展望岩]

 

[途中にある、大泣きの小鹿の涙]

 

今日も先の五人連れ以外には誰にも会うことなく、静かな連休前日を過ごした。

[逆光に映える湖畔のヤマザクラ]

 

[重なる二種類のヤマザクラ]

 

[強烈に光る湖面]

 

[サクラ色のパレット]

 

人出が予想されるゴールデンウィークは、早めに九頭竜湖を通って再度福井県に入る予定にしている。

その為今夜は、岐阜県郡上市の道の駅やまとで夕食と入浴を済ませ、そのまま車中泊にしました。


20170426〔雨天休日⑥/休養/停滞〕~ 0427〔休養休日⑦/観光/停滞〕

2017-04-27 | 〔2017北陸エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

20170426(水) 

今日は久しぶりに一日中雨が降っていた。

ほとんどを道の駅に停めたクルマ内で過ごす休養日とした。

朝食のモーニングサービス(バイキング)と夕食を道の駅で食べて入浴(食事後の入浴¥100引きで¥350)、そのまま車中泊にしました。

[朝食:バイキング(¥600)]

[夕食:焼魚定食(¥810)


20170427(木) /

今日は天候が回復し、次の山も近くの▲簗谷山と決めていたが、昨日降り続いた長雨を考慮して本日も休養日とし、下呂市金山町近くの岩屋ダム方面の観光に当てることにした。

今朝も道の駅でバイキングの朝食を食べてから、コンビニ弁当を買って出発した。

[ダム方面の河川にも春の息吹きが感じられる]

 

岩屋ダム方面の途中にある岩蔭遺跡の巨石群園地に寄ってみた。

突然に散乱する巨石群が散らばる中に案内棟があり、色んなパンフレットが置かれていた。

巨石群の隙間から射し込む太陽光を太古のカレンダーとして読み解き、太陽や星と巨石群を関連付けた古代ロマンとして推測させているもののようだ。

 

 

その後しばらくして、岩屋ダムに到着した。

[東海の水瓶としての岩屋ダム]

 

[岩屋ダムに到着]

 

[ダム横断道路上から下流域を望む]

 

[各地のダムで提供されているダムカレー、左上の徳山ダムカレーのみ試食済]

 

[ダム展望台に登って、ダムを上から見下ろしてみた]

 

 

 

その後は再々度、金山町の道の駅に戻り夕食と入浴、そのまま車中泊三連泊にしました。 

明日は予定通り、近くの▲簗谷山登山を計画しています。


20170425 霊峰 御嶽を間近に望む〔▲高屹山〕ぐるり白山~北アルプス~乗鞍岳を見渡す中信展望台

2017-04-25 | 〔2017北陸エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

どうも、今日までが好天のようだ。

今日も展望が期待できる▲高屹山を目指した。

[川幅以上に広がったコイノボリの一団]

 

[久々野町からは、かなり荒れた林道だった]

 

[登山口でさえずるのは、カッコウ?]

 

[登山口には、立派な案内板があった]

 

[最初は枯れ谷を遡って行く]

 

[今日は人に出会いそうもないので、今回初めて鈴を付けてみた]

 

[日照り続きで、苔も乾燥気味]

 

[ゴジラの背に到着、展望が良い]

 

[ゴジラの背から位山三山を展望する]

 

山頂直下で展望が良く、休憩にもってこいの「ふれあい広場」に到着する。

ここからは遠く▲白山を始め、北アルプス~▲乗鞍岳、そして間近に霊峰▲御嶽山や位山三山が展望出来るようだ。

ただ今日は、少し白っぽくガスがかかり、▲白山は見えなかった。

[何とも居心地の良い「ふれあい広場」]

 

元来、この▲高屹山は、位山三山を礼拝する山らしい。

[位山三山が大きい]

 

[▲乗鞍岳には、まだガスがかかっている]

 

[この▲高屹山からは、▲北アルプス~▲乗鞍岳~▲御嶽山を展望出来るようだ]

 

[残念ながら、穂高連峰の山頂付近のガスがとれきれなかった]

 

[左側から、▲笠ヶ岳~▲穂高連峰、山頂付近のガスが残念だった]

 

ふれあい広場のすぐ奥に▲高屹山の山頂がある。

[▲高屹山頂上のパノラマ、展望はふれあい広場の方が良い]

 

 

再びふれあい広場に戻って昼食後、しばらくガスがはれるのを待った。 

[何とも居心地の良いふれあい広場]

 

[展望の良い、ふれあい広場のパノラマ]

 

[ふれあい広場から、ガスがはれた霊峰▲御嶽山]

 

[依然として噴煙をあげる▲御嶽山]

 

[御嶽の噴煙を見て、三年前の大噴火を思い出す]

 

残念ながら、▲乗鞍岳方面のガスは、どうもはれそうになかった。 

[▲笠ヶ岳~▲乗鞍岳のガスは、はれそうになかった]

 

 

北アルプス~▲乗鞍岳方面のガスは、中々はれそうにないので、周回コースで下山することにした。

[懐かしいキンサンとギンサンの名前があった]

 

下山後は、金山町の道の駅で夕食と入浴、そのまま車中泊にしました。

明日は久々に雨天休日の予報のようです\(^o^)/。