〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

写真付きで日記や趣味を書く自遊人ブログ

20170424 飛騨の小京都「古川」を見下ろし白山~加越、北ア~御嶽を見渡す〔▲安峰山〕は展望名山

2017-04-24 | 〔2017北陸エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

今日も好天予報で、泊まった飛騨市古川町の近くにある▲安峰山に決めた。

道の駅の駐車場で、飛び交う小鳥を撮影してから出発した。

[名前は分からないなあ?]

 

[こちらも分からない]

 

飛騨市古川町の小高い霊園墓地の駐車場にクルマを停めて出発した。

[古川町を見下ろし、とても見晴らしの良い霊園である]

 

この山は、秋の早朝に古川町を覆う朝霧の展望台で有名らしい。

そして、別の車道が山頂まで通じているようだ。

霊園から林道を進み、左側へ杉林の中を登って行く。

[▲安峰山登山口]

 

落葉樹の枯葉が多い登山道を登って行く。

途中の展望は余りない。

[山頂直下は、なかなかの急登であった]

 

立派な展望台が見えてくると、▲安峰山頂上である。

[山頂に造られた展望デッキ]

 

▲安峰山頂上の展望デッキは、眼下に飛騨の小京都「古川町」を見下ろし、遠く▲白山方面を中心にほぼ180度の樹林が刈られて、展望は抜群である。

そしてここは、山頂まで車道が来ていた。

[展望デッキからの大パノラマは、絶景である]

 

[古川町を見下ろし、▲白山方面を大展望する]

 

[以前登った▲猪臥山山麓のかなりの高度まで、切り拓かれた集落が見られる]

 

[奥に未だに真っ白い山頂が目立った、加越国境の山々]

 

[その真っ白な山頂に面白い雪形を発見 !]

 

[展望デッキには、展望図板が掛けられていたが、もう少し山名が欲しいなあ]

 

[以前登ったことのある、大展望の▲猪臥山方面]

 

[▲白山山頂方面をズームアップ]

 

 

一方、反対側に50mほど進むと、今度は東側がほぼ180度にわたって刈り払われ、▲北アルプス~▲乗鞍岳~▲御嶽山にかけての大展望が見られる展望台がある。

どうも最近に整備されたような感じである。

[西側には、展望デッキと東屋が整備されている]

 

こちら西側の展望台では、特に▲乗鞍岳と▲御嶽山が大きく見える。

ただ残念なことに、こちらには展望表示板はないようだ。

[こちらは、北東側の北ア~▲御嶽山にかけての大展望台]

 

[やや逆光気味で、ガスがとれきれなかった▲御嶽山]

 

[左側に▲乗鞍岳、右側に▲御嶽山を展望する]

 

[膨大な▲乗鞍岳を少しズームアップ]

 

[▲乗鞍岳をもっとズームアップしてみた]

 

[さらに▲乗鞍岳の山頂付近をズームアップ]

 

[▲笠ヶ岳~▲穂高連峰の峰々]

 

[▲穂高連峰の奥にちょこんと見えるのは、もしかして?]

 

[その「ちょこんと」をズームアップしてみた]

 

[北アルプスだが、山名は分からない?]

 

あっち、こっちと撮影していると、一台のクルマがやって来た。

建設コンサルタントの業者さん2名だった。

下から歩いてきた自分を見て、驚いていた。

どうも、この山頂付近を整備して、車イスの動ける遊歩道を整備設計する町の発注があったらしい。

車道のみならず、そこまでしなくてもと思うのは、自分だけだろうかなあ?

 

この好天にも関わらず、その後は誰にも出会ずじまいで、昼過ぎには下山にかかった。

[落ち葉降り積もる中をゆっくりと下って行く]

 

下山後は、見晴らしの良い霊園駐車場でゆったり休憩してから、近くの宇津江しぶき温泉「遊湯館」で夕食と入浴、今夜も近くの道の駅で車中連泊にしました。

 


20170423 北アルプス南部の名峰五座をぐるり見渡す〔▲福地山〕息飲む絶景を堪能

2017-04-23 | 〔2017北陸エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

今日は快晴が約束されているので、北アルプス南部の展望台として過去二度登っている▲福地山を予定している。

この辺りでは行きつけになっている福地温泉昔話の里を目指した。

奥飛騨地方は、ちょうどサクラが満開のようです。

三度目の▲福地山も残雪の時期は初めてで、当然スパイク長靴で出発した。

見慣れた朝市の前を通り、温泉街の裏山に取り付いた。

[賑やかな朝市の営業中]


いつもは薄暗い杉林が、今日は好天で明るく感じる。

[残雪の中にも春の息吹きが感じられる]


何度もジグを切りながら高度を上げていく。

尾根コースと谷川コースの分岐辺りからは残雪が現れた。

[こうなるとスパイク長靴の本領発揮である]

 

尾根コースを進み、再度コースの合流点付近からは▲笠ヶ岳~▲槍ヶ岳~穂高連峰の大展望が広がった。

[左側から、▲槍ヶ岳~▲穂高連峰~▲焼岳の大展望]

 

[▲槍ヶ岳~▲穂高連峰]

 

[▲穂高連峰~▲焼岳]

 

その後は▲焼岳、▲乗鞍岳と各展望台が現れ、▲福地山頂上に到達した。

[山頂付近から▲笠ヶ岳~▲槍ヶ岳~▲穂高連峰の絶景]

 

[▲福地山頂上の雪上パノラマ、▲笠ヶ岳~▲槍ヶ岳~▲穂高連峰~▲焼岳を一望]

 

二~三名の先発者も居たが発する言葉もなく、その絶景を静かに堪能しているようだった。

[▲福地山頂上]

 

何度来てもここからの北アルプス展望は素晴らしい。

[▲槍ヶ岳~▲穂高連峰]

 

これだけ簡単な登りで、間近にアルプス名峰群五座が見られる山は珍しいと思う。

[▲笠ヶ岳の山頂付近がぽっかりお目見え]

 

[凛々しい▲槍ヶ岳の穂先]

 

[雪を寄せ付けない▲槍ヶ岳の穂先付近には槍ヶ岳山荘も見える]

 

[堂々とした穂高連峰、左側から▲奥穂~▲西穂~▲前穂の峰々]

 

[▲西穂の裾には西穂山荘も見える]

 

あと、後ろの樹林が無ければ、▲白山までも見えるかもしれない。

[この場ですることは、みんな同じだ]

 

[ぽっかり浮かぶ真っ白な▲笠ヶ岳の山頂付近]

 

[何と贅沢な昼食タイムだろうか]

 

[いつまで見てても見飽きない絶景である]

 

昼食後、去りがたい山頂を後にして下山にかかった。

[山頂付近から▲槍ヶ岳~▲穂高連峰~▲焼岳の名峰群]

 

[乗鞍岳展望台から▲乗鞍岳方面の連なり]

 

[最後にもう一度、▲笠ヶ岳~▲槍ヶ岳~▲穂高連峰の面々]

 

[ここは一番の▲焼岳展望台である]

 

下山後は行き着けの休憩処、福地温泉昔話の里「田頃家」に顔馴染みのNさんを訪ねた。

昨秋にも訪問したが、あいにくの不在で、二年ぶりの御対面となった。

何時ものように、鍋焼うどん定食を食べて入浴させてもらった。

好天の日曜日と言うこともあって賑わっており、落ち着いての話も余り出来なかったが、まずは元気そうで何よりだ。

 

その後は、飛騨市古川町の道の駅で車中泊にしました。

 


20170422 残雪の北アルプス~御嶽山の眺望広がる〔▲天蓋山〕で(亡)田部井淳子さんを偲ぶ

2017-04-22 | 〔2017北陸エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

今日は雪で登れるかどうか分からないが、奥飛騨への道すがらにある山の村の▲天蓋山登山口に通ずる林道を走ってみた。

[奥飛騨付近は、サクラが満開]

 

[人に寄ってくるキツネ?、可哀想だがエサはあげない]

 

ここは、登山口のある「夕顔の駅」(未営業、4/29開業とのこと)までは除雪されているらしい。

[コブシの花が春の息吹きを感じさせます]

 

この標高であっても、林道は広くて走りやすい。

[途中の山間部にも残雪が目立ちます]

 

途中で撮影しながら、登山口に着くと先発車らしきクルマが一台停まっていた。

とりあえず行けるところまでと、スパイク長靴を履いて出発した。

[登山口駐車場付近のキャンプ場]

 

[今の時期、入山者は少ないようでした]

 

先発者のトレースのみで他ににトレースがなく、かえって解りやすくて助かった。

[先発者のトレースを追いながら、行けるとこまで]

 

[稜線に上がると、何となく歩きやすい]

 

雪も適度に締まっており、何とかツボ足で歩けた。

それでも夏道のマークが小さいだけに沢筋からの取り付きなど、先発者のトレースがなければ難しいと思った。

[ブナ林にも、まだまだ積雪がタップリ]

 

ここは、稜線に上がってから、3つ程のニセピークを越えて山頂に到達した記憶があった。

[急登の稜線休憩所「すずめ平」]

 

[あの奥に▲天蓋山頂上がある]

 

[もうすぐで▲天蓋山頂上だ!]

 

ずっとトレースを確認しながら、ほぼコースタイム通りで先発者1人のいる▲天蓋山頂上に到着した。

[最近亡くなった女性登山家、田部井淳子さん直筆の山頂標柱]

 

[▲天蓋山頂上のパノラマ]

 

[何だか濡れると思ったら、スパイク長靴の後ろが裂けていた!]

 

地元の人らしく、去年は今の時期には山頂に雪がなかったと言っていた。

[今日はこれくらいの展望が精一杯のようです]

 

今年はまだ、たっぷり1mほど積っている。

[ガスが取れない▲乗鞍岳方面]

 

肌寒い中、先に下山すると言うので、同じ道での下山トレースをお願いした。

[眼下に山の村方面]

 

予報通り、午後ほど好天にはなってきたが、展望はイマイチであった。

晴れていれば、ここは大展望が見られたのだが、残念でした。

[▲御嶽山のようです]

 

なお、ここの山頂標識は、先日亡くなってしまった女性登山家「田部井淳子」さん直筆であり、今日はご冥福を祈る慰霊登山となったようです。

[下山途中には、何とか展望が良くなってきた]

 

[春の息吹きを感じるマンサクの花]

 

[ブナ林の芽吹きの時期には、もう少し]

 

少し展望回復を確認してから、早目に下山にかかり、16時ごろ駐車場に戻った。

下りには、雪がシャーベット状に腐ってきており、足を取られながら下りてきました。

夕顔の駅の施設管理者が4/29開業予定で、準備中のようでした。

[今年は、4/29から営業開始とのことでした]

 

なお周回林道は、本日開通とのことだったので、Uターンせずにそちらから帰りました。

[道路脇には、除雪された雪がたっぷり]

 

 

その後はコンビニで夕食、近くに割石温泉(¥410)に入浴後、R147号線の路肩Pにて車中泊にしました。

 


20170421 ふるさと歩道を歩いて豊かな自然の〔▲猿倉山~▲御前山~▲小佐波御前山〕を周回する

2017-04-21 | 〔2017北陸エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

今朝は昨夜の一件で、寝起きの優れないなか、朝の立山連峰を撮影した。

[朝朝方の▲剣岳]

 

[明け方の▲剣岳~▲大日岳]

 

[▲大日岳周辺]

 

今日も高曇りの様子で、登山に支障はないようであった。

[立山町の山麓からも立山周辺の山並がかなり見える]

 

[まだまだ雪多い▲立山付近]

 

今後岐阜県に入る予定なので、位置的にちょうどいい▲猿倉山辺りに決めた。

ここは二年前の新緑の時期に登ったことがあるが、先の▲祖父岳で地元のおじさんに勧められた山である。

▲猿倉山~▲御前山~▲小佐波御前山と3つのピークがあり、ふるさと歩道として整備され、原生林息ずく森の中の花と展望が魅力の山である。

今回も猿倉スキー場付近の駐車場にクルマを停めて出発した。

[キャンプ場付近で咲いてたカタクリの群落]

 

途中上段に駐車した二人連れの女性と相前後して登っていった。

[シバザクラ]

 

[のどかな散居村の風景]

 

ほどなく、「風の城」なる展望所が建つ▲猿倉山に到着、眼下には富山平野の散居村風景が広がる。

[▲猿倉山頂上にある「風の城」]

 

[奥に▲剣岳、だんだん霞んできた]

 

まだ花は少ないが、あちこちにスミレの群落とショウジョウバカマが見られた。

 

次いで、ふるさと歩道を歩き、異様なペイントで着飾れた休憩所のある▲御前山に到着した。

[▲御前山山頂にあった、ある意味アートな休憩所]

 

その雰囲気的にもだだっ広く、あまり山頂らしくはない。

次いでだんだんと高度を稼ぎ「獅子の鼻」という岩場の高度感のある展望地に到着した。

[獅子の鼻付近で咲いてた雪割草]

 

[獅子の鼻から岐阜方面を展望]

 

そこからは、これから向かう岐阜方面の奥深い山並を見渡せた。

[ヤマザクラが開花していました]

 

[山頂が近づくと残雪が現れました]

 

その後は急登の木段が続き、一気に▲小佐波御前山の頂上に着いた。

[▲小佐波御前山頂上]

 

山頂は、やや木々に邪魔され見通しは悪い。

奥に進むと立山方面の展望所があり、そこで昼食にした。

[昼食タイムの立山方面展望所付近]

 

[立山方面は、やや霞んでいました]

 

そこでは、先の二人組女性が食事中であり、付近の山の話や旅の話に興じた。

 

下山は前回と同じく、ふるさと歩道を周回しながら、魅力ある原生林の枝振りとカタクリなどの花多い山中を撮影しながら下って行った。

[ここの下りは原生林息ずく森のようです]

 

[しばらく下ると、カタクリロードが始まりました]

 

[この手刀にも見覚えが有りました]

 

[ネコノメソウ]

 

[急な下り坂にカタクリロードが有りました]

 

[白いスミレ軍団]

 

やや荒れ気味の登山道であったが、最後には長い水路際の歩道歩きが待っていた。

[シャガの白さが目立ちます]

 

心配になるほど狭い隊道になったり、落石があったりの歩道であったが、何とか無事駐車場所に戻ってきた。

[土石流の跡のようでした]

 

[脇の小道を進むようです]

 

[小鳥の撮影は難しい]

 

この辺りで前回同様、二度もカモシカと対面した。

[一頭目のカモシカ君]

 

[二頭目は、ウインクしてポーズを決めてくれた]

 

どうやらこの辺りに住み着いているようだ。

カモシカは、ある距離までは近づいても逃げることはない。

 

[目立つヤマブキの黄色]

 

 

 

そして夕食後、岐阜県境に近い「楽今日館」で入浴してから、道の駅細入で今回二度目の車中泊にしました。

 

 

 


20170420PM ▲剣岳~▲大日岳の展望台〔▲千石城山〕は、気軽に登れるハイキングコース

2017-04-20 | 〔2017北陸エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

▲千石城山の登山口のある林道も雪無く到着した。

何組かの先発隊がいるようであった。

雪解けが進み、小さな花々が見られます。

[もうすぐでコブシが舞い踊ります]

 

送電線鉄塔の管理道を兼ねた登山道のようで、正に里山の感じである。

この辺りでもイワウチワが見られ出した。

1時間足らずで山頂に到着した。

[山頂には、ベンチやテーブルもある]

 

[▲千石城山頂上のパノラマ]

 

元来、山頂は千石城跡だったようである。

それだけ見晴らしが良いということなのだろう。

全くここは、▲剣岳の展望台と言った風で、急峻な登山道で有名な早月尾根がよく見える。

[▲剣岳~▲大日岳にかけて一望]

 

午後からは曇天に変わり、岩肌が余計に不気味に見える。

[後ろ姿がバッチリ、これぞアルピニスト]

 

[山頂のコブシはこれから]

 

下山後は、近くを散策してから、上市町にある温泉施設「アルプスの湯」(¥610)に入浴した。

[山麓の剣公園は春爛漫です]

 

[上市川第二ダム湖]

 

富山県の最後に朝の立山連峰を見ておこうと、近くに道の駅がないので、今夜は立山町の常願寺公園で車中泊にしました。

 

いつもはこれで終わりなのであるが、ここで何と丑三つ時のAM1:30ごろのことである。

こんな夜分に警察の巡回訪問があり、久々寝入っていたところを起こされてしまった。

色々聞き取りがあり、最後に免許証を提示した。

しかし、こんな夜分に起こしてまで、何の確認が必要なのだろうか?と思った。

過去何百日と車中泊をしてきたが、この時間帯はない。

職務質問にしても、北海道で1回、宮城県で1回、そして福島県で1回の計3回(全て20時ごろ)である。

これから連休にかけては、どうするのだろうか?と思う。

中々寝付けないなか久々に寝込んでいたのに、その後は目が覚めてしまったのは言うまでもない

富山県の最後になって、せっかくの印象が悪くなってしまったようでした