NHK

志賀原発で事故が起きた場合に30キロ圏内に住むおよそ15万人を避難させる県のシミュレーションがまとまり、避難が完了するのに少なくとも9時間近くかかり、5キロ圏内を優先させる2段階での避難を行った方が時間を短縮できることがわかりました。
石川県は、福島第一原発の事故を受けた国の指針に基づいて、志賀原発で事故が起きた場合に30キロ圏内のおよそ15万人の住民の避難が完了するまでにかかる時間を初めてまとめ、29日、県議会の特別委員会で報告しました。
それによりますと、天気や時間帯、自家用車を使う人の割合など、条件を組み合わせた30通りでシミュレーションした場合、▼最短が8時間45分▼最長が13時間45分になりました。
また、同じ条件で比較すると、▼30キロ圏内の住民が一斉に避難を始めると、避難が完了するまでに11時間15分かかりますが、▼5キロ圏内の住民の避難を優先させる2段階で避難した場合、▽5キロ圏内が6時間、▽残りの住民も10時間15分で避難でき、一斉に避難した場合に比べて、1時間早く避難が完了することもわかりました。
また、行政の避難指示を待たずに自主避難する人の割合別の推計結果も示され、5キロ圏内の住民が避難するのにかかる時間は、▼40%の人が自主避難を始めた場合は6時間、▼60%の場合は8時間15分と、自主避難が多いほど時間がかかることもわかりました。出席した委員からは「福島第一原発の事故を考えれば住民の自主的な避難は増えることが予想されるので、対策が必要ではないか」といった課題が指摘されました。
県は、シミュレーション結果をもとに、▽各市や町の避難計画の修正に反映してもらうとともに、▽渋滞が想定されるところの交通規制や避難経路の見直しを進めることにしています。
01月29日 20時17分

志賀原発で事故が起きた場合に30キロ圏内に住むおよそ15万人を避難させる県のシミュレーションがまとまり、避難が完了するのに少なくとも9時間近くかかり、5キロ圏内を優先させる2段階での避難を行った方が時間を短縮できることがわかりました。
石川県は、福島第一原発の事故を受けた国の指針に基づいて、志賀原発で事故が起きた場合に30キロ圏内のおよそ15万人の住民の避難が完了するまでにかかる時間を初めてまとめ、29日、県議会の特別委員会で報告しました。
それによりますと、天気や時間帯、自家用車を使う人の割合など、条件を組み合わせた30通りでシミュレーションした場合、▼最短が8時間45分▼最長が13時間45分になりました。
また、同じ条件で比較すると、▼30キロ圏内の住民が一斉に避難を始めると、避難が完了するまでに11時間15分かかりますが、▼5キロ圏内の住民の避難を優先させる2段階で避難した場合、▽5キロ圏内が6時間、▽残りの住民も10時間15分で避難でき、一斉に避難した場合に比べて、1時間早く避難が完了することもわかりました。
また、行政の避難指示を待たずに自主避難する人の割合別の推計結果も示され、5キロ圏内の住民が避難するのにかかる時間は、▼40%の人が自主避難を始めた場合は6時間、▼60%の場合は8時間15分と、自主避難が多いほど時間がかかることもわかりました。出席した委員からは「福島第一原発の事故を考えれば住民の自主的な避難は増えることが予想されるので、対策が必要ではないか」といった課題が指摘されました。
県は、シミュレーション結果をもとに、▽各市や町の避難計画の修正に反映してもらうとともに、▽渋滞が想定されるところの交通規制や避難経路の見直しを進めることにしています。
01月29日 20時17分