沿岸でも試験操業決定 3月、いわきの2魚種対象
福島県地域漁業復興協議会は21日、いわき市で会合を開き、福島第1原発事故で自粛しているいわき市沿岸の船引き網漁の試験操業を3月1日に始めることを決めた。24日の県漁連組合長会で決定する。
海域は海岸線から約10キロ以内の沿岸部で、イシカワシラウオとコウナゴの2魚種を漁獲対象とする。昨年以降の県の放射性物質検査で安全性が確認されたとして操業に踏み切る。コウナゴは茨城県北茨城市で加工し、検査を通れば出荷する。
沿岸部の底引き網漁は海底の放射性物質濃度が比較的高く、操業を見送る。いわき市数十キロの沖合では昨年10月、底引き網漁の試験操業を開始した。
2014年01月22日水曜日河北新報
福島県地域漁業復興協議会は21日、いわき市で会合を開き、福島第1原発事故で自粛しているいわき市沿岸の船引き網漁の試験操業を3月1日に始めることを決めた。24日の県漁連組合長会で決定する。
海域は海岸線から約10キロ以内の沿岸部で、イシカワシラウオとコウナゴの2魚種を漁獲対象とする。昨年以降の県の放射性物質検査で安全性が確認されたとして操業に踏み切る。コウナゴは茨城県北茨城市で加工し、検査を通れば出荷する。
沿岸部の底引き網漁は海底の放射性物質濃度が比較的高く、操業を見送る。いわき市数十キロの沖合では昨年10月、底引き網漁の試験操業を開始した。
2014年01月22日水曜日河北新報