伊方原発、災害対策を強化NHK
運転再開を目指して国の安全審査を受けている四国電力・伊方原子力発電所で新たに竜巻や森林火災による被害を防ぐための対策が強化されています。
福島第一原発の事故を踏まえた原発の新しい規制基準では、従来はなかった竜巻や森林火災といった自然現象への対策も義務づけられました。
このため、伊方町にある四国電力の伊方原発では、森林火災への備えとして、12月から発電所内の木の伐採を進めています。
原子炉を冷却するための水をためるタンクや、非常用の発電機に使う重油のタンクなど、重要な設備への延焼を防ぐためで、設備から35メートルの範囲にあるすべての木が伐採されます。
また、竜巻への対策では、飛来物で設備が壊れるのを防ぐため、▼タンクの周りに緩衝材が巻かれたり、▼原子炉がある建屋内の機器を冷やすために海水を送るポンプや配管が置かれた場所に、鉄製の金網が取り付けられました。
今後は、竜巻で飛ばされるおそれがある敷地内の重機やコンテナなどを固定する対策も行われるということです。
平成25年7月に始まった国の原子力規制委員会による伊方原発の安全審査は、「早くて半年程度」とされた当初の見通しよりも時間がかかっていて、審査がいつ終わるのか見通しが立っていません。
01月03日 07時02分
運転再開を目指して国の安全審査を受けている四国電力・伊方原子力発電所で新たに竜巻や森林火災による被害を防ぐための対策が強化されています。
福島第一原発の事故を踏まえた原発の新しい規制基準では、従来はなかった竜巻や森林火災といった自然現象への対策も義務づけられました。
このため、伊方町にある四国電力の伊方原発では、森林火災への備えとして、12月から発電所内の木の伐採を進めています。
原子炉を冷却するための水をためるタンクや、非常用の発電機に使う重油のタンクなど、重要な設備への延焼を防ぐためで、設備から35メートルの範囲にあるすべての木が伐採されます。
また、竜巻への対策では、飛来物で設備が壊れるのを防ぐため、▼タンクの周りに緩衝材が巻かれたり、▼原子炉がある建屋内の機器を冷やすために海水を送るポンプや配管が置かれた場所に、鉄製の金網が取り付けられました。
今後は、竜巻で飛ばされるおそれがある敷地内の重機やコンテナなどを固定する対策も行われるということです。
平成25年7月に始まった国の原子力規制委員会による伊方原発の安全審査は、「早くて半年程度」とされた当初の見通しよりも時間がかかっていて、審査がいつ終わるのか見通しが立っていません。
01月03日 07時02分