10~12日に試験焼却 3町村組合全協 中之条町長が方針より転載
2012年4月1日 東京新聞
東日本大震災のがれき受け入れを検討中の中之条町と東吾妻町、高山村でつくる「吾妻東部衛生施設組合」(管理者・折田謙一郎中之条町長)の組合議会の全員協議会が三十一日、中之条町役場で開かれた。折田町長は四月十日から十二日までの三日間、試験焼却を実施し、四月中旬以降に受け入れの最終判断を行う方針を示した。
試験焼却用のがれき(日量五トン)は十日午前八時、岩手県宮古市からごみ処理施設「吾妻東部衛生センター」(中之条町)に搬入される。折田町長は「地元住民に立ち会ってもらい、安全性を確かめてほしい」と説明。検査結果が分かる四月中旬に住民に情報を開示するという。
質疑で、組合議会の議員である東吾妻町の中沢恒喜町長は「がれき処理をしなければ復興はあり得ない」と訴え、高山村の荒木毅村長も「東北の人たちに救いの手をさしのべようと住民に説明してきた」と強調。同村の議員からは「昨日、村議会で十人の村議全員が受け入れに賛成した」との報告があった。
住民説明会は三月三十日で終了予定だったが、開催通知が徹底できなかった東吾妻町四地区で三日から六日まで四回行われる。 (山岸隆)
2012年4月1日 東京新聞
東日本大震災のがれき受け入れを検討中の中之条町と東吾妻町、高山村でつくる「吾妻東部衛生施設組合」(管理者・折田謙一郎中之条町長)の組合議会の全員協議会が三十一日、中之条町役場で開かれた。折田町長は四月十日から十二日までの三日間、試験焼却を実施し、四月中旬以降に受け入れの最終判断を行う方針を示した。
試験焼却用のがれき(日量五トン)は十日午前八時、岩手県宮古市からごみ処理施設「吾妻東部衛生センター」(中之条町)に搬入される。折田町長は「地元住民に立ち会ってもらい、安全性を確かめてほしい」と説明。検査結果が分かる四月中旬に住民に情報を開示するという。
質疑で、組合議会の議員である東吾妻町の中沢恒喜町長は「がれき処理をしなければ復興はあり得ない」と訴え、高山村の荒木毅村長も「東北の人たちに救いの手をさしのべようと住民に説明してきた」と強調。同村の議員からは「昨日、村議会で十人の村議全員が受け入れに賛成した」との報告があった。
住民説明会は三月三十日で終了予定だったが、開催通知が徹底できなかった東吾妻町四地区で三日から六日まで四回行われる。 (山岸隆)