今日は
東工大と
京都大学の研究者の方に防御服とガイガーカウンターについてお話を伺ったところ、防御服はまず入手することが困難であり、仮に防御服を着たとしてもガンマー線は体内を突き抜けるので防御服を着用しても放射能による被爆は防ぐことができないと教えていただきました。線量計は
アロカに問い合わせたところ、
4ヶ月待ちです。東工大も京大の研究者の方も「絶対行かないほうがいい、まして近くに行くのは大変危険でおそらく通常の10倍から20倍の放射線が出ていて、非常に危ない。興味本位ならば、行かない方がいいです。もしどうしても行きたいのであれば、性能のいいマスクを着用して空気中のガスやホコリを体内に入れないようにして下さい」と親切にアドバイスしていただきました。東工大の研究者は「政府はしっかり放射能の線量について報道していると思っています。今回の原発事故についてはすみません」と僕に謝ってくれました。しかし京都大学の研究者の方は「どこからどこまで安全であるかとははっきり言えない」と30キロの圏外の地点で避難している人の被爆の可能性を指摘して下さいました。また、副島隆彦先生の4月1日の話をしたところ「そういう人は勝手にして下さい」と副島先生の安全宣言に対して全面否定されました。僕もこの意見には同感です。でも自分の愛するふるさとがどうなっているのか、自分の目と足で確かめたいというのは本音です。ですからできるだけ体内被爆を避けながら原発の近くまで接近してみたいと思います。