大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

男子志

2010-06-15 14:00:00 | 日記
男子志を立てて郷関を出ず、学若し成らずんば死すとも帰らず、骨を埋むるにあに墳墓の地のみならんや、人間いたるところ青山あり。

月性

すべてが

2010-06-15 12:30:00 | 日記
すべてが
変ること
への感傷から

すべてが
変ることへの
感動へ

この句は、私が失恋して、そこからはい上がろうとしていたときに書いた詩の一節だ。相手の気持ちが変わってしまったことを悲しむ感傷は強かったが、確か一年過ぎて、彼女の心変わりも変化のひとつだと知るに至った。そして、いまの自分もまた変化していて、新しい出発点に立っている。その自分を発見するー変ることの嬉しさ、ありがたさ、このことに感動してこの句ができた。詩集『放曠』から。

加島祥造