今回ご紹介するのは中国の言葉「一怒一老 一笑一若」です。
「一怒一老 一笑一若」、つまり、一度怒ると1つ年をとり、一度笑うと1つ若返るという意味になります^^
「一怒一老 一笑一若」、つまり、一度怒ると1つ年をとり、一度笑うと1つ若返るという意味になります^^
これは気持ちだけの問題かと思いきや、実はこれ、医学的にも裏づけがあるようです。
以前11月27日にこのブログ内においても「笑」が与える「脳の活性化」「免疫力の強化」「ストレス解消」「運動効果」といった効果をご紹介したことがあります。
「笑い」がそのような体に良い作用を与えるのとは反対に、「怒」では、怒ったり緊張したりすることで「ノルアドレナリン」というホルモンが分泌され、このホルモンは人間の体に有毒であり体を老化せるのだそうです。
つまり、確かに「笑」は「若返り」を、「怒」は「老化」を引き起こしているといえるようです。
「一笑一若」、この言葉は精神科医でありエッセイストであった斎藤茂太(さいとう しげた)氏が好きな言葉としてあげられています。
歌人であり精神科医であった斎藤茂吉氏を父にもつ、斎藤茂太氏。
モタさんという愛称で知られ、人間味あふれるやわらかい物腰や表情、話し方など、卓越した人柄が多くの人を魅了された方です。
「快老」を謳う茂太氏のその人柄を見ると、彼と同じようにぜひ「一笑一若」を心がけていきたいと、そう思えます。
「一笑一若、一怒一老」を「一笑一幸福、一怒一不幸」と表現している方がいらっしゃいました。
これは上手な表現だなと思います。
笑うことで幸せを呼び込みますが、怒ることでは幸せを生み出すことはできないからです。人が笑うと自分も笑顔になるように、自分が笑うと人も笑顔になれると信じます。逆に自分が不快な思いをしていると一緒にいる人も不快にさせてしまうでしょう。
笑って若くなることも幸福の1つだし、ならばいっそ「一笑一幸福」!?☆
勝間和代氏的「三毒追放理論」の「怒らない」「妬まない」「愚痴らない」にも通じますが、「怒」を「笑」にしていけるよう「一笑一若」「一笑一幸福」精神で取り組んでいきたいと思います^^
tomo
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