GAIA所員のひとり言

建築設計事務所の一所員の、建築はもちろん、社会の様々なことについてのひとり言。

残された言葉・・・

2011-10-06 18:38:19 | Weblog
今朝衝撃的なニュースが流れました。
アップル社の共同設立者の1人、スティーブ・ジョブズ氏の死去というもの。
その歳、56歳。早過ぎる死。

ジョブズ氏といえば、アメリカを代表するカリスマ経営者。言動や行動が常に注目を集めました。
人を惹きつける不思議な魅力がありました。

印象に残っている言葉をご紹介。

美しい女性を口説こうと思った時、ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい??
そう思った時点で君の負けだ。
ライバルが何をしようと関係ない。
その女性が本当に何を望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ

私は17歳の時、こんな感じの言葉を本で読みました。「毎日を人生最後の日だと思って生きてみなさい。そうすればいつかあなたが正しいとわかるはずです。」これには強烈な印象を受けました。それから33年間毎朝私は鏡に映る自分に問いかけてきました。「もし今日が自分の人生最後の日だしたら今日やる予定のことは私は本当にやりたいことだろうか?」それに対する答えが「ノー」の日が何日も続くと私は「何かを変える必要がある」と自覚するわけです。
 
墓場で1番の金持ちになることは私には重要ではない。夜眠るとき、我々は素晴らしいことをしたと言えること、それが重要だ

私がこれまでくじけずにやってこれたのは、ただひとつ。
自分がやっている仕事が好きだという、ただそれだけなのです。


そんなジョブズ氏が力を注いだアップル社。一時は追い出されたこともありましたが、アップルに復活し、iPodの誕生に大きく貢献しアップルの業績を大いに向上させました。
そして、今・・・
2011年8月9日の米国株式市場いおいて、アップル社は時価総額でエクソンモービルを抜き、世界最大の企業となりました。
 
ビジョンが非常に鮮明だったのだと思います。そんな彼だからこそ導き出すことできたこと。
彼はこの時代に大きな影響を与えてきました。
彼がいたなら、これから先もさらに大きな変化が生み出されてことでしょう。
その変化を見ることができなかったことは非常に残念なことです。
 
ご冥福を心よりお祈りいたします。
 
 
 
tomo