空気に税金をかけるだなんて！？

「脂肪税」という税金が今月1日よりデンマークで施行されました。
脂肪分の多い食品について、含まれる飽和脂肪1キロにつき16クローネ（約220円）の税金が課せられています。
9月から施行されている税金で、「ポテトチップス税」というものもあります。
こちらはハンガリーで高カロリーの菓子類や清涼飲料水に課税されるもので、通称ポテトチップス税と呼ばれています。
どちらも、国民の肥満防止を目手に定められたもの。
これで本当に肥満率が減少するのかは分かりませんが、目のつけどころとしてはおもしろいですね。

「脂肪税」に「ポテトチップス税」・・・世界には一風変わった税金があるものですね。
今は実施されていないものを含めて、おもしろ税金をご紹介☆

■ひげ税（ロシア）
　ピョートル大帝の時代に作られた税で近代化政策の一環とされている。

■独身税（ブルガリア）
　少子化に歯止めをかけることを目的として導入されていた。

■窓税（イギリス）
　1696年～1851年。窓の数を家屋の価値の指標として用い課せられた。窓をふさぎ節税する対策が練られていた。

■犬税
　ドイツ・オーストリア・オランダ・フィンランドなど。犬の飼い主に課せられる税。

■犬税（日本）
　江戸時代、「生類あわれみの令」を発令した5代将軍徳川綱吉により定めされた税。犬のために飼育と何の関係もない人が支払う性質。

■うさぎ税（日本）

 

■かえる税（フランス）

 

■空気税（フランス）

　これは国民の反対にあい実施されなかったもの。そりゃ反対します！！

　ルイ15世時代の財務長官エティンヌ・ド・シルエットが提案したもの。

　国家の財政難をなんとかしようと、貴族や僧侶に税金をかけようとして失敗し、しまいには空気に税金をかけようとしました。

　このシルエットさん、節約を唱え、肖像画も黒影で十分と主張した人。影絵のことをシルエットといいますが、実は彼が名前の由来です☆

 

世の中色々な税金があるものです。

というより、税金ってどんなものにもかけられるものなんですね・・・。。。

みんなが納得して受け入れられる税金というのはかなり難しいと思いますが、人の役に立つような税金政策が練られていくといいですね☆

 

 

tomo