GAIA所員のひとり言

建築設計事務所の一所員の、建築はもちろん、社会の様々なことについてのひとり言。

リスク管理って 必要です。

2007-06-04 23:02:06 | Weblog
先週 うちの祖母がボケたとの連絡が入った。
翌日 意識がなくなり 救急車で入院したと さらに連絡が入った。
どうも 転んだ拍子に 頭をうったらしく
脳から 出血しているらしい。
わずかな出血でも 脳を圧迫して
ボケと同じ症状を示すらしい。

といっても 祖母も もう91歳
何があってもおかしくない お年頃。

お医者様が言うには
こういう状態が 今後続くとのこと。

もう あまり長くはないねという 親戚
これは 長びくね という親戚
意見も まちまち!

長引くねという言葉に 過剰に反応する我が両親。


介護は まだ実感はないが
かなり 重労働であろうことは想像に難くない。

家で 面倒を見ると 家族の者も
体を壊すということで
いくつかの介護施設を紹介された。

説明を聞きに行くが
どこも 費用が高い!
20万円!! 
年間費かと思ったら 月額でこの値段。
数年後には もっと高くなるとのこと。

ある施設は 予約で100人
月に空くベッドは 1~2つ(=亡くなるってこと?)
これでは 50ヶ月以上も 待つことになる。
(これでも少ないらしい)

勉強不足で 今ひとつ どういう施設があるのか
まだ良く分からないが
介護という分野は どうも 惨憺たる状態らしい。

税金の問題もあるためか
介護施設が減っているようだ。

我が設計事務所でも 
特定寝室などといって 介護できるような
スペースを持った部屋を設計しており
充分 自宅で 介護できるような方向に
進んでいるように思っていた。

だが
いざ こういう状態になってみると
意外と大変である。

介護する側の
精神がもたない
体力がもたない
お金がもたない


今日の朝 タイムリーに 介護難民という
特集のテレビ番組があった。

それを見ていると
まだ 我が家は いい方なのかもしれない。
お金がなくて 介護をうけられない
そんな人が いっぱい いるようだ。

年をとればとるほど 一見 お金を使わないように思われるが
実は 医療費など かなりの費用がかかる。
年寄りほど 現金が必要とのこと。

ああ 年寄りは 早く死なないといけない日本に
なってしまったんだと 30歳半ばにして実感してしまった。

なんか いろんなことが むなしくなってきた。


・・・・リスク管理

なってしまってからでは もう遅い。
リスクを想定して 準備しておく。
最悪の状態にさせない。
などなど 
改めて リスク管理の必要性を 認識しました。


PS
こんな状態の私にさらなる 追い討ちが・・・・

朝 会社に来たら 会社に置いておいた自転車(5万円)が
盗まれていました。

昨日の19:00までは 確かにあったのに・・・・・
これまた リスク管理が足らなかったのか?



こんな私に いつ 幸せが訪れるのでしょう?


今日は 朝から 気分が乗らなかった。
明日から 頑張ります。


Write : saka