土の音(食育のグリーンノート&土の音工房)

「食と健康セミナー」(食養料理教室や講演会)の開催中。
「土の音工房」で、オカリナ製作販売・演奏・教室(初心者~)を主宰

森は海の恋人

2022-02-22 | 食と健康
あめつちの便り「土の音」🌺
海と風の学修会(室内編)「森は海の恋人」

    「森は海の恋人」をキャッチフレーズに牡蠣を養殖しながら、海と森の繋がりを伝える活動をしている畠山重篤さんが、息子さんを連れて グリーンノート(光明食養研究所)←現在の【食育のグリーンノート】に来られたのは 1993年11月12日早朝。

    漁業組合や扇台小学校での講演前に、グリーンノート(光明食養研究所)の囲炉裏を囲んで休息された。石川県漁協担当者による ご縁繋ぎからだ。

食環境に直結する海と森への問題意識は共通であり、有意義な一時だった。

    気仙沼へ震災復興活動のお手伝いに行ったときは畠山さんにお会い出来なかったが、お話は今も脳裏に鮮明だ。

    「牡蛎の餌となる植物性プランクトンが育つためには、滋養を運ぶ川の上流に豊かな森(雑木林)が必要❣️
    なのに、森が貧相になるにつれ海は磯焼けが進み、魚の産卵場である藻場(アマモ等の群生地)も貧相になった。山に木を植え、豊かな漁場を取り戻そう!」

仲間たちと 能登の七尾湾を中心に「海洋汚染調査・清掃」活動を行いつつも、世の反応をいくらか目耳にした頃だった。

市内の複数の学校(小学〜高校)に呼ばれ 社会科の研究授業等々でお話しさせて頂いた。

    ☆【森は海の恋人】金石小学校 社会科授業by Akira.U
:https://youtu.be/JwLiswZK0yE

    市内の高尾台中学校(千人以上)では創立記念日の記念講演の内容案が、進学など進路中心の話と、人生や社会全般の話と、希望が二つに割れたと聞く。
    結果、実践活動を通した話をと筆者に白羽の矢が立った。

ゴミ処理場のリサイクルセンターで 20円で分けていただいた立派な古着で?赴いた(ほぼリサイクル品でのライフスタイル)。

    巨大な会場に全校生徒が集合する光景は壮観であり異様にも見えた。制服は、女子のセーラー服はイギリス・アメリカ海兵隊、詰襟の男子制服は学徒隊を連想した。

「皆さんは、本来勉強する必要はありません。生物の個体発生は、系統発生を踏襲します。地球に生命の営みが始まって35億年以上の歴史を お母さんのお腹の中の十月十日のうちに体験し、わたし達はこの世に生まれます。一人一人が生きていく智慧を体内に持っている。大切なのは、その生きる智慧をいかに見つけ取出し活かすかです。そのヒントは学校にもあるし世の中全てにある。一時の点数を追う発想でなく先生と学校を利用するつもりで(ノウハウを盗む職人のように)学生生活を生きてください。」

先生達が周囲に立ち尽くして見守る大きな体育館を去る時、後ろから拍手の音が鳴り止まず、校長室で雑談してから校門を出る時の「ありがとうございました〜‼️」との、純粋無垢の生徒の大きな叫び声は今も耳に残る。

翌朝広報担当の先生が、当時のワープロで詳細に打ち込んだ講演内容を「校内新聞にしたいので校正をお願いしたい」と持参された。

            ↓🌟〜⭐︎〜⭐️〜🌟野外編↓

    ★われら自然派・海と風の学修会「森は海の恋人」TV放映 : http://youtu.be/NMo0bW2U8qM

 ”海と風の学修塾“  の子ども達が、七尾湾で手作りの帆船「ほうき星」(全長7m)に乗って島に渡り、海と森のつながりを学ぶ。

    近年、入社間もない新聞記者の取材を受けたとき、帆走ヨット(帆掛け船)の話になった。
すると、

「“イカダ” のことですよね⁉️」

「島に “着陸” したんですね⁉️」

と返ってきた。…呆然 (@_@;)

海( イノチの母と自然の摂理 )が遠ざかっている…と、寒いモノを感じるのは思い過ごしか?

    ───────────
【土の音】(食育のグリーンノート&土の音工房)
http://green17.crayonsite.net
⭕️Creemaショップ
https://www.creema.jp/c/green39
🟡【歌とオカリナ】TV放送
https://youtu.be/JeIL8a0aC7k
◎Mail form(お問合せ、行事等)
https://ssl.form-mailer.jp/fms/59b98b98532539