一日一トライ~”その記憶の記録”

陶芸を主に、自分の趣味や興味関心事、日々のNewsや出来事などを記憶のあるうちに記録しています。

⒲ー9.厳寒期の日の出・日の入りに見られる「サンピラー」

2023-02-27 07:00:00 | Ⓝ自然界の現象と災害

🌞 旭川の厳寒な2月も後2日。もう少し寒い日が続きますが、日差しも強くなり、最高気温も上昇し、あの春はすぐそこ!といった感じになってきています。寒い間に、今週も北海道の冬季間に見られる自然現象をお知らせします。



 「サンピアー=太陽柱」は、冬季間、日の出または日没時に地平線に対して垂直方向へ、あたかも太陽から彗星のような尾を引いた明るい光の筋が見える現象をいいます。その他にもいろいろな条件下でできるサンピラーもあります。

            ※アメリカで撮影された太陽柱(Wikipediaから引用)

でき方
~❶ 無風氷点下の寒い日、上空に六角板状の氷晶ができ、その氷晶が落下するとき、空気抵抗のために地面にほぼ水平に浮かぶことがあります。その浮かんだ板状の氷晶の表面で、太陽からの光線が反射され太陽の虚像として私たちは見ている、ということに。


この図解はよく説明してくれています。
(※写真は「ウェザーニューズ」から引用)

太陽光以外に月の光でも同様の現象が起きることも=月柱。
❸ 遠くの地上の街灯などで同様の現象が起きることも=光柱。

 太陽や月の光がほぼ平行光線なのに対して、地上の街灯などは広がりがあるため、光柱は太陽柱や月柱に比べて高く見えます。なお、ダイヤモンドダストが発生した時でも
同様の現象が見られることがあります

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