2019年11/2のこと。
朝から曇天の天気でしたが、最高気温予想は10℃。所用ついでに
旭山動物園の裏側の東旭川町倉沼近くを走り、側道に入りました。
第一の目的は、”フクロウウオッチング”です。このエリアはフク
ロウの住み家がある確率が高いのです。数年前、この近くで巣を
見つけたことがありその後いなくなったので、期待しながらー。
🦉
残念ながら、フクロウとの出合いはありませんでしたが、私の興
味・関心事は、偶然そこにあった離農した朽ちた″廃屋″になりま
した。そこで、勝手に疑問形を作って”プロファイル”することに。
開拓の立地条件としては、今となってはいいとはいえないかもー。
周りの枯草からより寂しさを感じます。
この小屋は何に使っていたのかな?
これが母屋。TVのアンテナがー。この屋根の下で”喜びも悲しみも♪”!
ブラウン管TV。2011年(H23)に完全に地デジに移行したのだからー。
バケツなどのプラスチックは相当劣化しています。
この小屋の用途は?柾ぶきの屋根の上に波トタンがー。フム、、。
土壁です。家畜小屋かな? 時代は古いぞ!
冬の暖は石油ストーブでー。この家の作りでは寒かったことでしょう。
毎年雪の下になり、この腐った様子。
冷蔵庫と流し台かー。
この家は畑作農家です。現在はソバが刈り取られた跡ですがー。
当時は何を栽培?畑作は広い面積がなければペイしないとか。
納屋の様子
この建物は納屋です。手前の丸いものは、井戸用かな?
屋根裏にも物が置けるように有効利用しています。
奥の方に穀物用の脱穀機があります。
穀物選別機がー。博物館によくある一品。
この納屋はブロックで造られているので丈夫です。
乗用車が一台放置されていました。
トラックに引っ越し荷物を積んで、乗用車は置き去りか?ー。
簡易アスファルト舗装の道路はこの家で終わりでした。
この家族は、どんな事情や想いをもって離農したのか?と思いをはせました。戦後引き上げて来て、縁がありこの地に定住したある家族の「北の国から」のようなドラマがここにもあったのか⁉-とかいろいろ勝手に想像しました。
”喜びも悲しみも幾年月”♫、どのような理由で離農したのか知る由もありませんが、この家庭も、喜びが6割、悲しみが1割だったのだと思います。新天地での活躍にエールを送りつつ、この場を静かに離れることにしました。