一日一トライ~”その記憶の記録”

陶芸を主に、自分の趣味や興味関心事、日々のNewsや出来事などを記憶のあるうちに記録しています。

Ⓘ-18.朽ちた″廃屋”~開拓と離農   

2023-02-04 07:00:00 | Ⓘ-ものの見方・考え方

2019年11/2のこと。
朝から曇天の天気でしたが、最高気温予想は10℃。所用ついでに
   旭山動物園の裏側の東旭川町倉沼近くを走り、側道に入りました。
第一の目的は、”フクロウウオッチング”です。このエリアはフク
ロウの住み家がある確率が高いのです。数年前、この近くで巣を
見つけたことがありその後いなくなったので、期待しながらー。
🦉
残念ながら、フクロウとの出合いはありませんでしたが、私の興
味・関心事は、偶然そこにあった離農した朽ちた″廃屋″になりま
  した。そこで、勝手に疑問形を作って”プロファイル”することに。


 開拓の立地条件としては、今となってはいいとはいえないかもー。


周りの枯草からより寂しさを感じます。


この小屋は何に使っていたのかな?


これが母屋。TVのアンテナがー。この屋根の下で”喜びも悲しみも♪”!


ブラウン管TV。2011年(H23)に完全に地デジに移行したのだからー。


バケツなどのプラスチックは相当劣化しています。 


この小屋の用途は?柾ぶきの屋根の上に波トタンがー。フム、、。

 
土壁です。家畜小屋かな? 時代は古いぞ!


冬の暖は石油ストーブでー。この家の作りでは寒かったことでしょう。


毎年雪の下になり、この腐った様子。


 冷蔵庫と流し台かー。


 この家は畑作農家です。現在はソバが刈り取られた跡ですがー。 


 当時は何を栽培?畑作は広い面積がなければペイしないとか。


納屋の様子 


 この建物は納屋です。手前の丸いものは、井戸用かな?


 屋根裏にも物が置けるように有効利用しています。


 奥の方に穀物用の脱穀機があります。


 穀物選別機がー。博物館によくある一品。


 この納屋はブロックで造られているので丈夫です。



 乗用車が一台放置されていました。 


 トラックに引っ越し荷物を積んで、乗用車は置き去りか?ー。


 簡易アスファルト舗装の道路はこの家で終わりでした。

この家族は、どんな事情や想いをもって離農したのか?と思いをはせました。戦後引き上げて来て、縁がありこの地に定住したある家族の「北の国から」のようなドラマがここにもあったのか⁉-とかいろいろ勝手に想像しました。
 ”喜びも悲しみも幾年月”♫、どのような理由で離農したのか知る由もありませんが、この家庭も、喜びが6割、悲しみが1割だったのだと思います。新天地での活躍にエールを送りつつ、この場を静かに離れることにしました。

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