Advance

インテリアコーディネーターのブログ。
住まいのこと。インテリアのこと。仕事のこと。子どものこと。。。

少数派

2014-08-30 | インテリア/建築
どうやら私は何につけても少数派なようで、大好きなモノほどなくなってしまう傾向があります。
例えば、昨年ハマったチョコレート、森永DARS ソルト。
夏になればまた食べられる。と発売を楽しみに待っていましたが、8月になっても店頭に並びません。
不安になって森永にメールをしてみました。
だって、私の中の人生NO.1チョコレートですから。

以下が回答です。

この度は、「ダース<ソルト>」の再販売をご希望くださり、
誠にありがとうございます。
(中略)
今年は販売をしておらず、今のところ、再販売の予定はございません。
せっかくお問い合わせいただきましたのに、ご期待に添えず申し訳ございません。(後略)

最初の一行を読んだ時点で凹みました。再販売って・・・。
私はあくまで、今年はいつ発売されるのですか?と聞いたのですから。

チョコレートの話はこれくらいにして、
照明の話。

毎年カタログが刷新される度にお気に入りの器具が一つ、また一つと姿を消してしまいます。

なんでやねん!

と毎年嘆いておりましたが、今年は「なんでやねん!」どころの騒ぎではありませんでした。

近年の目覚しいLEDブームと技術革新の波は、私が育児に翻弄されている間に勢力を増し、一つどころか一切合切姿を消しました。

それもそのハズ。

2014年3月には業界の先陣を切って(照明器具国内シェアトップの)パナソニックが「白熱電球及び蛍光灯を用いる一般住宅向け従来型照明器具の生産を2015年度を以て終了し、今後はLEDへ完全移行する」旨を公式発表した。(ウィキペディア)


確かにLEDは素晴らしい。
課題だった演色性、眩しさ、開発コストの問題が解決されつつあります。
加えて従来品は下方向しか照らせないという欠点を解決する全方向タイプも発売されています。

宿題や筆記などの作業に適した白い(色温度の高い)光なら蛍光灯。
食べ物を美味しく演出するくつろぎの温かみあるオレンジの(色温度の低い)光なら電球。
と、従来用途に応じてランプの種類を選択していましたが、LEDなら色温度もコントロールできるので、1台で二役担ってしまいます。

そう。LEDは蛍光灯にも白熱灯にも似せた光を作ることができます。
そして省エネ!言うこと無し!!

言うこと無しなのですが、あくまで「似せた」ものなので別モノだと私は思うのです。



♪ひとそれぞれ好みはあるけど

どれもみんなきれいだね

この中で誰が一番だなんて

争う事もしないで

・・・


LEDがスタンダードになるのは仕方無い。
でも、他のランプも無くさないで欲しいなぁ。
選択肢が無いなんてつまらない。蛍光灯には蛍光灯の、電球には電球の良さがあり、
それでしか表現出来ない器具も必要だと思います。

が!所詮私は少数派・・・

現在検討中の器具が電球や蛍光灯を使われているのであれば、
早めの購入をオススメ致します。