虚空漂浪日記

魂の開放を求めて、右往左往。嫌われものの”宗教”の根本を捜し求める日記です。

管理人はみた!(その3)

2009-04-20 16:06:15 | 宗教
4月に入ってから、暖かい日が続いています。昨日(4月13日)はついに20度を越えました。
ちょっと異常かなと思いますが、つい良いほうに感謝w。

さて、《あの世はある》と前回書きましたが、《この世がある》のは皆さん生きているので当然分かると思います。
では、《あの世》とは何でしょう?
一般的には、”死後の世界”と言われますね。
ですが、生きたまま”あの世=死後の世界”にいった人がいますし、モンローが開発したカリキュラムを受けると”誰でも”行けるといいますから、どうも死後の世界というのは正しくないようです。

正確には、この世が<物質と精神(魂)の世界>だとすると、あの世は<魂=精神のみの世界>と言ってよのではないでしょうか。
通常、あの世を”霊界”といいますね。

ところで、本当に”霊界”はあるのでしょうか?

1.霊界を知るには。

日本人に神を信じるか?と問えば、8割くらいの人が”信じない”と答えると思います。
仏教、神道、キリスト教、新興宗教等々の信者数は、国民の総人口を超えているのにも関わらずです。
数える側と数えられる側の違いでしょうか?
実は、我が一刀斎家は曹洞宗ですから、仏教を信じているということになるのかな?

実際は葬式やお参りに関わるだけで、仏教とはイベントで繋(つな)がっているだけですね。実際問題として、私は仏教徒ではないでしょう。
日本人の多くの人々が、多分、私のように曖昧に<宗教団体>と繋がっているのだろうと思われます。

で、この仏教ですが、日本の仏教は大乗仏教なので、あの世、しかも極楽浄土(キリスト教でいえば天国)を想定しています。
大乗仏教が成立(紀元1世紀前後)する前の仏教=上座部仏教はゴータマさんが教えた仏教と言われています。(結構、変化したようですが・・・・)
上座部仏教は極楽浄土なんて教えていませんが、<輪廻転生からの脱却>をテーマにしていますから、当然、あの世があることを前提としています。
上座部仏教、大乗仏教ともに、仏教の教えは<輪廻転生=死んで、同じ人間がまた生まれ変わる>から如何に脱却するかがテーマであることに変わりはありません。

私が思うには、仏教は”魂”の存在を認めるべきだと思うのです。
何故、このようなことを言うかといえば、<輪廻転生>の主体についての概念がないにも関わらず、”魂=霊魂”の存在を認めていないからです。
よくお坊さんが、”亡きお父上が草葉の陰から・・・”なんて話していますが、”じゃその亡きお父上”って何?と聞いても答えられないかも知れません。
話が脱線しました

一方、キリスト教でもあの世があることは認めています。
<天国にいる神>のもとへ行けるかが、信仰の分かれ道だからです。
但し、一般にキリスト教では<輪廻転生>を認めていません。
ですが、新約聖書を読むかぎり、<生まれ変わり>の意識はイエスを含めた多くのユダヤ人の中にあったことは確かですね。

こうして2つの宗教を考察すると、<この世>から<あの世>へより良く渡るためには、この世で”どういう生き方をすべきか”ということを示したのが、いわゆる<宗教といわれるもの>だといっても過言ではないと思います。


次に、超能力者といわれる人々についてみても、当然、この世での超能力はもとより、霊界へいった記録が公表されています。
その中で、もっとも現代的なのがR.モンローの本とそのシステムかも知れません。誰でも行けるというところが魅力的ですね。
しかし、全くあの世を信じない人は、モンローのカリキュラムに参加しても無理かもしれませんが。
理由は簡単で、あの世は意識の世界、精神の世界ですから、そういう世界が存在しないと強固に考えている人は、自らその世界を拒否しているので行けるわけがありませんね。

例えば、飛行機は絶対に飛ばないと言って、飛行機にガソリンを入れるのを拒否しているようなものですから

R.シュタイナーの本を読んでいると思うのですが、主張にかなり無理があると思うのです。
というのは、相当な霊能者だったらしいのですが、彼が見てきた世界はある意味、彼しか確認できないからです。
それを学問として確立しようにも、検証のしようがありません
科学だといっても、シュタイナー個人にしか検証しようのないものは科学足りえないのは明らかでしょう。
ましてや、シュタイナーと同レベルの能力者になるには相当の時間と訓練が必要となりますし、意識の世界ですからシュタイナーと同じものをみるとは限りませんね。
そこにあの世の把握の難しさがあるようです。

さて、霊界を知るにはどうしたらよいか、という結論を述べたいと思います。
私の場合は、少々ですが霊的な体験があり、そこから宗教の勉強とか霊能力者の本を読むなどしているので、元々あの世否定派ではありません。
<あると思います!>という感じですが

一般の人ですが、最初から<ない>と頑(かたく)なに考えていると、相手(霊界)も門戸を開いてくれませんね。
<ある>とも<ない>ともいえない疑問符から初めては如何でしょう?
スェーデンボルグとかR.モンローの本が入りやすいかも知れません。
興味のある方はお読みになって下さい。

では、また次回まで






最新の画像もっと見る

コメントを投稿