虚空漂浪日記

魂の開放を求めて、右往左往。嫌われものの”宗教”の根本を捜し求める日記です。

劇団ニッポン!-TPP交渉において主な部分は既に終了している!

2013-03-31 18:53:52 | 社会
3月も今日で終わりです。
相変わらず、除雪した雪はたくさんありますが、歩道もところどころアスファルトの出ているところが多くなりました。
このところ昼間はの日が多く、順調に雪も融けています。
春はもう、そこまで来ている感じです。


さて、時々、食堂で新聞を斜め読みするのですが、TPPの記事が時々散見されます。
売国奴アベのTPP参加表明により、TPP交渉参加の人材を決めたり、組織を作ったりしてるようですけど、これは全てお芝居なんですね。

以前、紹介したアメリカで暴露したTPPの草案がありましたけど、確か26章のうち貿易関係はたったの2章と言われてます。
しかも、その2章の交渉は既に交渉済なんですね

日本政府はこれから何を交渉するのでしょうか?

これも、以前に紹介しましたけれど、内田聖子氏(アジア太平洋資料センター 事務局長)がTPPの会合に潜り込み、TPP交渉会議の現状を報告しています。
これですね。


『◆日本は、すでに確定した項目について、いかなる修正や文言の変更も認められない!

内田「(2013年)3月11日、米国交渉担当官からリークした情報がシェアされた」

岩上「担当官が誰かは明かせないのですか?」

内田「はい。特定はできていますが。これは、米国の貿易担当官が、他国の交渉官に対して言ったことです。
『日本は、カナダとメキシコがTPPに参加するために強いられた、非礼であり、かつ不公正な条件と同内容を合意している』英語の直訳なのですが、完了形の文章です。『合意している』と。続けます。
『事前に交渉テキストを見ることもできなければ、すでに確定した項目について、いかなる修正や文言の変更も認められない。新たな提案もできない』また、9月の会合は、米国で開催され、議長国も米国になるため、異論や再交渉の要求があっても、押さえつけることが可能だ、とも言っています。9月の会合に参加したところで、日本は何が言えるのか。」』(『「日本を守るのに、右も左もない/「日本政府はすでにTPP参加に際して、無礼で不公正な条件に同意している」米国交渉官が明言~秘密のTPP交渉会合に潜入した内田聖子氏が明かすTPPの正体』るいネット)


次の言葉に注目して下さい!

「日本は、カナダとメキシコがTPPに参加するために強いられた、≪非礼であり、かつ不公正な条件と同内容を合意している≫」

アメリカの交渉官が、≪非礼であり、かつ不公正な条件≫であると明言してるのですから、超不平等条約の内容だ!というわけです。
かつまた、≪同内容を合意している≫と話したというのですから、日本国民に知らないところで、秘密裡に誰かが交渉してて、合意したということでしょう。

それは”誰か”というと、言わずも知れた日本を代表する売国悪代官、通称、官僚様なのでございます。
ノブタの時にセッセと秘密交渉していたということですね。

先に選挙で自民党がTPP反対を掲げていたものですから、売国奴アベはなかなかアメリカに招待されず、漸(ようや)く、押しかけても”TPP決めてこい!”とドヤされて大統領主催の夕食会にも招待されないという植民地並みの待遇でした。
で、早速、帰国後は売国奴アベのTPP参加表明となるのですが、もう既に売国奴官僚どもが日本国民をアメリカに売り払っており、後は”売買契約”を済ませるばかりなのです。

それが、内田氏がTPP交渉会議で得た情報なのです。

やれ、米の自由化は反対だの、交渉がうまくいかないなら交渉から離脱するだの、な~に言ってるんだかぁ~

そんなことは全部不可能なんです!

しかも、一旦、交渉に参加したら離脱不能、交渉が決まっても4年間は内容未公開なんですから、どうやって国民が判断し、議員が議決するのでしょうか?

ま、”俺を信じてくれ!”というのが落ちで、気が付いたら国民の大半はアメリカに売り払われていたということに間違いなくなるのです。

今、現在、日本で行われているTPPに関する論議や対策などは全て”演技”です。
彼等(国会議員と官僚)は、税金で生活しながら、国民を騙すため一生懸命”演技”しているだけで、国民のために働いているわけではありません。
内田氏の報告にあるように、日本の企業もTPP交渉に参加し、要望をだしていると言っていますから、TPPは政府間交渉にみえて、内実は企業間交渉であることが透けてみえます。

今、言われている”これから”という言葉は全て”嘘”です。

既に、日本国民である貴方は”売却済”なのです。

かって、日本の象徴様は日本の少女たちをアメリカの売春宿に売り払い、大金を得たという”噂”がありますが、明治維新後の第二のパロディー”維新”も不平等条約により日本人の生血を大量に売り払うことに合意してしまったのです。

ということで、売国奴アベにより日本は既に”オワタ”なのです。

最後に、初音ミクのオワタを皆様にプレゼントします。
適当にアレンジして歌ってみてください。

http://www.youtube.com/watch?v=5lBeai-NCnM(【初音ミク】トルコ行進曲 - オワタ\(^o^)/)

参考1ブログ:http://moriyama-law.cocolog-nifty.com/machiben/2013/03/post-afbf.html(【拡散希望】TPP『極秘文書』公開 『TPPお化け』論の敗北:街の弁護士日記 SINCE1992at名古屋)

参考2ブログ:http://uchidashoko.blogspot.jp/(「日本政府のウソと参加表明を許さない!―TPP交渉会合報告①」Acts for Democracy)




一刀斎は、国際資本の奴隷にされるTPP参加に断固反対します!






歴史的幻視からの離脱を目指して!(その5)-価値感の相克(3)-

2013-03-21 18:04:17 | 社会
3月21日、朝起きて玄関を開けたら、ナント! 雪が30cmくらい積もっていました。
「さて、すっかりお花見シーズン到来です。」なんていうメールも届いているというのに、何ということでしょう!
2日前に路地の除雪をして、1mちょいくらいに広げたばかりなのに、また、元の木阿弥です。
まったく、自然には勝てません
温暖化、温暖化と騒いでいましたが、少し昔にCIAが秘密報告書をアメリカ政府に提出して、将来、寒冷化になるといってました。
そのことについては、私も知っていたのですが、温暖化と寒冷化、どちらが正しいのかなぁ~?という軽い感じで考えていました。
ここ最近の異常気象をみると、どうも、CIAが正しそうという気にもなります。
アメリカはHAARPのような気象兵器で、世界の気象をいじくりまわしていますので、今後、気象現象に何か起きても不思議ではありません。
そんな折、TPPに参加して日本国民をアメリカの国際資本に売り飛ばすのですから、アベという売国奴はどうしょうもありませんね
もう、TPPは一部を除いて、ほとんど決まっており、アメリカの高官も一字一句替えませんと発言しているというのに、アベは国益は守るなどと嘘八百を並べています。とうの昔に日本の売国官僚は、日本国民を売り渡しており、後は、日本の参加表明を待つばかりなのです。

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/67417(「2013/03/14 「日本政府はすでに、TPP参加に際して、無礼で不公正な条件に同意している」米国交渉官が明言 ~秘密のTPP交渉会合に潜入した内田聖子氏が明かすTPPの正体」IWJ Independent Web Journal)

『我々に欠落しているのは「ポストTPP」(自由貿易締結後の世界)に対する想像力なのだが、それは原子炉事故により疾患が爆発する時代における「医療の市場化」なのであり、食糧自給の壊滅による飢餓の蔓延なのであり、人権原理の解体あるいは福祉のバック・クラッシュなのであり、ただ普通に生きることがとてつもなく困難となる社会であることは間違いない。』(独りファシズム 3/20 より)

尚、CIAの秘密報告書およびHAARPについては、下記のHPをご覧ください。

http://www.teamrenzan.com/archives/writer/hara/post_169.html(「地球寒冷化に関するペンタゴンレポート・1」 世界史に見られるランドパワーとシーパワーの戦略新春特別企画最終号)

http://rerundata.net/aum7/4/08haarp/(「世紀末超兵器HAARP」Aleph Report No.8)
※このHPが何故かオウムの記事であるところに奇妙な真実味を感じますねw。少しは役立っていただきましょう。


そうそう、前回のブログにnoga先生がいらっしゃいまして、何やら難しいことをコメントされていきました。
そこで、今回はnoga先生のHPへ皆様をご招待致したいと思います。

≪noga ミステリーツアーにようこそ!≫
http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/(SHIN-ICHI TERASHIMA'S HOMEPAGE)

今回、コメント頂いた中で、表題である<transmigration>とは、輪廻とか転生の意味らしいです。
また、‘怪力乱神を語らず’ とは孔子の言葉で、以下の意味だそうです。勉強になりますねぇ~。

http://koyomi8.com/doc/mlko/200803090.htm(【怪力乱神】(かいりょくらんしん):こよみのページ)


さて、本題に入りますが、私たちの持つ様々な価値感は、相当、西洋文明に偏っているのだと思います。
今、現在、日本人はアメリカの国際金融資本にケッツの毛まで抜かれようとしているのですが、まったくノホホンとしたものです。
私たちが信奉する西洋文明を、よくよく考察してみますと、歴史の中における一時的な興隆にすぎません。
もし、貴方が世界の歴史に目を向け、文明の興隆を眺めると、現在の西洋文明はかって興隆したインド、中国、アラブなどの文明に依拠していることがわかるでしょう。
かってそれらの文明が興隆していた時、西洋は遅れた野蛮な民族であり、文明に類するものはほとんど無かったことに気づくはずです。
近・ 現代の西洋文明は4つの大きな特色があります。
一つは資本主義という経済体制(その延長に社会主義・共産主義があります)であること。
二つ目は、機械産業を起こしたこと。インド・中国・アラブで発明された各種の技術を土台として、新にエネルギーを利用した機械を中心とした産業を形成したこと。
三つ目は、武器の革命的進歩でしょう。銃の発達や大砲などの破壊力の進歩です。
四つ目は、社会制度として民主主義と自由・平等・博愛という人権思想を基本とした文化を発達させてきたこと。

しかし、それらに依拠した文明は武力による他民族支配と資源の収奪でしかなく、アメリカで奴隷制が廃止されたのが今からわずか約150年前でしかありません。その後も黒人や有色人種に対する社会的差別が長い間継続してきたのです。
日本では奴隷売買が豊臣時代に禁止されていることを思えば、如何に、西欧社会が非文明的であるかがわかるというものです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B4%E9%9A%B7%E5%88%B6%E5%BA%A6%E5%BB%83%E6%AD%A2%E9%81%8B%E5%8B%95(奴隷制度廃止運動)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%A5%B4%E9%9A%B7%E5%88%B6%E5%BA%A6%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2(アメリカ合衆国の奴隷制度の歴史)


西洋文明がもたらした機械文明(武器なども含む)は、一見、国民の生活・文化を向上させるように見えますが、それは、一方では後進的な国や民族から収奪した富によって成り立っていたにすぎません。
しかも、資本主義という制度は過剰な商品生産により、常に、市場は狭隘化(=狭くなること)するために好況と恐慌(不況を含む)を繰り返し、最後に先進国同士の世界戦争という解決策に至りました。何故なら、戦争は最大の再生産のない消費であるからです。
私たちは、一見、国と国の戦いのように歴史で教えられましたが、よくよくその裏側を知ると、それは特定の巨大資本家による操(あやつ)りの歴史に過ぎないことがわかりつつあります。
そして、それが第三の世界戦争へと誘導されつつあることは、彼等の発するプログラムによって明らかなのです。
彼等に人間の”心”などありません。彼等の欲望は、既に得た富を乗り越え、全世界の人間を奴隷として彼等が自由に支配するという”欲望”なのです。
何故なら、現在の富とは単に信用に裏付けられた架空の富であり、いつ消失するか分からないものなのですから。
人間がいて、初めて富が認識されると同時に富が生産されるのです。つまり、最終的に富を得るとは、”人間”を支配することなのです。
彼等の欲望がそこに行きつくことは自明の論理なのです。

さて、私たちは、明治以来、西洋文明の良いところも悪いところも全て学びました。
そろそろ、西洋文明の悪いところは捨て、良いところは取り入れて、新しい時代と文明を築くべきではないでしょうか?
歴史的異物を好む人々もいますが、そのようなものは愚か者に利用されるだけですから、そろそろ廃棄したほうが良さそうです。
明治以来の西洋信仰はそろそろ終わりにすると同時に、偽りの体制とその責任を明らかにし、歴史的決着をどこかの時期につけなければなりません。

今、世界は金融資本主義とそれを支配する人々に操られているわけですが、人々を騙し、苦しめる悪しき制度はいずれ崩壊します。
それが歴史の必然だからです。

人間の世界は、人間の手によってしか変えることはできないのです。
そして、それは人間の英知により必ず成し遂げられます。
一歩、貴方も前へ進んでみてください。
歴史は必ず変わります!


一刀斎は、国際資本の奴隷にされるTPP参加に断固反対します!

歴史的幻視からの離脱を目指して!(その4)-価値感の相克(2)-

2013-03-18 15:34:34 | 社会
今日は小日よりです。急激に雪が融けるでしょう。
春へ一歩、一歩近づいているようです。


このシリーズで「宗教の本質を知らずして」と言いながら、宗教の本質について語っていませんね。
概ね、私のブログで書いてきましたので省いたのですけど、羊頭狗肉になりそうなので、ダイジェスト的に書いておきます。

①あの世はあります!

この世しかないという人が多くなりましたが、残念ながらあの世はあります。
じゃ、証明しなさい!という人がいるでしょうが、現代の科学レベルで証明は無理ですね。
私は社会科学系の仕事をしていましたから、ある程度の類似証言があれば、一括(くく)りして、その存在を認めても間違いないと考えています。
理科系の科学では再現性について証明云々というでしょうが、どうしても証明したいならモンロー研究所のプログラムにでも参加して確かめるといいでしょう。
それは個人的体験として証明されるでしょうが、他の人が同じものを体験するとは限りません。
同じものでないから科学的に証明されたといえない!ともし貴方が考えるなら、ほとんどドグマに毒された非科学的思考をしており、科学者なら即引退をお勧めします。昔からニセ科学者は多いですから・・・。
あちらの世界はいわば精神(心)の世界ですから、貴方自身の思考があちらの世界でも反映します。ですから、他の人が同じ世界をみることは余りないといえるでしょう。
同じ宗教に属する人ならば、同じような宗教感の世界をみれるかもしれませんね。

②あの世は何層かに分かれている!

一般にあの世を”霊界”といいますけど、その”霊界”は何層かに分かれているようです。
キリスト教では天国には10の天国があると言ってたと思いますが、その下(?)に煉獄やら地獄があるらしいですね。
人によっては、たくさんの階層にわける人もいますし、3~5層くらいにわける人もいます。
私は、オブラートのような薄い層の中に宇宙が1個はいるほどの広さがあり、それが緻密に層化されて1ブロックとして存在し、そのブロックが何層かに分かれる感じで考えています。
大まかにみて、<この世と並行して存在する霊界>、<それより緻密な霊界>、そして<超緻密な霊界>というな構造ではないかと思います。
そしてその霊界の向こうに、どうも創造主(神)がいるらしいのです。
それらの世界をどう言うかは個々人で色々読み名がありますので、お好きなように。
地獄のような世界(一刀斎流に言えば天国ですがw)は<この世と並行して存在する霊界>に存在し、それ故に、この世に地獄のような事態が生じる=反映すると考えることができます。
ですから、この世の”地獄”をなくすと、並行世界の地獄もなくなることに留意してください。
私たちは、宗教の教えであの世で天使と悪魔が戦うと聞かされていますが、それは正反対で、この世の悪をなくすと並行世界でも悪がなくなると理解するのが正しいのだと思います。
そもそも、霊界は神の世界ですから、天使が勝つに決まってます。そんな馬鹿な戦いが起きると夢想するところに、現実を回避した宗教家たちの欺瞞があるのです。
宗教家は、この世をスッキリと”悪”のない世界にするよう頑張ってほしいですね。
でも、実際は悪に加担ばかりしてきたのが既存宗教家ですけど・・・。

③宗教とは”あの世”を前提とした教えなどを言います!

宗教とは何か?について私は考えてきましたが、要するに、”あの世”という世界を前提としていなければ”宗教”は成立しないと言えましょう。
仏教の経典にも、何やら俗っぽい神々が登場しますから、当然、あの世を前提として教えを説いているのです。
解脱して輪廻転生しないとは、つまり、”あの世に居残る”ということになりますよね
最近は”スピリチュアリティ”なるものは流行っているようですが、これは立派は宗教行為・活動です。
どうも”宗教”という言葉に抵抗があるようですが、いわば、現代版シャーマニズムがスピリチュアリティの本質だと思います。
自分たちは”宗教”ではないなどと言うのは詐欺行為に当たるので、そのような表現はやめたほうがいいと思います。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3(スピリチュアリティ)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0(シャーマニズム)

④あの世は多情報世界である!

変な表題になりましたけど、あの世から発せられる情報は多々・奇怪な情報が多いので、一つの情報源をもってそれが唯一正しいとするのは危険です。
前述したとおり、あの世は多層・広大な世界なので、そこの住民も多分、地球の人口の比ではないでしょう。
そこから、この地球の特定の人々へ情報が提示されるわけですが、それが正しい情報であり続けるとは限りません。
最初は正しい情報を与え、信用すると後から情報提供者にとって都合の良い情報へ持っていくこともあり得ます。
特に、現界と並行に存在する霊界から発せられる情報は要注意でしょう。
余程、霊性の高い人でなければ、真実の情報は得られませんから、流行りのシャーマンに騙されないようにして下さいね。
そういう訳なので、一刀斎は、あれが良いとかこれが良いということはお勧めいたしません。

⑤信仰の有無に関わらず、私たちはあの世に逝く!

神を信じない者は地獄行きのようなことを宗教者は考えるようですが、神を信じようが、信じまいが私たちはあの世へ逝きます。
モンローの事例からみると、宗教に入信して神を信じなければいけないということは無いようです。
無信仰であっても、必然的にあの世へ逝くわけですから、神を信じる、信じないは関係ないでしょう。
むしろ、この世での生き方、考え方などが”あの世での上昇(=上位の世界に行く)”に影響を与えると考えたほうがよさそうです。
つまり、どの宗教が正しいとか言い争うのはくだらないことなのです。
せいぜい、あの世があることだけは知っておいたほうが、あの世で道に迷わないといえるのではないでしょうか?

宗教についてのダイジェストはこのくらいにしておきましょう。


さてさて、本題にはいりますが、今日は”個人主義”と”利己主義”について考えてみたいと思います。
個人主義というのは近代西洋思想だと皆さんは考えるでしょうが、実は仏教の根本思想は”個人主義”にあります。
”そんな話は聞いたことがない!”と皆さんは言うでしょうが、古い仏典を読んでみると、明らかに”個”の解脱を説いてます。
みんなで渡れば怖くない!という大乗的発想は、正しいようで、実は正しくないのです。
烏合(うごう)の衆がいくら集まっても、集団的解脱は起こりえません。
むしろ、そこから宗教の腐敗が進むのです。
一般的な大衆化、共同化はものごとの質を低下させます。
「悪貨は良貨を駆逐する」のです。

まず、”個人主義”そのものが悪いわけではありません。
個人主義に利己主義が結びつくと、他人を蹴落としても自分だけがよければよいという風潮を生みます。
利己主義というのは、多分、母系制社会から父系制社会へと移行する過程で生じた最も古い欲望ではないかと思います。
近代の個人主義は、多分に共同体的社会の解体過程から、経済の必然性-資本主義は基本的に個人主義的な社会を形成する-や旧支配(王政や貴族、既存宗教)からの解放・離脱という歴史的な意味を含んでいます。

私はこの個人主義を徹底し、個人の精神的確立を図らなければ、新な共同体をつくることに失敗するのではないかと思っています。

人類の社会的発展の過程は、遅遅として進まず、漸(ようや)く、奴隷制社会から個としての人間を認めようをいう段階にきたばかりです。
それでも、NWOのように、全人類を再び奴隷にしょうとする愚かな人間達がこの世に跋扈(ばっこ)しているのです。
私たちは欲望に基づいた利己主義と個人主義の違いをハッキリと認め、利己主義を排除しつつ、個人の精神向上を図るような教育が必要なのだといえましょう。
新な共同体形成過程には、こうした基本がなければ堕落・腐敗した共同体となりNWOに簡単に絡め取られるでしょう。
民主主義という制度が何故簡単に崩壊するか? という答えは実に”個人精神の確立”が不十分なためだと思うのです。
現在の歴史は、疑似的な民主主義が崩壊過程に入っており、この日本においてもほとんど<官・政・財・学>といった支配のトライアングルによって疑似的な形態ですら民主主義は失われてきています。
そこに現れているのは、露骨な欺瞞による国民支配の構図です。
選挙ですら露骨な不正が行われており、裁判は証拠が無くても裁判官の心証で有罪になる世界です。法の正義すらないのがこの日本という国の現実なのです。
全ての制度を廃棄し直さなければならないドンズマリの中で、新たな社会制度の確立を、どのような基盤により立ち上げるかが、もう既に目前の課題になっているのでしょう。
私たち自身が、個々人としてよくよく考え、そして発言し、行動しなければ新たな社会は創り出すことができません。

長くなりましたので、次回へまた続けます


一刀斎は、国際資本の奴隷にされるTPP参加に断固反対します!



歴史的幻視からの離脱を目指して!(その3)-価値感の相克(1)-

2013-03-13 14:16:47 | 社会
今日はではなく、が降っています。
3月に入って降り積もった雪も一気に融けることでしょう。
こうなると、春さきの川の氾濫が気になります。
今年は、例年の1.5倍以上の雪が降り積もりました。
それが融けることもなく、ただただ積もっていきましたから、春には大量の雪解け水が川に流れ込むことになります。
例年の1.5倍以上の雪が一気に融ける訳ですから、例えれば、山に造ったダムの水が一気に放出されるのに似ています。
川を管理している行政は、そのことに気づいているのでしょうか?
私の予想では、多分、北海道のどこかの川が雪解け水で氾濫すると思います。
空知地方の川が危ないかも知れませんね。

さて、本題にはいります。

私のブログをみにくる既に定年退職された某大学の理科系元教授の方がいます。その方は奇妙なコメントを残していかれるのですが、必ずしも私はこの先生の意見に同意できません。既に亡くなられたかの有名な吉本隆明も原発支持者でした。
漫画家の大家、手塚治虫は最初、原子力支持者だったらしいのですが、やがて反原子力の立場になったらしいです。
手塚治虫の方がその辺の思想家より、先見の明があったといえるでしょう。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E6%9C%AC%E9%9A%86%E6%98%8E(吉本隆明)

ところで、私が思うに、この年代の方々は主に”科学信奉者”なのです。

私も多分同じような思考で生きてきました。ですから、この大先輩たちの思考は充分理解できます。
そして、その”科学”とは西洋の近代科学なのです。
私たちは、この近代科学によって創られた社会を信奉してきましたが、私はどうもこれは”マヤカシ”であると気づき始めました。
そしてその社会を支えている経済思想、社会思想もどうも怪しいことに気づいたのです。
現代の経済については、かのマルクスが資本論によって完膚なきまでに明らかにしています。
現代の世界経済は、マルクスが明らかにした資本主義世界を国際金融資本の支配という形で表現しています。
全てがその国際金融資本を頂点とした支配の中で蠢(うごめ)き、社会、科学そして政治、経済、戦争もその範疇で操られているといっていいでしょう。
世界の動向は国際的金融資本(=NWOの連中)の連中が管理し、国家に寄生して各国民の生血を吸っているのです。
私たちは、一見、国の動向を見ていますが、その実、私たちの”国”を陰から動かしているのは国際金融資本の連中であり、彼らの思惑が全ての社会的動向に影響を与えているのです。

そうした影響下にあっては、西洋近代科学は”悪”の手段となり、科学が人間の幸福な未来を築きあげるなどとする”科学信奉”は偽善に過ぎなくなるのです。
原子力は人間の未来を妨げ、人間社会を絶滅へとすすめる”科学”です。
遺伝子操作は食を通して人間を絶滅させる”科学”です。
何故、そうなるのでしょうか?
それは、”科学”そのものが純粋に独立したものではなく社会的なものだからです。
そんなことは少しまともに考えればわかるのことなのですが、どうも私たちは色々なプロパガンダ(宣伝)に日々、誤魔化されています。
そしてそれを行使しているのが御用学者・御用マスコミなのです。
彼等も国際金融資本と陰に陽につながっているのです。
社会の支配構造は、実に細かく網の目のように、利害と利害に基づく思考で構成されています。
それが疑似民主主義をして選挙で反映され、ほとんど国民に支持されていないのにも関わらず、政治の世界を牛耳ることとなったりします。
現在のアベ自民党政権がその最たるものです。
経済の下部構造が思想などの上部構造を決めるとするマルクス・エンゲルスの達見は、今でも有効ですし、今だからこそその意味がよく現実を反映しており、手に取って見えるようです。

最近の若い日本人は、共産主義社会を毛嫌いしていますが、マルクスが考えていたような社会主義や共産主義などの社会は、この世に存在したことがありません。ソ連も中国も社会主義を”目指した国”であり、その制度の確立に失敗し、社会主義国にすらなりえなかったのです。
ま、北朝鮮は論外ですが。
つまり、共産主義国を嫌いだといっても、幻(まぼろし)を嫌いだと言っているにすぎません。
レーニンの主張でみると、遅れた資本主義国(革命前のロシア)から進んだ資本主義ロシア(革命後のロシア)を経て社会主義国へと進むということになるのでしょうが、すっかり支配権をえた<共産主者という名の官僚>が国民を抑圧し、収奪する社会構造へと変質させていっただけでした。
今の中国をみると、<共産主者という名の官僚>がどのようなものかわかるというものですw。
彼等はすっかり資本主義という毒に侵(おか)されています。

結局、私たちは、歴史的に何か大きな間違いをしてきたようです。

彼の先生が言うに、日本人には未来を考える思考がないと言っています。(「意思は、未来時制の内容である。が、日本語には、時制がない。で、日本人には、意思がない。」)
このような思考に、私も同意したいと思います。ただ、日本語に未来時制がないとは思いませんけどw。
実は、以前、紹介したパリ氏が最近のブログで日本ではフランス革命のような人民の反抗がないため、民主主義が国民のものとして根付いていないというような表現のことが書かれていました。
これは大きな誤解、或いは西洋近代思想のみを是とする思考なのだと思います。
彼の先生とパリ氏をクロスすると、問題点が浮かび上がります。

http://blog.goo.ne.jp/veritas21/d/20130307(「宿り木が繁ると親木は枯れる。寄生虫が増殖すると生き物は死ぬ。人が支配する日本は滅亡するしか無い?」晴れのち曇り、時々パリ)

日本に反権力の行動が歴史的にないのか?といえば、それはNoです!

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E6%8F%86(一揆)

「百姓一揆はすでに徳川初期からみられるが・・・1716-35年間(享保年間)には4.5件(/年)と飛躍している。」(日本資本主義の成立 Ⅰ)

というわけで、日本にも反権力の歴史は充分あるのです。
ただ、どのような社会を作るのか? という思想なり視点がないため、それ以上の発展性がみられないことが反抗の欠点としてあるのです。
明治維新へ至る過程でも百姓一揆、江戸、大阪の庶民の打ちこわしなどが盛んにあり、江戸幕府を根底から揺るがしていくのです。
長州・薩摩などの幕藩、脱藩藩士の動向のみが明治維新の歴史のように思われていますが、歴史の根底には農民・庶民の大きな反幕府のうねりがあったのだということを念頭に置かなければ、歴史に何も学んでいないということになるのです。

そういう意味では明治維新は、農民・庶民にとって裏切られた革命であったと言ってよいでしょう。
ただ、農民・庶民が将来の社会展望をどのように描いていたか?という点を考えてみると、疑問符がつきます。
結局、明治維新によって権力をえた層が西洋諸国に真似て、天皇制を中心とした日本特有の資本主義体制を確立し、戦後に至るのです。
その過程には激しい思想弾圧があったことを忘れてはなりません。

この課題については、1回で書ききれないので次回へ続けます。


一刀斎は、国際資本の奴隷にされるTPP参加に断固反対します!



歴史的幻視からの離脱を目指して!(その2)-宗教の本質を知らずして歴史はわからない-

2013-03-06 15:39:52 | 社会
。今日はボタン雪が降っています。昨日、猫たちが顔を洗っていたので、また雪が降るんだなと思っていましたが、案の定、雪です。

長い間ご無沙汰しましたが、実は「柘榴(ざくろ)の園」(イスラエル・リガルディー著)を読んでいました。
何の本かと言えば、”カバラ”についての解説書です。
本の帯には「霊的天才イスラエル・リガルディーが語りつくすカバラの真義は多くの魔法結社が永らく口伝としてきたものである。」と書かれています。
定価:本体3600円+税=3780円也。

このイスラエル・リガルディーとは何者か? といえば下記の通りの人です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC(イスラエル・リガルディー)
http://www7.ocn.ne.jp/~elfindog/REGARDIE.htm(Regardie, Francis Israel)

魔術師とされていますが、通常、本人やその仲間達、敵対者が自称しているだけです。
その理由については後述します。

イスラエル・リガルディーは魔術界では有名なアレイスター・クロウリーの私設秘書となって魔術師の世界に入ることになります。
アレイスター・クロウリーとは、下記のような人です。漫画界でも有名人だと思いますよぉ~。
知らない貴方は、お堅い人生を生きてきたのでしょう。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%83%AA%E3%83%BC(アレイスター・クロウリー)

さて、この魔術と言われるものの基本は、どうも”カバラ”においているようです。
”カバラ”とは「伝承、もしくは文字となったカバラ-『創造の書』、『ベス、エロヒム』、『バルディス・リモニム』、そして『光輝(ゾハール)の書』に含まれているもの-・・・名称と数字と象徴、そして『生命樹』と呼ばれる概念を含んでいる。」(「柘榴の園」p13)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%A9(カバラ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E5%91%BD%E3%81%AE%E6%A8%B9(生命の樹:セフィロトの木)

このセフィロトの木は、あの世=神の創造の世界を顕(あらわ)した図であり、最下部のマルクト(10番目のセフィロト)が物質界を顕しているといわれます。

この10個のセフィロト(言語)の他に22個のパス(小径:言語)があり、全体で10+22=32個の文字にそれぞれ意味を持たせて創造世界を表しています。

フリーメーソンでは33階層の段階をつくり、生命の樹の32に1段階を加え、33段階目を最上位としているようです。
33番目が、三角形の真ん中にある<目>を意味しているつもりなのかもしれません。
この三角形の中の目は神の目を表していますから、フリーメーソンの33段階目の人は=神のつもりなのでしょう。

残念ながら、どうも世にあるセフィロトの木は間違っているのではないかと思うのです。
上に示したセフィロトの木の図をよくご欄ください。
私は以前から、何か奇妙な感じを受けていました。

あの世とこの世とのつながりを現す言葉として、”上にあるがごとく、下にある”というのがあります。
つまり、上にあるものは下にあるのです。

セフィロトの木の上部は1個の△でできています。ケテル・コクマー(向かって右セフィロト)・ビナー(向かって左セフィロト)です。
格言の通りなら、この下にも中間の△ができなければなりません。
ティファレト・ケセド(右)・ゲブラー(左)の△です。
ところが一般の図ではティファレトが下に落ちてしまっています。
第3組目の図もイェソドが下に落ちているため、全体の図に整合性がありません。
第3組目はイェソド・ネツァク(右)・ホド(左)とならねばなりません。
そして最後がマルクトとなり、全体の図がダイヤモンド型に整合性のとれた図となり、”上にあるがごとく、下にある”創造の図となるのです。
折り曲げて合わせても、丁度ピッタリの図になるはずです。
まさに、”上にあるがごとく、下にある”ということです。

重要な創造の図ですら間違って理解して魔術もヘチマもないでしょう。
リガルディーによると、「魔術の原理によれば、(神の)存在の名を知ることはその存在へのコントロールを得ること」なのだそうです。

ハイハイw。旧約聖書にでてくる神の名YHWHはヨド・へー・バウ・へーと読むのです。
一刀斎はずーと前から知っていましたが、何もいいこと起こりません!

ユダヤ教では、年に1回、大祭司がこのYHWHを2度発音して、神に人民の罪の許しを請っていたそうです。
ですから、神の名=YHWHは秘密の言葉、一般の人が口に出してはいけない言葉だったのです。
発音してはいけない言葉だったので、ギリシャ人が一般名称であるアドナイを合体させて”エホバ”という神名を創作したのです。

ですが、YHWHは神の名前などではありません!
よくよく考えて下さい。
神(=創造)に名前などあろうはずがありません!
ですから、神と呼ぼうがイワシの頭と呼ぼうが構わないのですが、敢えて、神が行った創造の音域(?)がヨド・ヘー・バウ・ヘーだったというわけです。
音域を変えて、6方向に向かって唱え、あの世を創造したと言われています。言われているだけで誰も見たものはいませんが・・・
それから、我々の世界=この世ができたと言われています。

まぁ、そんなこんだで何か魔法が使えると勘違いした連中が、インドのヨガなどの手法も織り交ぜて開発したのが○○団の魔法というわけです。
リガルディーの本を読んでみても、ヨガをアレンジしたもので、ヨガのチャクラの図にセフィロトの木の図を対応させたものにすぎません。

インドのヨガとヨーロッパの魔法の違いは、魔法はあの世から魔物を呼び寄せるくらいでしょう。
ヨーロッパの魔法師と言っている人達は、日本流にいえば<青森のイタコ+沖縄のユタ>ということで、日本なら結構、その辺にゴロゴロいる話しなんです。
何か小難しいことを言っているので、一見、「高等」そうに見えますが、まぁ、現代版シャーマンの真似事をしてる連中と捉えて充分です。
そんな連中が、”ぼ、ぼ、ぼくらは大人の魔法団♪”などをくそまじめに作るから、陰謀を企む連中に利用されるのです。

ついでに言っておきますが、あの世から魔物を呼び寄せられるのか?ですが、あの世とは何でもありの場所ですから、貴方のお望み通りあちらから、こちらへやってきます。その責任は貴方ご自身で負って下さいね。

さて、この魔法師たちの目的ですが、どうもこの世的欲望の達成にあるように思いますので、あまり感心したものではないと思います。

NWO(世界統一政府を企む連中)は、このような魔法師といわれる連中がつくった団体(イルミナティー、フリーメーソンなど)を利用して、神聖帝国を造ろうとしているのだと思います。
上部に位置するのが神であると勘違いしている人々(=現在世界を支配している大金持ち連中)、中間が管理層で神と勘違いしている人々の僕(しもべ)、最下層がブタとされる働く奴隷ということです。
このことをまずベースに歴史認識をして、現在を捉えていかなければならないのだと思います。

またお会いしましょう。


一刀斎は、国際資本の奴隷にされるTPP参加に断固反対します!



歴史的幻視からの離脱を目指して!(その1)-TPPに賛成する日本人は”売国奴”である!-

2013-03-04 16:33:54 | 社会
今年は大雪で、私がこの町にきてから最も積雪が多いと思います。
3月に入っても雪は降り積もり、今も窓の外は降雪中です。
除雪した雪山で向かいの家が見えません! 雪山は2mは優に超えています。
毎日、毎日雪かきが続き、ほとほと疲れました。
3月2日~3日にかけて吹雪いた日に、北海道では8名の方が犠牲になったと報道されていました。
吹雪きで人が亡くなることは、余程でなければ起きません。
お亡くなりになった方のご冥福を祈りたいと思います。


さて、久々に書きますが、何か右向きの方が言いそうな表題にしてしまいました。
実際そうなのですから、ハッキリと”お前たちは売国奴だ!”と言っておかないとダメでしょう。

「TPPに賛成する日本人は”売国奴”である!」と言うわけは、TPPに参加すると日本はアメリカに巣くっている国際資本に食い尽くされるからです。TPPが多国間の自由貿易拡大だなどと言ってる人は、全くTPPの本質を知らないアホか、知ってて騙そうとしている詐欺師かのどちらかです。

TPPの交渉はどの分野で行われるかといえば、下の項目についてだそうです。

 01.物品市場アクセス(農業、繊維・衣料、工業)
 02.原産地規則
 03.貿易円滑化
 04.SPS(衛生植物検疫)
 05.TBT(貿易の技術的障害)
 06.貿易救済(セーフガード等)
 07.政府調達
 08.知的財産
 09.競争政策
 10.越境サービス貿易
 11.商用関係者の移動
 12.金融サービス
 13.電気通信サービス
 14.電子商取引
 15.投資
 16.環境
 17.労働
 18.制度的事項
 19.紛争解決
 20.協力
 21.分野横断的事項

随分と多くの分野で交渉事が行われるわけですが、マスゴミは農業分野と輸出入の貿易についてだけのような話をしています。
日本医師会はTPP参加に反対しています。
何か関係ないように見えますが、実は大ありなのです。

http://ameblo.jp/net-shinsengumi/entry-10924700833.html(「日本医師会、TPP反対表明 」ネット新撰組のブログ)


実はTPPには、以下のHPにみられる毒素条項があります。よくよくお読みください。
TPPによって日本の法律は反故にされ、違反のありなしに関わらずアメリカの国際資本の意にかなわない規制などがあると裁判に訴えられ、賠償金が取られたりします。つまり、社会制度全体がアメリカの国際資本によって都合の良いように変えられるということになるのです。
日本医師会がTPP参加に反対しているのは、TPPの毒素条項によって国民の医療保険制度が解体され、アメリカ同様に貧乏人は医療にかかれなくなるからです。新自由主義が徹底され、1%の金持ちのために社会が存続するようになるということです。
これがTPPの本質であり、貿易協定などではないのです。

http://www.kananet.com/tpp-1.htm(「これがTPPの毒素条項だ!!!」kananet.com)


アメリカでは秘密にされてきたTPPの草案がリークされています。TPPが貿易協定ではないことが暴露されています。

そのリーク内容の報道が下記にあります。ご覧ください。

http://www.youtube.com/watch?v=HLVKAalmD48(アメリカ市民団体がTPPについて報道した驚異の内容とは)

この報道の中で、”パブリック・シチズンのウォラック女史”は、次のように述べています。

<リーク草案でわかったTPPの正体とは?>

・表向きは貿易協定ですが、実質は企業による世界統治です。

・全26章の内、貿易関係は2章のみにすぎません。

・他はみな企業に多大な特権を与え、各国政府の権限を奪うもので、これでは国庫の略奪です。

・これは、1%が私たちの生存権を奪うツールです。

・600人の企業顧問には草案へのアクセス権を与えながら、上院貿易委員会のワイデン委員長はカヤの外です。


アメリカ国内ですらこのような状況なのです。
日本政府がどんなに頑張ると言っても、既に決められたことを飲まされるだけで、何一つ権利を獲得などできないでしょう。


私がNWO(世界統一政府の陰謀)について書いてきたのは、実はこのようにTPPと深く関係するからです。
表面的にアメリカと日本の貿易協定だと国家間の問題に捉えると、問題の本質がまったくみえなくなるからです。
私たちが教育を受けた国際的な歴史観は、<国と国あるいは民族と民族>といったとらえ方でしたが、どうもそうではなく、そうした歴史のとらえ方は表面をなぞっているだけだと気づき始めています。
もっと国家の底流に流れている見えない部分=集団が、どうも国家や国民、民族集団を意図的に操ってることが明らかにされてきています。

私はそれらの特権的集団が、イルミナティーやフリーメーソンといった仮面をつけているように思うのです。
いわゆる陰謀論者の人々が、これらの団体をNWO=イルミナティー&フリーメーソンとし、目の敵にしていますが、どうも的外れなのではないか?と思います。
確かに、そうした団体を利用している面はあるのでしょうが、NWOの本体は違うところにあると思います。

フリーメーソンについては、前にウイキペディアの内容を紹介しましたので、今回はイルミナティーを紹介しておきます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%86%E3%82%A3(イルミナティー)
http://www5e.biglobe.ne.jp/~occultyo/mason/iruminateli.htm(イルミナティ(パヴァリア啓明結社)の興亡)


では、またお会いしましょう。


一刀斎は、国際資本の奴隷にされるTPP参加に断固反対します!