虚空漂浪日記

魂の開放を求めて、右往左往。嫌われものの”宗教”の根本を捜し求める日記です。

今日不思議な夢(?)を見て目が覚めた!

2013-05-24 06:40:05 | 宗教
どんよりとした空。今日は曇りのち時々の予報になっていますが、どうなることやら。

朝の3時半近くに突然目が覚めました。
奇妙な夢をみて、目覚めたのです。
夢というのは全く理解のできない情景を創造しますが、今日みた夢に、何故か!?あのア、ソウーが出てきて私と会話を交わしているのです。
彼が私に問います。
「君は何故、政治の世界に入ってきたのかね?」
私が答えます。
「マルクスが想像した共産世界を超えた自由な人間の世界を創りたいと思うからです。そのためには、個々人が自立した意思を持たなければならないのですが・・・。」
とここまで答えた時、突然、エデンの園とR.A.モンローが霊体離脱してみてきたという概ね百万年前の世界が折り重なっていることに気づいたのです。
そこで、ハッと目覚めました。

スェーデンボルグやモンローも言っていますが、夢を見ている時の多くは霊体離脱しており、あの世で訓練しているのだそうです。

そのことはさて置き、モンローの「究極の旅」は3度ほど目を通しているのに、そのことに気づきませんでした。
多分、あちらの人が教えてくれたのでしょう。

『「こういうわけで、男は父母を離れて女と結ばれ、二人は一体となる。人と妻は二人とも裸であったが、恥ずかしがりはしなかった。・・・
・・・「人は我々の一人のように、善悪を知る者となった。今は、手を伸ばして命の木からも取って食べ、永遠に生きる者となるおそれがある。」』(聖書・創世記・2-24.25/3-22)

『二人は男性で二人は女性だった。これは簡単にわかった。みな、服を身につけていなかったから。・・・
「言いたいことはわかる。でも、虫もウイルスも我々と協調しているんだよ。ロバート。対立はないんだ。死ぬということについては・・・君の言う<死ぬ>ということを、我々は遠い昔にやめてしまったよ」・・・』(「究極の旅」39p~44P)

モンローが案内されて見てきたという約百万年前の人々は裸体で過ごし、会話はテレパシーにより行います。物は意識によって創造でき、天候も左右できます。天候を左右できるという能力は、霊能者の竹内満朋氏が晴天の日に雨を降らせてみせたというエピソードがあります。

まぁ、そいうわけで、エデンの園はこの地球上に存在し、神に管理されたアダムとイブではなく、そこにいた200万人強という人々は自立した超能力者であり、かつ、強力な連帯意識で結ばれていたということです。
モンローによれば、彼等は一斉にあるところに向かって旅立ったということでした。

旧約聖書の創世記にみられるアダムとイブの物語は、脚色された神話でありますけど、モンローが見せられた世界が事実であるとすれば、私たちは彼等のように物の支配の世界から抜け出し、精神の世界へと入ることができるということを意味しています。
とはいえ、私たちは”あちらの世界から来た住民”であるわけですから、死があろうが無かろうが、やはり、あちらの世界へ帰らなければならないのかも知れません。
こんなことを書いていましたら、ふと、かぐや姫の物語を思いだしました。


夢で見た話を、取り急ぎ、まとめてみました。

また、お会いしましょう。



価値観の実相

2013-05-23 18:39:26 | 社会
少し暖かな日があったかと思うと、すぐ肌寒い日々が続く北海道です。
今日は小で、また、暖房用の灯油を買いにいきました。
今年、最後の灯油購入であればいいが・・・と思いつつ、怪しい天候を気にする毎日が続いています。

昨年の5月に老子について書いたのですが、中国の歴史ドラマで老子の話を聞く孔子の場面がありました。
老子と孔子が会ったことがあるのかな?とドラマのストーリーに疑問を持っていたのですが、「史記」の中に老子に会いに行った時の話があるそうで、孔子は老子の話しをまるで龍のようでとらえどころがないと言ったそうです。

http://blog.goo.ne.jp/ogamiitousai/e/8483687e02e3904a8d725942da9102b7(「老子を通して現代を考える」虚空漂浪日記)

史記に書かれている文の意訳は、以下の通りです。

『老子は楚の苦県のライ郷、曲仁里の人である。名は耳、字はタン、姓は李氏といい、周の書庫の記録官であった。
孔子は周におもむいて、老子に礼について教えをこうた。老子はこたえた。
「きみの問題としていることばは、それを発言した当人はその骨と一緒にみな朽ち果ててしまった。ただことばが残っているだけである。元来、君子は時勢に乗ると馬車を走らせるし、時勢に外れると浮き草のように渡り歩く。名のとおった商店は、商品を奥深くしまいこんで、外目には空家のように見える。君子は、すぐれた徳を心の底におさめて、外貌は愚か者のようにみえるといわれる。きみの慢心と欲張り、気取りと激情とをなくしてしまいたまえ。これらはどれも、君の一身にとって何の役にもたたないよ。わたしが君にいいたいことはこれだけだ。」
孔子は帰って弟子にいった。
「鳥ならば飛んで逃げることは、わたしも心得ている。魚ならば泳いで逃げることは、わたしも心得ている。獣類ならば走って逃げることは、わたしも心得ている。走って逃げるものは、網にかけてとらえればよい。泳いで逃げるものは、糸で釣り上げればよい。飛んで逃げるものは、糸弓で射止めたらよい。しかし、竜というものは、いったいどうして風と雲に乗っかって天に舞い上がるのか、さっぱり様子がわからない。わたしは今日、老子にあってきたが、かれこそ竜のような人物であろうかな」』(「斉太公の歴史紹介・老子韓非列伝」より引用しました。)

昨年、書いたブログで、老子と孔子では”位(くらい)”が違うと書いたと思います。
老子の視点はあの世(=天の道)の神からの視点であり、孔子はこの世で孔子が理想と考えた俗物の視点です。
ですから、価値基準がまったく天と地の差があるのです。
ほとんどの人は、老子の視点を他の思想家を同列に並べますが、その思想の起点がどこからのものか?ということが分からないので、まったくチンプンカンプンな解説をしています。

もし、貴方が宗教の研究をしていて、新約聖書をよく理解していれば、イエスの言葉として老子が孔子に話したことばと同じような趣旨のイエスの言葉を目にすることができます。

「自分の義を、見られるために人の前で行わないように注意しなさい。・・・だから、施(ほどこ)しをする時に、偽善者たちが人にほめられるため会堂や町の中でするように、自分の前でラッパを吹きならすな。・・・」(マタイ第六章1~2)

これらイエスの言葉は続いていますが、人の慢心、気取り等々を戒めた言葉です。

言葉として違うように感じるでしょうが、実はイエスも老子も同じ趣旨のことを語っているのです。

この世に価値を置く偽善者は、イエスの言によれば慢心から”人々の眼前で私はこれだけ良いことをしている”と見せつけます。
そうではなくて、良い行いは密かに、目立たないように行いなさいとイエスは言うのです。
老子も「君子は、すぐれた徳を心の底におさめて、外貌は愚か者のようにみえるといわれる。」と語っています。
あの世からの価値指針は、同じなのです。

そのことがわからないから、味噌も糞(クソ)も一緒にして論じてしまうのです。
孔子の言で人生で参考になる点もあるでしょう。
しかし、老子の視点は向こう側からきてる視点ですから、孔子と同列に論じても意味がないのです。
孔子が老子を理解できなかったのは、私が前回のブログでホーキング博士とエンゲルスの事例で挙げたように、三次元界(=私たちに生きている世界)のみに目を向けている限り、絶対に理解不能なことなのです。
ですから、孔子が上だとか、老子が上などと粋がって論じるのはお馬鹿な人々の論であり、交差しないレベルの差があるのだと理解しなければないりません。
このようなことを理解した上で、私たちの生きる糧として利用していけば良いのではないでしょうか?

さて、最近、ハシゲなる者が従軍慰安婦の問題で世間を賑わしているようですが、、ま、正直といえば正直な発言なのでしょう。
批判を垂れ流している売国マスゴミは、10枚舌ですからハシゲとどっこいドッコイでしょう。
ハシゲを正当化する気はありませんけど、少々魔女狩り気味な世相に吐き気がします。

従軍慰安婦が”あった”とか”なかった”とかの論議があるようですけど、従軍慰安婦は間違いなく歴史的に存在しました。
従軍慰安所は軍の要請で作ったことも間違いのない事実です。
ですから、慰安婦の医療検査は軍医が担当しているのですし、使用上の注意書きも軍が作成しています。
民間の売春業者が勝手にしたものではありません。
強制的に連行したかどうかは時と場合によるので、一概にいえないでしょう。
占領地域で強制連行した事実は厳然と証拠と証言が残っています。
従軍慰安婦などいなかったなどという頭の薄い人たちは、証拠や証言について”見たくない””理解したくない””聞きたくない”という拒絶症の人びとなので、論じても無駄な人たちです。

ハシゲは弁護したくありませんが、世界各国の軍が女性を卑しめたのは事実であり、米軍も同罪であり、彼等の主張が二枚舌であることは確かです。
ソ連軍がドイツを占領した時、僅か三日?間で200万人の少女から老婆まで強姦したという話しがあります。
人数の点では色々あるようですけど、ドイツではある時期までこの話はタブーであったと聞いています。

戦争とはそのような悲劇を生み出すものであり、私は戦争を美化する連中を絶対に認める気にはなりません。
日本のアジア侵略を、欧米の植民地からアジアを解放する戦いであった!などと自己欺瞞に陥っている馬鹿丸出しの連中がいますが、ならば何故、そういう連中が子孫としてこの日本に存在するかのか!を問いたいと思いますね。

確かに八紘一宇を信じ戦った日本人はいますし、その人達は現地に止まり解放軍に参加して独立戦争を戦ったのです。
彼等の名誉を横取りして、放言する卑怯者の子孫を私は嘘つきの卑怯者と呼びます。
恥を知らない日本人であることは間違いありません。

少なくとも売国奴のアベの一族は、日本の侵略戦争と欧米との戦争に関して責任があり、とても現日本を代表する人々でないでしょう。
しかし、恥ずかしいことに日本人は彼等を日本の代表者におしあげでしまいました。
そんな彼等が、昨日言った発言を、翌日には正反対にしていまい、且つ又、道徳教育がどうのと言っているのは、もう、世も末だということです。
「嘘つきは泥棒の始まり」と泥棒が子供たちに言うのです。
子供たちは勘づくのです。”うそを言ってもいいのだな!”と。

売国奴が”日本を守る!”と言って、日本を売り飛ばすのです。
それが、今、現状で起こっている日本の姿の真実です。

既に、この憂うべき日本ではいわゆる現世的道徳の価値観ですら失われています。

”弱者・貧乏人・敗者は飢えて死ね!”

これが現在、メインの世相であり、価値観であり、マスゴミどもが掲げているスローガンです。
そしてNWO・アメリカ=官僚支配の下、売国奴アベが進めている政策の実態なのです。

もう一度書きます。

”弱者・貧乏人・敗者は飢えて死ね!”

これが今現在における価値観の実相であり、これに賛同する貴方にやがて舞い戻ってくることでしょう。
神は原則、この世に手出ししませんが、神の法則は有効に作用するのです。


また、お会いしましょう。



2次元の”ひらめ”と3次元の”ねずみ”

2013-05-18 11:00:05 | 宗教
ようやく春らしい気候が訪れ、桜満開です。
今日は
軟弱者のハク(♂)が、家で寝ていますが、ほかのたちは外で遊んでいます。

最近、秦郁彦という人の「南京事件」を買いました。
南京虐殺はなかった!という歴史認識の人がいるようですが、秦氏の著書を読むと少しはその認識も改まるかもしれません。
秦氏は、多分、南京事件は認めたくないが、様々な証拠により南京虐殺はあったという結論に至り、この論争の中では中間派と言われているようです。
私は読んだ感想では、感情的には”南京虐殺”は認めたくないけど事実としてあったという良識派の部類でしょうか?
そういう意味では、かなり突っ込んで様々な資料に当たっている点は評価してもいいでしょう。

スーパーに買い物へ行きましたら、古本市をやっていたので「CIAとビンラディン」(400円)と「ホーキング、宇宙を語る」(300円)を買いました。

「CIAとビンラディン」は宮田律という静岡県立大学の方が書いた本で、CIAの実態と主にパキスタンの関係について述べています。
パキスタンの情勢については、余り知られていないので参考になりました。 
CIAの行動については相当、裏と表がありますから、ビンラディンとの関係についてどれが正しい情報かはよくわからないところがあります。
ただ、CIAはビンラディンなどのテロリストと言われる集団を育てたことは衆目の一致するところです。
つまり、アルカイダと言われるテロリストを育てたのはCAIであり、後にアルカイダは反アメリカになったと宮田氏はみていますが、現状の国際情勢の動きをみていると今でもCIAはアルカイダ風のテロリストを利用しているのは確かな事実です。
例えば、今、内戦中のシリアでは反政府軍にアルカイダ系がいるし、シリア政府をイスラエルが爆撃しているし、アメリカはシリア政府がサリンを使用したという理由で武器供与を反政府側にしようと機会をうかがっています。サリン使用は反政府側が行ったと国連調査団が発表しましたので、でっち上げに失敗しましたが、何れにしろ、シリア政府を倒そうとしているのはアメリカ+イスラエルを支配しているニセユダヤであり、その連中が傭兵である反シリア軍を陰で支援しているのは事実なのです。
そして、その支援されている傭兵軍にアルカイダ系がいるという構図は、ソ連のアフガニスタン侵攻に対する<CAIとアルカイダの関係>をそのまま表現しています。
このような事実関係を眺めていると、アルカイダのようなテロリストはニセユダヤ、あるいはNWOの連中が実施している”偽旗”作戦であることは疑いようのない事実だと言えるでしょう。

要するに、構図はこうです。
CIAが育てたアルカイダのような国際テロリストがいる。彼等はイスラム原理主義を信奉して反アメリカという標語を掲げているが、何故か、反欧米、反アメリカ、反イスラエルを唱える国で反乱を起こします。しかも、何故か、都合よく欧米、アメリカ、イスラエルはそれらの国で反乱を起こしている国際テロリストを支援し、国家転覆をはかろうとするのです。
反面、欧米、アメリカ、イスラエルは国際テロリストを非難し、国際テロリストを支援していると見なされるイスラム諸国を軍事的に攻撃し、その政府を転覆させ、国内を混乱(カオス状に)させています。
イラク、アフガニスタン、エジプト、リビアそしてシリア(現状)と続いています。
アルジェリアは出だしで失敗していますが、今後も狙われることでしょう。
日本人が殺されましたが、何故、日本人が政権交代後、タイミングよく殺されたかを推察してください。
誰が、彼等を殺したかはハッキリしています。

http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2944542/10752962(「シリア政府支持者を処刑する武装組織の映像、人権監視団が公開」AFP BB Nwes 2013年05月17日 09:57 発信地:ベイルート/レバノン)


さて、本題は「ホーキング、宇宙を語る」の方なので、CIAの話題はこの辺でやめておきます。

ホーキング博士は、最近、”神”はいない!と断言したようです。

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2800427/7226101(『ホーキング博士、天国を否定 「暗闇が怖い人間のための架空の世界」』AFP BB Nwes 2011年05月17日 13:01 発信地:ロンドン/英国)

一刀斎にとって、物理学の最先端の細かい話はチンプンカンプンなんですけど、大雑把な意味では理解しました。要するに、まだ、何もわからないということですw。
この話で気づいたのですが、自然科学を取り扱う科学者は、最初から解明不能と思われることは、”横に置いておき”、今、眼前にある課題のみを探求するということでした。
以前、noga先生が孔子の弁をもって皮肉ったのは自然科学者としての態度だということが理解できました。

このことを考えていましたら、共産党宣言で神を否定したマルクスとエンゲルスのことを思い出しました。
宗教の否定=神の否定についてはエンゲルスが果たした研究の役割が大きい(「反デューイング論」エンゲルス著などをご覧ください)のですが、彼が神を否定している論理は実に単純で、私にとっては検討するに値しないのですけど、ホーキング博士の論理と似ているところがあります。

どだい、現代科学によって”神”の存在を証明することは不可能なわけですから、”神”云々を論じるのは避けるべきなのかも知れません。
ただ、言えることは、ホーキング博士にしろエンゲルスにしろ、神に関する知識はキリスト教の通俗的理解であり、その域で判断しているようです。

エンゲルスの哲学に関する把握は、古代ギリシャの哲学からヘーゲル、フォイエルバッハまでで、インドの宗教思想、原始キリスト教周辺に存在した宗教哲学について研究したふしがうかがえません。
また、「家族、私有財産および国家の起源」においてもアメリカインディアンの研究を通じて論をすすめていますが、彼等がもっていた宗教的観点にはまったく触れていません。
マルクス主義では、ヘーゲルの哲学を逆立ちしていると評しますが、宗教的視点については逆にマルクス主義が思考の逆立ちをしているとみるのが正しいと思います。

私は、三次元世界に神(=創造主)は基本的に介入しないと理解しました。
理由は再三書いてきましたので、過去ブログを参考としてください。
つまり、私たちの世界で”神”を見つけることはできないというのが、一刀斎の結論であり、神の実態的世界は多次元界にあると判断したのです。

このような判断に立てば、マルクス主義の主張は三次元界で唯物弁証法は有効かも知れませんが、神について判断する論理として有効ではないということになります。
結局、三次元界から神を論じても、それはマルクス主義者の嫌う”観念論”にならざるを得ないのです。
何故なら、三次元界に”神”はいないのですから、いない存在を”いない”といっても当然のことなのです。
同様なことは、最先端の物理学研究をしている天才ホーキング博士にもいえるわけで、三次元(時間軸をいれると4次元界)をどんなに思弁してもそこには”神”はいません!

http://www.youtube.com/watch?v=yqzCwcL9xDc(千の風になって 秋川雅史)

”天国はない”のではなく、この三次元界に今のところ”天国はない”のであって、三次元界に天国を創りたければ、人間の欲を制御して”自由で平等な世界”を人間自ら創るしかないということです。

以上のような訳で、天才ホーキング博士は2次元界でせっせと世界を思弁し、宇宙を見つめる”ひらめ”に、エンゲルスは三次元世界で世界には物しかない!と駆けずり回っているネズミに似ていると感じました。
凡人である一刀斎が、天才である二人を評するには、尊大な気もしますけど、宗教観については天才二人に論を譲る気はありません。


今回は最近読んだ本について、思い付いたことを書いてみました。

また、お会いしましょう。






NWO、TPP、そして未来の日本-その2

2013-05-14 12:55:38 | 社会
5月12日に町内会の花見を小樽の温泉宿で行いましたが、残念、桜はまだ1分咲き程度でした。
にならなかっただけ、ラッキーだったかも。何せ、前日は風雨が強く、夜半まで続いていましたから。
そんなこんなで、例年より2週間以上遅れている桜の開花ですが、2~3日中には開花宣言もだされるでしょう。

そんな寒い北海道から、TPP後5年から10年先の日本を予想してみたいと思うのです。
これは、預言ではなく予想ですから、ま、当たるも八卦に近いかもです。

今回の予想は、基本的にデータなど使用しないことをお断りしておきます。
既にTPPの本質に関する根拠は皆様に提供しておりますから、過去ブログの資料で想像して頂きたいと思います。

まず、TPPの本質は、

 ①NWO(世界統一政府樹立の企む連中)の支配下にある国際資本が”自由”に=思うままに行動できるような仕組みを創り出すこと。

 ②NWOが全ての経済支配を通じて、<社会制度と政治のシステム>を改変することに眼目があること。

につきます。

こうした本質から予想される改変された社会システムについて、少し書いておきます。
社会全般を取り扱うと、大変な分量になりますから、歪曲されたTPPの問題=農業のシステムを中心に考えてみます。

◇”日本の農業”が壊滅的な打撃を受けるというのは間違い!◇

農業の基本は”種”にあります。
”種”がなければ、農業は成り立ちません。
以前、ご紹介しましたように、日本で”種”を販売している日本企業は僅か1社しか残っていません。
それ以外の”種”を売る企業は国際資本に統合されてしまいました。
TPP後には、その1社もあの手、この手で嫌がらせを受け、倒産或いは国際資本の系列に買収されるでしょう。

次に農地ですが、現在ある農地関連の法律は国際資本の攻撃対象となり、はぼ完全に”農地の自由売買”が行われるでしょう。
ある程度の規模を確保できない地域は、下請け化されるか放棄の対象になるでしょう。
自由売買が可能となった農地は、国際資本の息のかかった企業に買収、統合され、日本的大規模農業(アメリカからみるとそれほど大きくないという意味)となるでしょう。
そこで働く労働者が日本人であるという保障はありません。
TPPは”資本が自由に活動できる場”を提供するわけですから、その中には”人的移動の場”も含まれるわけです。
人件費の安い外国人農業労働者が投入されると予想できるわけです。
このことは、日本の入管システムが大幅に自由化されることを意味します。

それは日本のどこの地域から始まるかですが、まず、東北・関東を中心に進んでいくでしょう。
何故なら、これらの地域は人的に放射能被害が拡大し、人的な喪失、疾病者の増加としてあらわれ、農地の継続的な維持が失われるため、地価の下落を推し進めます。
平たく言えば、多くの人が放射能の影響などで死亡或いは病気になるため、人口減少傾向が顕著になるということです。
人が少なくなると、需給バランスからみて、地価は急激に低下=安くなります。

つまり、国際資本の狙い目は、低地価と低賃金の外国人労働者による比較的大規模な農業に日本の農業システムを再統合していくはずです。
農協は倒産するでしょう。
農村地域の崩壊によって既存の”町・村”という行政単位も崩壊の危機に陥りますから、市町村の合併がより広域的に行われます。
大半の土地は国際資本系列に組み込まれ、そこに住む人々は諸外国の労働者となりますから、多民族国家へと徐々に変質していきます。


このことは、日本人の最低賃金を引き下げる効果を発揮します。
売国奴ケケ中らが推し進めている労働法の改悪によって、労働者の首は簡単に刎(は)ねられるようになっているでしょう。
<国際資本の支配層+売国奴の日本人支配層>、<その下の管理層>、そして<低賃金を享受する日本人の群れと外国人の移民労働者の群れ>の3つの階層に日本の人的社会構造は分かれるでしょう。

かくして、NWOの世界支配の日本版は社会構造としてビルトインされるわけです。

このように、<日本人による農業>から<国際的な>グローバルな農業へと一大飛躍するのが<TPPによるバラ色の未来>なのです。
ですから、「日本の農業」という括(くく)りでみると、大きなダメージではなく、「日本人による農業」という括りではほぼ壊滅的なダメージを受けるでしょう。

何故、このような予測になるか?といえば、例えばモンサント社は<危険な毒入りの種>や<収穫した種が発芽しない種>と<危険な農薬>を売るのが商売なわけですから、商売相手がいないと困るわけです。
そうすると”種”支配を通じて、全ての農家支配と農業構造の改革へと行動すると考えるのが妥当なわけです。
日本の経団連は売国奴会長ですし、自らの利害が絡むので率先して農業支配の手伝いをすることでしょう。
その際、農協が自由化の壁になるでしょうから、多分、解体へ向かうのではないか?と考えるわけです。


以上、大雑把にTPP後の日本農業について予想してみました。

農業の構造改革は一例にすぎませんが、日本国内の様々な産業分野で同様な変化がみられるでしょう。
日本は、全面的に<グローバル化>するのです。
誰のために?・・・国際資本が儲けられるような姿に<グローバル化>するのです。
どのように?・・・全ての人も物も国際資本が儲けれるように<自由化>するのです。

朝鮮人は半島に帰れ!とか中国人は出ていけとか、<自由化>に反対する向きもありますけど、TPPに賛成する限りそのようなスローガンは陳腐なものとなるでしょう。

日本は国際化するし、多民族国家になるし、貧乏人が大量に生まれる社会になるのです。
そこでは、金を持たない者、働けない者(高齢者・障害者・病人etc)はそのまま何の保証もなく打ち捨てられるでしょう。
そんな”完全自由な”パラダスの未来が待っているのです!


一刀斎は、それまで生きていませんので、愚息を心配しつつ、あの世から眺めていることでしょう。

では、また、お会いしましょう



ということで、≪一刀斎は、国際資本の奴隷にされるTPP参加に断固反対します!≫








 




NWO、TPP、そして未来の日本-その1

2013-05-01 16:42:32 | 社会
連休はばかりで、寒い北海道です。
桜はまだ咲きません!


(1)NWOとは何か?

以前のブログで、私はNWOの目指す世界の支配体制を、以下のように表現しました。

「NWO(世界統一政府を企む連中)は、このような魔法師といわれる連中がつくった団体(イルミナティー、フリーメーソンなど)を利用して、神聖帝国を造ろうとしているのだと思います。
上部に位置するのが神であると勘違いしている人々(=現在世界を支配している大金持ち連中)、中間が管理層で神と勘違いしている人々の僕(しもべ)、最下層がブタ(ゴイム)とされる働く奴隷ということです。」

最近、ブラック企業と言われる”ユニクロ”の社長が、国際的な企業を目指し、報酬・賃金を世界同一にし、3段階に分けると言っていたように思います。
そして、朝日新聞の記事に次のような発言が掲載されていました。


『ユニクロ社長、労働者は年収百万円でいい。<2013/04/23 朝日新聞>

「グローバル化の問題。10年前から社員にもいってきた。将来は、年収1億円か100万円に分かれて、中間層が減る。低賃金で働く途上国の人の賃金にフラット化するので、年収100万円のほうになっていくのは仕方がない」』


この社長は目先のことは見えるようで、NWOが世界を3階層に統合支配しようとしていることには気づいているようですが、自分がトップの支配層に入れると勘違いしているところに、彼の限界があるように思います。臭覚だけが発達した成り上がり者の将来は惨めなものなのです。

まず、確認しておかなければならないのは、NWOの連中は<ニセユダヤと白人旧支配層>の連合体であり、多分、それは血族連合体に近いものがあるのだろうと考えられます。
そして、彼等は世の表面に露出することは稀(まれ)なのです。
彼等の支配する企業そのものも、相当、カモフラージュされており、表面にでてくるのは代理人であって、成り上がり者のような発言をすることはほとんどありません。
しかし、彼等は確実に世界の隅々まで支配することを欲し、邪魔者は国家機関を使って抹殺します。
貴方のすぐそばにある、マックもケンタッキーもコーラもあれもこれも彼等の支配の下にあります。

彼等は金融支配によって国家を支配下に置きますから、その典型がアメリカ合衆国という国に結実しています。
当然、アメリカ以前にヨーロッパの国々はニセユダヤの支配下にあり、EUそのものも彼等のコントロール下にあることは明らかでしょう。

私は図(はか)らずもNWOなどというものに首を突っ込んでしましましたが、所謂(いわゆる)陰謀論者と言われる人々が陥(おちい)るのは、NWOの連中が行っている攪乱(かくらん)戦術にかき回されているということです。

私は宗教の研究をしていますから、彼等(NWOの連中)が<宗教的な悪臭>を発散させていることにすぐ気が付きました。
つまり、彼等(NWOの連中)は様々なものを利用します。
イルミナティー、フリーメーソンなどに彼等が関わっていたとしても、それは単なる小道具の一つにすぎません。
少なくとも、カバラを少しでも齧(かじ)ってみると、概ね彼等の思考方法が理解できます。

つまり、<正-反>の関係、白と黒、0と1、父と母、女と男、自由党と労働党、民主党と共和党、革命と反革命、保守と革新、etc。
こうした2つの面にわけて争わせるのが彼等のやり口なのです。
彼等はその外側にいて、相争わせるようにみせるのです。
ですから、その手口に保守も革新も、右も左もすっかりハマってしまうのですよ

第二次世界大戦が<枢軸国と連合国>に分かれて戦ったことを思い浮かべてください。
そして連合国が勝つと、次は<自由主義国と共産主義国>の争いです。
共産主義国が崩壊すると、次は<テロ(おもにイスラム国)と反テロ(おもに自由主義国)>の戦いになっています。

彼等は<敵>を育てます。
共産主義者、ナチス・ファシスト・軍国主義者、テロリスト(イスラム)・・・そしてその育てた<敵>を倒すことによって儲けるのです。
しかも、一歩、一歩、NWO=世界統一政府へ近づいていくのです。

彼等NWOの連中は、いつも、一見、<正義の側>にいます。

ですから、彼等NWOが共産主義の世界政府を創ることなどは絶対にあり得ないのです。

彼等は自らを神とした神聖世界政府を創るつもりであり、その対象人口は10億人であり、残りの50億人は抹殺されるべきと考えているのだろうと思います。
しかも、彼等は極端な人種差別主義者ですから、黒人や黄色人種は大半が抹殺の対象であり、残っても支配される奴隷(ゴイム)の位置づけになるでしょう。

一見、彼等はユダヤ教徒のような主張をしますけれども、実質的にはユダヤ教徒も彼等が利用する”旗”にすぎません。
彼等はユダヤ教徒でもないのです。
ユダヤ教徒は、一神教の神を信奉しますが、自らを神とはしません。

イスラエルという国があり、アラブ諸国=イスラムと対立しているように言いますが、それは紛争を常に起こしておくことがNWOにとって必要なことだからです。
何故か、彼等NWOは新約聖書の「ヨハネの黙示録」に拘(こだわ)っているように見えます。
ハルマゲドンを盛んに宣伝し、そうなるように予言(=そうなるように仕向けている)しています。
昔はソ連がイスラエルに攻めてくることになっていましたが、今、はどうもロシアや中国が攻め込んでくるというストーリーに変わってきています。
多分、神を信ずる連合軍(=イスラエル、ヨーロッパ、アメリカ)と無神教の連合軍(=共産主義国)というストーリーだったのでしょうが、思惑が外れたのでユダヤ教・キリスト教連合軍とイスラムとその支援国(ロシア+中国)と言う風にストーリーを変えてきたのでしょう。
ですから、アラブの春はその根底にNWOの意思が働いており、ついでに目の上のたんこぶである<リビアのカダフィー>は殺されたのです。

http://hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/2011/10/2nato_341f.html(「カダフィ-は、虐殺された!! 約2万回のNATO爆撃の果てに・・・」つむじ風)

アラブ諸国をカオス状態にしておくこと、つでに石油利権を直接確保しておくことが当面のNWOの課題なのでしょう。
アラブ諸国が政治的にカオス状態になると、そこには<テロリスト>が暗躍し、ついてはイスラエルと全面的に諍(いさか)いが生じるのです。
アラブとイスラエルにブスブスと燃える火種があるうちは兵器産業で儲けられるし、それを切っ掛けとして”ハルマゲドン”へ突き進む契機となるのです。

かくして、第三次世界大戦は準備されているのであり、売国奴アベが”グンタイ、グンタイ”を叫んでいるのはNWOの先兵として利用するためであることは明らかなことなのです。
無論、売国奴アベはそのようなことに気づいているとは思えませんが・・・w

現在、NWOはなりふり構わないような行動にでています。
アメリカは充分にファシズム化しました。
準備は既にできています。

次は、周辺諸国でしょう。
そこにTPPの本質が隠されているのです。


(2)TPPとは何か?

TPPを推進しているアメリカ政府に交渉権限がないことは、色々なブログで明らかにされていますし、外務省はHPにアメリカ政府に通商に関する権限がないことが明記されているそうです。
要するに、今、”あーだ、こーだ”と交渉しているように公言されていることは、交渉権のないアメリカ政府としていることであり、全てガセネタであるのです。

さて、TPPの実質的な本体はどこにあるのでしょうか?
下記のHPをご覧ください。


http://gigazine.net/news/20111104_tpp_mastermind/(『アメリカで「TPP」を推進して米政府を操る黒幕たちの正体』GIGAZINE 2011.11.04)


少し、抜粋してみましょう。

『この「全国貿易協議会」、略して「NFTC」という財界団体・同業組合がTPPの裏にいる存在であり、TPPを強力に推進しているわけです。NFTCは1914年に設立され、オープンでルールに基づいた国際貿易システムを主張する最も古く、そして最大の規模を誇っています。会員社数は300を超えており、ワシントンとニューヨークにオフィスを構えています。つまり、オープンな国際貿易と投資制度を促進する公共政策を主張し、専門知識および主要問題についての情報をフル動員して広め、さらに政策決定者とオピニオン・リーダーとの対話によって公開討論に影響を及ぼすことでグローバルな通商を進めることです。
もっとわかりやすく身もふたもない言い方をすると、政府関係者にロビー活動を行って自分たちの会員企業に有利な法律を政府に作らせるのがお仕事、というわけです。
そして、このNFTCのサイトにあるPDFファイル「Letter to NEC Director Sperling in Support of TPP」に、このTPPに賛成し、推進している企業の名前が連ねられています。「NEC」とは「National Economic Council」の略で、日本語訳すると「米国家経済会議」となります。つまり、業界団体が政府に手紙を2011年2月3日付で送った、というわけです。
この手紙自体の中身はTPPで要求したいことがつらつらと書かれており、途中まではすでに一連の記事で書いてきたことばかりなのですが、問題はその文末にあります。

”私たち共通の政府のゴールとして2011年11月までにTPP交渉を終え、アメリカ企業と労働者が外国市場へ適正に参加する能力を制限する障壁の撤廃に取り組みます。この交渉終了を達成するためにアメリカはTPP交渉を通してアメリカ経済全体のキーとなる分野において、高い基準、強い保護、最大限の市場アクセスを要求しなければなりません。”

ということで、なんと2011年11月には交渉の中身自体を「終える」ことが既に2月で目標として出ており、2012年に最低あと5回は交渉が行われるという話でしたが、ほぼ中身自体は確定しており、あとは「最後まで走るだけ」というレベルにまで達しています。だからこそ、最後まで走り切れ!という意味の最後の一押しとなる激励の手紙を政府に送っており、末尾にはこのTPPを推進している企業の名前がずらっと並んでいます。

以下がそのリストです。かなり膨大な量になっていますが、インテル、マイクロソフト、IBM、GAP、コカコーラ、ファイザー、シティグループ、ダウ・ケミカル、GE、ヒューレット・パッカード、ジョンソン・エンド・ジョンソン、リーバイス、オラクル、P&G、タイム・ワーナー、Visa、ウォルマート、ゼロックスなどといった有名企業も山ほどあり、つまりTPPでの交渉とは、これらすべての企業を相手にするのと同じ意味なのだ、ということです。』


ハイ、分かりましたね。

2011年末には、TPPの内容がとっくに決まっており、鴨ネギである日本がいつ白菜や白滝や焼き豆腐つきでやってくるのか!?と待っていたのですが、なかなかこないので「エイヤー」と”ムサシ”してしまったのがわかるわけです。
しかし、折角のムサシにも関わらず、売国奴アベが煮え切らないので、訪米で”喝”が入ったわけですね。
ア、ソウーはアメリカで”水でも何んでも売っちゃいます”と発言しましたから、次期ソーリの地位を得た可能性が高いわけです。

そうそう、ア、ソオーの”水”に関してブログで暴露した方のブログ(正しい情報を探すブログ)は突然停止・廃止されたそうです。

拡散の意味で、転載されている記事を載せておきましょう。

http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/1772372.html(「麻生副首相がトンデモ発言!!麻生氏「水道は全て民営化します」 日本国民の公共財産を売り渡す連中」大摩邇(おおまに))

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=275475(「麻生副首相がトンデモ発言「水道は全て民営化します」。ネスレ社の元CEOは、人々には水を得る権利はないと言いました。」るいネット)

ここまで話してくると、TPPとは何かがよくわかるというものです。

TPPの本質は貿易の自由化などではなく、アメリカの国際資本による国家乗っ取り計画なのであり、全ての資源・権利などをアメリカ国際資本の支配下に置くことを意味するのです。

当然、アメリカ国際資本はNWOの傘下にありますから、世界政府樹立へ一歩前進するわけです。

このように全ての流れがNWOの意思のもとで展開されており、都合の悪いことを書くブログは廃止処分にあうというところまで来ているということです。
そしてこの日本には、売国奴の集団が恰(あたか)も”愛国者”の衣を着て、反韓・反中・反露を叫び、戦争を煽るのです。
これらの売国奴たちが、NWOに踊らされているということも知らず、ただただ反韓・反中・反露を言えば愛国だと信じている哀れな人々だと思います。

愛国を叫ぶなら、まず、アメリカからの独立を叫びなさい。
米軍の撤退を主張しなさい。

但し、命の保障はありませんけど。


長くなってしまいましたので、次回に続けます。


<参考ブログ>http://seetell.jp/29148(「TPPで失われる、日本の国家主権 相手は多国籍企業」Seetell)



≪一刀斎は、国際資本の奴隷にされるTPP参加に断固反対します!≫