虚空漂浪日記

魂の開放を求めて、右往左往。嫌われものの”宗教”の根本を捜し求める日記です。

”陰謀論”というなかれ!

2012-05-30 15:37:25 | 社会
今年も新生子猫軍団(野良)が押し寄せ、我が家の経済を圧迫しています。
今年の子猫軍団は4匹、親を入れて5匹が押し寄せ、食糧を要求しています
子猫は多分、3匹がメス、1匹がオスのようです。色は灰色が2匹、茶虎は2匹で、オスは灰色で他の子猫より1.5倍くらい大きいです。オスなのに臆病で、目があっただけで逃げ回っていましたが、ようやく馴れてきました。
オスの子猫は毛がふわふわとしていて、目が大きく-顔も大きいけれどw-まるで縫いぐるみのようです。誰か貰い手がいればいいのですが・・・。

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さて、話しは変わりますが、ある投書欄のコメントにあった記事をクリックすると、


http://www.youtube.com/watch?v=yp0ZhgEYoBI(スライブ—いったい何が必要になるのか)

※「・このコンテンツを新しいウインドで開く」をクリックしてご覧になってください。

上記のような映像がありました。随分長い映像です。

何となく興味をひかれ、全編をみたのですが、ほとんどは私が30年以上前に本などで知っていることばかりでした。

フリーエネルギー、UFO、ニセユダヤの支配などなどですが、これらの話は”陰謀論”といわれ、多くの”良識的な”人々から馬鹿にされているようです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B0%E8%AC%80%E8%AB%96%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7(陰謀論の一覧)

ほとんどは知っている内容なので今更驚くほどではないのですが、かって本で知った”陰謀論”のほとんどが事実であり、陰謀などではなく実際に進行していることであるということを、ネットを利用し始めてから私は確認してきました。

例えば、UFOなどはTVなどで面白おかしく取り上げていますが、欧米の知識層にとってはその存在は常識だとされています。
大衆を煙に巻くための情報操作が、常に行われているのが現実です。
ツインタワーが崩壊した9.11は明らかにアメリカ政府・イスラエル(=ニセユダヤ資本家など)・イギリス報道機関などの連合によるヤラセ虐殺事件であることは論を待ちません。
ここ1年以内で確認した”陰謀論”では”ケム・トレイル”というのがあり、飛行機から何やら物質を撒いているというのがあります。
実際に飛行機を利用し物質の散布(アルミニウムと言ってましたが・・・)を提案した学者が学会で報告している映像がありますから、事実であり”陰謀”ではありません。実際に行われていることなのです。
これは農薬を飛行機で畑に散布するような感覚なのでしょうか?
何故、何のために人々の住む街に散布するのでしょうか!?
上の映像を見ていくと、その答えがでてきます。

人間というものはあさましいもので、使え切れないほどの大金持ちになると、今度は”世界をわが物”としたいようです。
ある意味、着々と進行しているようにみえる”世界制覇”ですが、そうは問屋が卸さないのが人間界の常ですね。
少数の支配層と圧倒的大多数の非支配大衆、その非支配大衆を情報操作で洗脳してきたわけですが、WEBの大衆化によって情報操作が徐々に崩れつつあります。次々と暴露される裏情報が、この日本でも歴史観を覆しています。大手新聞はアメリカCIAの手先であったとか、当然、TVもその傘下にあるわけです。

日本の人々も次第に洗脳から解放されはじめ、現日本の政治、経済、文化のあり方に疑問をもつようになってきたと思います。まだまだ、少数かもしれませんが・・・。
大きな意味では、自民党の長期支配からの政権交代で起きた民主党現政権の国民に対する裏切り行為は、アメリカと日本の関係、その支配構造も含めて明らかにしてきたという意味で、日本人の意識改革に貢献したといえるでしょう。
大雑把に日本の支配構造を説明すると、<エセ・ユダヤ資本-アメリカ政府-日本の米追随官僚&経済界-日本政府-洗脳された日本国民>という支配構造でしょうか。
TPPなどは、お金の流れをこの構造のなかで直接吸収できるように整備しようとするだけのものです。以前は国家間の流れだったものを、直接チューっと吸い取ろうとしているわけです。<エセ・ユダヤ資本-洗脳された日本国民>の関係を創り出そうという代物(しろもの)です。ですから、邪魔な日本特有の法律、制度は全て排除していくことになります。

これは陰謀論ではなく、現実に進行中の事実ですね。

このように”陰謀論”だと否定するのではなく、目を見開いて、よく調べて事実関係を精査する必要があると思います。

さて、このような視点から世界・日本の政治経済・文化などを観察してみると、意外に様々に起きる世界・日本の事象が何故そうなるのかが分かってくるでしょう。
折角、貴方もネットの世界に足をというか、首を突っ込んでいるのですから、”何が真実で””何が嘘か”を勉強してみるのも、頭の体操になるのではないでしょうか?

「スライブ—いったい何が必要になるのか」は2時間を超える映像ですが、新しい世界観を見出すことになるかも知れません。
ぜひ、全編をごらんになって下さいませ。

今日は、この世のお話でした。

また、お会いしましょう。

追加:以前にこの問題について検討していた時発見したブログがありました。すっかり忘れていました
長い内容なので、時間のある時にお読みください。

http://worldwatcher09.blog51.fc2.com/blog-entry-25.html(マサのトレンド・ウォッチャー)


老子を通して現代を考える

2012-05-16 19:43:52 | 宗教
3ヶ月くらい前、街に用事ができたのでついでに本屋に立ち寄りました。これといって読みたい本があるわけでもないので、ブラブラと宗教関係とか思想関係の陳列棚を眺めていると、ふと、”老子”という名前が頭に浮かびました。
”老子”・・・名前は知っていますが、よく知らない人物です。高校の漢文にちょこっとあったような?
ま、そんなわけで、「老子(全)-自在に生きる81章ー」(王明 校訂・訳)というのを買ってきました。
その日のうちに全編目を通したのですが、”なるほど”と思いました。

老子が書いたという「道徳経」というのは、古代中国に伝えられた古代宗教をまとめ、解説したもので、その視点から現世の生き方を表現したものだということが分かりました。
「道徳経」いわば、古代中国の宗教書だといえます。
なかなか含蓄(がんちく:意味に深い味わいがひそんでいること)のある本なんですが、表面的な言葉尻しかとらえないおバカさんも多いようです。
「道徳経」は、以下の二つを参考までにあげておきます。

http://www.asahi-net.or.jp/~qh4s-kbym/TaoWorld.html
http://www.geocities.jp/ixtutou144/rousia.htm

中国では老子も孔子も同列に語られますが、老子と孔子とではぜんぜん位(くらい)が違います。
老子はあの世の視点からこの世をみていますが、孔子はこの世の視点(理想的な政治)を肯定するために”天”なるものを想像しているにすぎません。
老子が書いた「道徳経」は、古代オリエントの宗教観、カバラ、アメリカインディオの宗教観と同じような視点から語られています。
この点については、ずーと以前に書いてあります。

”無から有が生じる”という宗教的視点は、古代の宗教ではみな同じ立場にたっています。インドでも同じでしたね。
何故、老子がふっと頭に浮かんだかは、これで理解できました。
宗教の原点を追求している私にとって、老子の「道徳経」は中国版の宗教の原点だということだったのでしょう。
そういう点では、多くの学者はほとんど無知といっていいかも知れません。
何故なら、諸子百家という思想家の一人として並べてしまう程度の認識しかないからです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%80%81%E5%AD%90(老子-ウィキぺディア)

老子の日本語訳は結構堅苦しい訳が多いのですが、私の買ってきた本はわかりやすく意訳しています。
すこし、抜き書きしてみましょう。

「いま仮に 宇宙の始まりを 無と名付けるならば 万物を生み出したものを 有と名付けてよいだろう」(第1章)

「根源に還ることを安息といい 安息とは天命にゆだねることであると 言い換えてもよい この永遠の法則を知ることが悟りであり・・・」(第16章)

「仁だとか義だとか騒ぎ立てるのは すでに正道がおかしくなっているからだ ・・・ 良い大臣が待望されるのは 国がすでに崩壊しかかっている 証拠にほかならない」(第18章)

「私には三つの至宝がある 一に慈愛 二に決して生命エネルギーを浪費しないこと 三にあえて天下の先頭にたたないこと この三つである」(第67章)

「世の災いを己の身に引き受ける者こそ 国の本当の守り手であり 世の罪を自ら背負う者こそ 世界の王の中の王であると」(第78章)

何やら、仏教的、キリスト教的な言い方がありますね。第78章の部分はイエスの行為そのものかも知れません。
このように、老子の書いたことは非常に根源的な宗教に基づいた”言葉”だということに気づくはずです。

18章の言葉は、同じようなことをスエデンボルグが言ってます。向こうからくる言葉は多少の表現は異なりますが、似ているといえるでしょう。

「良い大臣が待望されるのは 国がすでに崩壊しかかっている 証拠にほかならない」(第18章)は、現代日本の状況そのものかも知れませんね

最後に、この言葉を抜き書きしておきます。

「貪欲(どんよく)より罪の大きなものはなく 足るを知らないことにより 大きな災いはないのである 

「欲得しか知らない者は ただ惨(みじ)めな咎(とが)めを受けることになるのである 

「足るを知る者は絶対に 戦争を起こすことはないのである」(第46章)

今、現在、日本で起きていること、そしてアメリカが何故戦争を引き起こしているのか、この言葉の中に言い表されていると思います。

老子・・・一度、触れてみていい”宗教書”だと思います。

また、お会いしましょう。