虚空漂浪日記

魂の開放を求めて、右往左往。嫌われものの”宗教”の根本を捜し求める日記です。

管理人はみた!(その4)

2009-04-23 13:26:44 | 宗教
4月も中旬を過ぎ、暖かい日と寒い日が交互にやってきます。でも、今年は過ごしやすいかも知れません。
ゴールデンウイークもあと1週間にせまりましたね。
私は、今、暇してるので毎日ゴールデン?かなw。
今年は、不況のため16連休という会社があるそうな。
休むときはしっかり休みましょう!

2.輪廻転生はあるのか?

さて、本題に入ります。
今日の課題は”輪廻転生”です。
私は、ずーと”輪廻転生”があるのかどうか、疑問に思っていました。
今は<あると思います!>が私の答えですが。

R.シュタイナーは、輪廻転生の期間を千年とか数千年といった長い期間だといっています。
これはどうも疑わしと思います。
そういう人もいるのでしょうが、その期間はもっと短いのが一般的ではないでしょうか。
無論、シュタイナーが間違っているのではなく、断定-皆そうだというような言い方に問題がある-していることに疑問を呈したいということですね。

例えば、中国国際生命科学院が、生まれ変わりについて大規模な調査をしたことがあるそうです。確かに生まれ変わりだといえる証拠をえたそうですが、その生まれ変わる時間は4時間後から18年後まで様々だったそうです。

同じような事例で、アメリカのヴァージニア大学でもインドにおいて調査したと思いますが、生まれ変わりと考えられる子供達の親が生きていたりします。

つまり、輪廻転生の時間については制約がないと考えてよいと思いますし、普通は千年単位より短いのではないかと思われます。

仏教では<天界・人間界・修羅界・畜生界・餓鬼界・地獄界>を<この世=輪廻転生のある世界>とし、一方に<彼岸=苦も死も転生もない世界>を想定しています。
ま、彼岸とは大乗仏教にいう極楽浄土なんでしょうが、輪廻転生を乗り越えた世界といえます。

ところが、私たちの観念からすると<人間界・畜生界>=この世、<天界・飢餓界・地獄界>+<極楽浄土=天国>=あの世と考えていると思います。

あの世は、見えない世界の総体だからです。

輪廻転生が<ある>のか<ない>のかについては、現にフィルドワークによって事例が確認されている以上、<ある>といっていいのではないでしょうか?
事例として見つかった人達は、たまたま前世を記憶していただけであり、ほとんどの人は忘れて(=消去されて)いるといわれています。

人間が何故輪廻転生するのかという点については、この世での訓練、修行、経験などなど色々な説があるようですが、この世でしか味わえない経験をあの世へ移送するのが目的だと私は考えています。

無論、この世でしか味わえない”おしいしい体験=酒池肉林のような”とう意味ではありませんので誤解のないように

そう考えないかぎり、創造主がこの世を造った理由が分からなくなりますからね
創造主が人間に自由を与えるには、何らかの意味があるはずですから。

但し、この世で様々な意味で”自由”がないということは、人間相互の社会が作り出したことであり、創造主は関係ないと思っています。

ところで、”人間の自由”についてR.シュタイナーは、ルツィフェルという存在-彼の見方からするとサタン・悪魔と同類か?-の影響によるといっています。

「人間の人格の自立性と自由の感情は、この(ルツィフェル)の存在に負うている」(『神秘学概論』p289)

ま、堕天使(?)であるルツィフェルも元は天使だったのだから、神様-人間からみると-が自由を与えたということで取り敢えず妥協してもらいましょうw。

この項の最後になりますが、輪廻転生する個人の魂がこの世に戻ってくる動機ですが、<あの世に留めて置けない>から戻る訳ですね。
見方によってはあの世から追い出されるのですが、基本的には個人の魂がもう一度この世で生きたいと思うからでしょう。

また、個人の自由意志-因果応報という制約付ですが-で行き先を決めるのだと思います。

ですから、子供が「お父ちゃんとお母ちゃんが(自分を)勝手に作った」といった時、「体は作ったけれど、そこに来たのはお前の勝手だ」と答えておきましょう
子供に言っても分からないかw。

ということで、次回へ続きます。








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