虚空漂浪日記

魂の開放を求めて、右往左往。嫌われものの”宗教”の根本を捜し求める日記です。

モーセは何者?

2008-09-01 13:08:13 | 宗教
北海道はすっかり秋模様です。今年も子猫を連れた親猫(昨年の子猫ですが)がやってきて、居候をきめこみつつあります。冬までに子猫は何匹キープできるのでしょうか? 今のところ親1匹+子猫5匹=全員キープ状態です。食費がどんどん増加していきますw。何とかせねば・・・・。

さて、モーセについて何か書こうと考えてから、もう随分と月日がたちました。
モーセに関連する本も20冊くらい読みましたが、見解はいろいろで、どれが正しいのか今もって不明なようです。

概ね一致した見解は、
①モーセに該当する人間はいたらしい。
②モーセのいた時代は紀元前12~14世紀の間くらい。
③モーセ5書の内容は、様々な言い伝え、記録者(制作者)の見解などから作られたもので、モーセが書いたものではない。
こんなところでしょうか。

モーセ五書を改めて読んでみると、イエスの言葉はほとんどモーセ五書の中に見受けられます。
キリスト教において、モーセ五書はとても重要な書物なんだということがわかりました。

モーセ五書が成立した年代は、バビロニアによるユダの捕囚後と言われていますから、概ね紀元前6世紀頃(最終完了が紀元前300年頃と言われている)でしょうか。
一方、ユダヤ人の捕囚帰還を奨励したペルシヤのキュロス大王はゾロアスター教の信者だったらしいので、モーセ五書の成立に大きな影響を与えた可能性があります。(ユダヤ人のイスラエル帰還第一陣は紀元前538年)

そのような訳で、最近、モーセ五書の成立とゾロアスター教の関係を調べ直さないとダメかなと思い、ただ今、ゾロアスター教の本を読んでる最中です。
ところが、ゾロアスター教自体も謎だらけだということがわかりました。

時間がかかりそう・・・・。です。